山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

ステージの違い

2005-12-18 09:49:42 | 未分類過去
秘密主義(放送大学のことを人に言わない事)の1つの理由

以前、私がマラソンに弱く小学生のころはいつも皆が到着したずっとあとになっても、まだ途中を走リ続けている状況だったという経験を書きましたが(11・26苦手なマラソン)、大学を出ていなくて今大学生をやっているという状況は、それに似ています。

マラソン大会では、私が到着するずっと前に、皆はすでにご褒美のお汁粉をゆっくりと食べ終わって帰るしたくをしているのであり、その後私はやっとゴールしてきて、おばさんたちから、「あらまだ走っている子がいたのね」などと言われ、片付けかかったお汁粉をよそってもらい、目を白黒させつつ無理やりのどに流し込んだりする経験でした。

今、私のまわりに暮らしている大卒の奥様方は、若い頃にすべき勉強はすでにして、中年生活を謳歌している人が多いです。好きで勉学に打ち込む人もいますが、それは大卒という当然ある土台のもとにさらに何かを得ようとしている人であり,語学を習いつつ頻繁に海外旅行に行ったりするひともあれば、化学の本を出す人、大学院へ行く人などがおり、また、テニスなどスポーツをする人、おいしい料理店を探し歩く人など趣味を楽しむ人もいます。

そういう段階にきている人たちの中で、過去の不足をおぎなうため、私はまだ走り続けているという気がしてならないのです。
その人たちはすでにゴールしてお汁粉を食べている人たちですが、私はまだゴールしてなくて、中間地点を走っているようなものなのです。

私は人から、「まだ、あんなところを走ってる子がいる」と思われたくないのです。また、「今頃、走る必要もないのに物好きね」とも思われたくはないのです。
誰にも知られず走り続けたいのです。そして、自分だけが誰にも知られずゴールして、走り終わったということを実感できたら、それで満足なのです。

放送大学に行っている人の中には、私と似たような人も多いですから、一緒に走っているランナーです。その人たちとは、心おきなく自分の目標を話し、心から励ましあうことができるでしょう。(なかなか知り合う機会がないんですが・・・)

また、返って年齢の違う学生さんなんかには言えてしまうことも多いです。
若い人から「物好きなおばさんだね」と思われるのは、何でもないし、「私も大学生なんだよ」などと言って、話しが乗る事も多いです。

自分が走っているところを、走る立場でない道端の野次馬に見られて、変な声をかけられるのもいやなので、ステージの違う人たちに自分を開示するのがためらわれるのだと思います。
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