バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒトiPS細胞の日米開発競争、勝者はどっち?

2007年12月01日 | 医療 医薬 健康
現段階では日本が先行か
 「ヒトの皮膚から万能細胞を作ることに成功」――。日米の研究グループが、ヒト線維芽細胞から胚性幹細胞(ES細胞)と同じ特性を持つ幹細胞(誘導多能性幹細胞:iPS細胞)を作成することに成功したとそれぞれ論文を発表し、話題を呼んでいる。なぜこれだけの話題を巻き起こしたのだろうか。日経BP MedicalOnline.,2007-11-29

脳形成解明へ新理論 静岡大・黒田准教授ら

2007年12月01日 | 生命科学 生物誌
 静岡大教育学部の黒田裕樹准教授(34)と米UCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)の合同研究グループは脊椎(せきつい)動物が胚(はい)発生の段階で脳を形成する際の分子の働きを解明した。従来の概念を覆す内容で、脳形成メカニズムの全体像を解明する一つの手掛かりとなりそうだ。生物学界で権威ある米科学誌セルに30日掲載される。
 脳は、受精卵が十数回細胞分裂した段階(胞胚期)でその領域ができるとされる。これまでの研究で、領域は「BMP」「Wnt」という2つのタンパク質の働きがいずれも弱まることで形成される、と分かっている。 静岡新聞 2007-11-30

霜降り肉増産に活路 信大・盧准教授の研究に日本農学進歩賞

2007年12月01日 | 創薬 生化学 薬理学
 信大農学部(上伊那郡南箕輪村)の盧尚建(ロー・サングン)准教授(39)が、財団法人農学会の本年度の日本農学進歩賞を受賞した。農学の進歩に貢献した40歳未満の若手研究者に贈られる賞で、動物の体に脂肪が蓄積する際にかかわる遺伝子の発見や、すでに知られていたホルモンの新しい役割を見いだした研究などが評価された。信濃毎日新聞 2007-11-29

アホロートルの「強力な再生能力」を可能にする遺伝子を同定

2007年12月01日 | NEWSクリッピング
Kristen Philipkoski
モントリオール大学の研究チームが、メキシコの湖に生息するサンショウウオの一種、アホロートル(Axolotl)の四肢再生を可能にする遺伝子を同定した。[アホロートルは、日本ではアルビノ個体が「ウーパールーパー」という名前で販売されている。再生能力が非常に強く、脳の一部を再生した例もあるという。]
「TGF-beta 1」と呼ばれるこの遺伝子は、新しい細胞の発生や動きを制御し、アホロートルが四肢や尾、顎(あご)、脊髄、さらには脳の一部といった複雑な組織を再生できるようにしている。WiredVision 2007年11月30日

ウーパールーパー

白血病の新しい治療技法

2007年12月01日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平8-327473 出願日 : 1996年10月31日
公開番号 : 特許公開平10-130174 公開日 : 1998年5月19日
出願人 : 石原 寿 発明者 : 石原 寿

発明の名称 : 白血病の新しい治療技法

【課題】親子や近親者とか同じような遺伝子体系を持つものの遺伝子で、欠乏遺伝子や欠陥遺伝子を正常な遺伝子で補うようにいろいろな手段を用い、リスクや拒否反応を大幅に改善して、遺伝子治療の分野で広範囲に活用出来る技法を編み出す。
【解決手段】白血病を治療する方法として、遺伝子治療で、骨髄移植よりリスクの少ない、拒否反応も少ない技法で、欠乏遺伝子や欠陥遺伝子を正常遺伝子を組み込むことにより、自力で体内の改善を図り治療効果を高める。

米スタンフォード大研究チームがマウスの皮膚の若返りに成功

2007年12月01日 | 医療 医薬 健康
米スタンフォード大(Stanford University)医学部の研究チームが、欠陥遺伝子の働きを阻止する仕組みを発見し、マウスの皮膚を若返らせることに成功した。
 27日に発表された研究報告によると、同大の研究チームはコンピューター解析により、特定のタンパク質がさまざまな組織の老化に伴う遺伝子変化を促進することを発見。この発見をもとに、成長時に特殊な化学物質を含んだクリームを塗布すると、問題の欠陥遺伝子「NF-eB」のスイッチがオフになるよう遺伝子操作を施したマウスを開発した。AFP BBNews 2007年11月30日


「知能にかかわる遺伝子の発見は困難」、英研究報告

2007年12月01日 | 医療 医薬 健康
【11月30日 AFP】「知能を決定する遺伝子を発見することは非常に難しい」との研究結果が、12月1日発行の英科学誌ニュー・サイエンティスト(New Scientist)に発表される。
 ロンドン大学精神医学研究所(Institute of Psychiatry in London)のロバート・プロミン(Robert Plomin)氏率いる研究チームは、7歳児7000人から知能テストの点数を入手した。点数の高い子どもと低い子どもに遺伝的違いがあるかを特定するため、併せてDNAサンプルも採集した。AFP BBNews 2007年11月30日

トランスジェニック植物におけるアポリポタンパク質の産生法

2007年12月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-538622 出願日 : 2004年11月15日
公表番号 : 特許公表2007-510420 公表日 : 2007年4月26日
出願人 : セムバイオシス ジェネティクス インコーポレイテッド 発明者 : モロニー モーリス エム. 外1名

発明の名称 : トランスジェニック植物におけるアポリポタンパク質の産生法

植物におけるアポリポタンパク質の産生法について記載する。1つの態様では本発明は、以下の段階を含む、植物におけるアポリポタンパク質の発現法を提供する:(a)使用可能に連結された成分として5'→3'の転写方向に(i)植物細胞における発現を制御可能である核酸配列;および(ii)アポリポタンパク質のポリペプチドをコードする核酸配列を含むキメラ核酸コンストラクトを提供する段階;(b)キメラ核酸コンストラクトを植物細胞に導入する段階;ならびに植物細胞を、アポリポタンパク質を発現する種子をつけることが可能な成熟植物体に成長させる段階。

微生物によるキモシン及びキモシン前駆体の生産法

2007年12月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-206947 出願日 : 1982年10月14日
公開番号 : 特許公開平5-219951 公開日 : 1993年8月31日
出願人 : ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 発明者 : ヤン・マート 外3名

発明の名称 : 微生物によるキモシン及びキモシン前駆体の生産法

【目的】 チーズ製造に必要とされるレンネットの代替物を、組換えDNA含有微生物にて生産する。
【構成】 特定の塩基配列を有するウシプレプロキモシン又はその各種の対立型又は成熟型をコードする特定構造遺伝子及び適当なレギュロンを含んでなる組換えプラスミドで微生物を形質転換して、その培養物からプレプロキモシン又はその各種の対立型又は成熟型を得る。

プロキモシンの製造方法

2007年12月01日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平4-300632 出願日 : 1984年3月9日
公開番号 : 特許公開平5-268958 公開日 : 1993年10月19日
出願人 : 別府 輝彦 発明者 : 別府 輝彦 外5名

発明の名称 : プロキモシンの製造方法

【構成】 プロキモシン発現型組換えプラスミドpCR712を形質転換により大腸菌宿主に導入し、得られる形質転換株を培養することからなるプロキモシンの製造法。
【効果】 プロキモシンを高効率で製造することができる。