バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「ES細胞、クローン胚研究も重要」 文科省が意見書

2007年12月04日 | 生命科学 生物誌
人クローン胚から作る胚性幹細胞(ES細胞)に関する研究指針案を検討してきた文部科学省の作業部会は4日、京都大グループによる作製成功で人工多能性幹細胞(iPS細胞)への期待がにわかに高まっていることについて「iPS研究は基礎研究段階であり、ES細胞やクローン胚研究も重要」とする意見書を出す方針を決めた。Asahi.com.,2007-12-04

ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)細胞傷害性T細胞エピトープ

2007年12月04日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-507123 出願日 : 2002年6月26日
公表番号 : 特許公表2005-504733 公表日 : 2005年2月17日
出願人 : ザ カウンシル オブ ザ クイーンズランド インスティテュート オブ メディカル リサーチ 発明者 : カンナ,ラジヴ 外2名

発明の名称 : 新規なヒトサイトメガロウイルス(HCMV)細胞傷害性T細胞エピトープ、ポリエピトープ、それを含む組成物、ならびにその診断、予防および治療上の使用

本発明は、ヒトサイトメガロウイルス(HCMV)の14の明確に区別される抗原に由来するCTLエピトープペプチドおよびポリエピトープペプチドを提供する。前記ペプチドは世界の様々な民族集団において最も広く行き渡っているクラスI対立遺伝子HLAにより拘束される。これらのエピトープはCTLエピトープに基づくHCMVワクチンのための重要な足場を提供する。本発明はさらに、前記エピトープおよびポリエピトープペプチドを含有するワクチン組成物、ならびにヒトのワクチン接種方法およびヒト被験者へのHCMV特異的T細胞の養子移入方法を提供する。本発明はさらに、被験者のHCMV状態またはHCMV特異的免疫のレベルを測定するための試薬および方法を提供する。

ワクチンおよび遺伝子治療組成物およびその作製および使用法

2007年12月04日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2000-601912 出願日 : 2000年3月3日
公表番号 : 特許公表2002-538090 公表日 : 2002年11月12日
出願人 : ザ・トラスティーズ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・ペンシルバニア 発明者 : ウェイナー,デイヴィッド・ビー 外2名

個体において免疫原に対する免疫応答を誘導する方法が開示されている。本方法は免疫原をコードしているヌクレオチド配列および主要組織適合複合体抗原をコードしているヌクレオチド配列を含む一つまたはそれ以上の核酸分子を個体に投与することから成っている。免疫原および主要組織適合複合体抗原をコードしているヌクレオチド配列は個体の細胞により取り込まれた時に発現され、個体において免疫原に対する免疫応答が誘導される。細胞、組織および器官移植を受けている個体においての一致していない供与者細胞、組織および器官の拒絶を軽減する方法が開示されている。本方法は死信号または毒素をコードしているヌクレオチド配列および供与者細胞、組織および器官に一致している主要組織適合複合体抗原をコードしているヌクレオチド配列を含む一つまたはそれ以上の核酸分子を個体に投与することから成っている。主要組織適合複合体抗原および死信号または毒素をコードしているヌクレオチド配列は個体の細胞により取り込まれた時に発現される。死信号または毒素との相互作用によるT細胞死滅は一致していない供与者細胞、組織および器官の拒絶を軽減する。個体における優性免疫応答を減少させる方法および特異的免疫応答に関連するT細胞の亜集団を拡大する方法も開示されている。本方法を実施するために有用なプラスミドおよびプラスミドを含んでいる組成物が開示されている。

種の同定のための普遍的標的

2007年12月04日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-532328 出願日 : 1996年4月26日
公表番号 : 特許公表平11-503921 公表日 : 1999年4月6日
出願人 : ユニバーシティー オブ ブリティッシュ コロンビア 外1名 発明者 : ゴー,スウィー,ハン 外2名

発明の名称 : 種の同定のための普遍的標的

本発明は、オリゴヌクレオチドプライマー、およびこのプライマーを生物の種の同定に使用する方法を提供する。該同定には、熱ショックポリペプチドの高度に保存された領域をコードする可変ポリヌクレオチド配列の増幅が含まれる。

血液血小板の微生物汚染除去方法

2007年12月04日 | 加齢 老化制御
出願番号 : 特許出願平8-531807 出願日 : 1996年4月9日
公表番号 : 特許公表平11-503936 公表日 : 1999年4月6日
出願人 : ザ・ユニヴァーシティ・オヴ・ノース・キャロライナ・アト・チャペル・ヒル 外2名 発明者 : リード,マージョリー・エス 外2名

発明の名称 : 血液血小板の微生物汚染除去方法

ヒト血液血小板製剤の微生物汚染物を不活化する方法が開示されている。方法は、まず微生物汚染が疑われる血液血小板、特にヒト血液血小板を供給することを含む。次に、血小板を固定するのに十分な時間(好ましくは、45分から1時間)、血小板を固定液に(好ましくは、血小板を1.8%パラホルムアルデヒド溶液と混合する事により)接触させる。固定後、血小板を、好ましくは洗浄、乾燥して固定乾燥血液血小板を調製する。血小板を固定液に接触させるステップは、汚染微生物の一部または全てを死滅させるのに十分な時間実施する。

ケモカイン結合タンパク質およびその使用

2007年12月04日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-532329 出願日 : 1996年4月19日
公表番号 : 特許公表平11-504036 公表日 : 1999年4月6日
出願人 : ザ ガバナーズ オブ ザ ユニバーシティー オブ アルバータ 発明者 : マクファーデン,グラント 外1名

発明の名称 : ケモカイン結合タンパク質およびその使用

本発明は、ポックスウイルスによってコードされ、急性又は慢性の調節不全(dysregulated)炎症応答に関連した病徴に対するT7インターフェロン受容体相同体と相同のアミノ酸配列を有する新規のI型ケモカイン結合性タンパク質の使用方法を提供する。


β-N-アセチルガラクトサミニダーゼ遺伝子

2007年12月04日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平9-252441 出願日 : 1997年9月17日
公開番号 : 特許公開平11-89574 公開日 : 1999年4月6日
出願人 : 大和化成株式会社 発明者 : 小林 亮子 外4名

発明の名称 : β-N-アセチルガラクトサミニダーゼ遺伝子

【課題】 糖タンパク質および糖脂質などの構造解析などに有用なβ-N-アセチルガラクトサミニダーゼ活性を有するポリペプチドを工業的に有利に製造する方法を提供すること。
【解決手段】 β-N-アセチルガラクトサミニダーゼ活性を有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含有する単離されたDNA、このDNAを含む組換えDNAおよび発現ベクター、この発現ベクターにより形質転換た形質転換体ならびにこの形質転換体を用いて前記ポリペプチドを製造する方法が提供される。


大豆胚軸を原料としたイソフラボン化合物を含有する生成物の 製造法

2007年12月04日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願平9-255297 出願日 : 1997年9月19日
公開番号 : 特許公開平11-89589 公開日 : 1999年4月6日
出願人 : 不二製油株式会社 発明者 : 荒木 秀雄 外2名

発明の名称 : 大豆胚軸を原料としたイソフラボン化合物を含有する生成物の 製造法

【課題】イソフラボン化合物の内、配糖体であるダイジン、ゲニスチン等よりも、アグリコン化したダイゼイン、ゲニステイン等の方が癌抑制等の生理作用に、より効果的であると言われている。このアグリコン化したイソフラボン化合物を、従来の技術に無かった方法で、多く含み、かつ、飲食用に利用できる素材の製造法。
【解決手段】イソフラボン化合物を高濃度に含む大豆胚軸に、微生物由来の酵素を添加して、かつ、従来技術の抽出工程等を必要とせずに、胚軸中の配糖体のイソフラボン化合物をアグリコン化させ、生理作用の優れたアグリコン化したイソフラボン化合物を多く含む素材を得た。これにより、飲食品や医薬用、飼料用にも効果的に利用することが出来て、少なく無い社会貢献も果たせることになる。

早大、天然素材で高接着性の「ナノばんそうこう」を開発

2007年12月04日 | 医療 医薬 健康
 早稲田大学大学院の武岡真司教授、藤枝俊宣大学院生らは、膜厚約30ナノメートル(ナノは10億分の1)にもかかわらず、高い接着性のある「ナノばんそうこう」を開発した。2種類の高分子を交互に積層し、化学的な修飾を一切していないで接着性を持たせたのが特徴。医療用高分子材料として、熱傷や内視鏡手術後の被覆材のほか、エレクトロニクスなど機能性薄膜分野での応用が期待できる。
 ナノばんそうこうはカニの甲羅などに含まれる「キトサン」と、昆布由来の「アルギン酸」の2種類が主成分となる。いずれも生体適合性に優れた材料として知られており、安全性だけでなく生体内での分解・吸収力も優れている。こうした生体適合性に優れた材料だけで化学的な修飾を行わず、ナノサイズの薄膜を作製するのは初めてという。日刊工業新聞2007-12-04

外資、大型新薬攻勢…広がる開発力格差、再編待ったなし

2007年12月04日 | 医療 医薬 健康
 米ファイザーなど海外の製薬大手が、医療機関向けの大型新薬で日本に攻勢をかけようとしている。日本は医薬品で米国に次ぐ世界2番目の市場規模だけに、外資系大手は「重要な市場」(日本法人幹部)と位置付ける。新薬開発で出遅れる国内勢は、開発費用捻出(ねんしゅつ)に向けた規模拡大が急務。製薬業界の再編は待ったなしの情勢だ。 FujiSankei Business i. 2007/12/4