ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

小ボスのささやかな願い

2006-07-03 22:55:22 | 身体のこと
小ボスには願い事がある。

それは
結婚式でスピーチがしたい




この前、課の飲み会を欠席した。
欠席したといっても朝出勤したら
「今日の飲み会をした。どうだ???」

ふざけるな!!
前もってよこくしておくれ!

よって欠席した。

すると欠席した理由を憶測してくれた。
「異性の友達と食事だって
つまり御デート

こんなことの言いだしっぺは当然、
A君!


で、
小ボスは「彼とはどうなんだ。結婚はいつごろになる?
俺が周りから聞かされるのがやめてくれ」といいだす。

ら族「結婚はありませんから、ご安心を

私としてはこれで話を終えようと思った。
それが間違いだった。

小ボス「なに?結婚を考えていない恋愛?
そんなの長く持たないぞ。
気持ちの持ち方を変えろ

できるわけないじゃん。
そういう関係なんだもん。)by心のつぶやき


ら族「私は結婚向きじゃないんです。
自分のこともできないのに、
人のお世話なんてできないし」

小ボス「それがおかしいんだ。
人のお世話をしたいだけが結婚じゃない。
一緒にいたいという気持ちが大切だ



そこから一時間近く
結婚とはなにか、障害とはなにか
話を聞く羽目になった。
障害をもっていても理解してもらい
結婚した人はいる。

けれど透析というのは体の欠陥とはちがう。
ある意味で、進行性の病気でもある。
そんなことは透析患者でも
自覚していない人がほとんど。
透析が長くなればなるほど、
余分な知識を身につけてしまい、
余計に臆病になる。

以前も聞いた小ボスのお話。
「子供は無理だから」と話したら、
「愛する人のために、
死ぬ気で産もうという気持ちがないのか

といって私の気持ちも
障害の重さも理解してくれなかった。

命の引き換えに産むどころか、
母子ともに命を落とす可能性が大だから
医師も勧めないこの世界。。。。


小ボス「なにが障害になっているんだ。
いつあきらめるんだ???」

今日はしつこい。でも聞く耳はもっている。

ら族「付き合う時点で引いちゃうもん。
だって、子供のいらない人なんて皆無だよ

小ボス「・・・。
それでもら族がいいという人がいるかも
しれないし

ら族「いないよ
そういったら泣けてきてしまった。
今までしてきた思いがあふれてきてしまった。
(もういいもん。
だから、将来のない刹那的な恋なら
安心できるんだもん。



その後、小ボスはいろいろ慰めてくれた。
でも、私にはぜんぜん慰めの言葉にはならなかった。
結局、小ボスの考えは
結婚がこの世で一番しあわせ
というかんがえでしかなかった。
どうしても、人を結婚させたかった。

ら族「私は結婚向きではありません。
愛人向きですから
これで話の方向性を変えようとした。

しかし、思わぬ人から思わぬリアクションが
「愛人なんて、
男が来るのを
待つだけの関係ですよ。
早い話が性のはけ口ですよ

ぶっ飛び。。。
これはニューフェイスのB君。
B君は潔癖主義なので性的な話はだめと
きいていたら。。。。。。。

愛人でも、ラブラブな関係ってあると
思うけれど。。。


B君の発言で、この話題は終わった。


当然、「彼」には愛人を囲うだけの
甲斐性もないし、機能的にも無理。
だから、今、「彼」は不可解な行動をするのかも。

近々、私の周りで大きな変化が起きそうな
そんな感じがする。
コメント (4)
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