バイオの故里から

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脳形成解明へ新理論 静岡大・黒田准教授ら

2007年12月01日 | 生命科学 生物誌
 静岡大教育学部の黒田裕樹准教授(34)と米UCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)の合同研究グループは脊椎(せきつい)動物が胚(はい)発生の段階で脳を形成する際の分子の働きを解明した。従来の概念を覆す内容で、脳形成メカニズムの全体像を解明する一つの手掛かりとなりそうだ。生物学界で権威ある米科学誌セルに30日掲載される。
 脳は、受精卵が十数回細胞分裂した段階(胞胚期)でその領域ができるとされる。これまでの研究で、領域は「BMP」「Wnt」という2つのタンパク質の働きがいずれも弱まることで形成される、と分かっている。 静岡新聞 2007-11-30

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