山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

子宮頸がん再検査

2021-04-09 23:11:28 | 日記2021

A子は、本日、健康診断でひっかかった子宮頸がん検診の再検査に行った。
子宮頸がん検診で異常がみつかったのは、昨年の秋のことだが、新型コロナウイルスのせいで、なかなか再検査に行けなかったのだ。
健診センターから病院への紹介状をもらってあり、有効期限はないものの、年度も変わってしまったのでいい加減行かなければならないと思い決行した。

病院の総合受付に行くと、予約は入れてあるかと聞かれた。以前、電話で問い合わせたときに、初診の予約は取れないので直接来るようにと言われていたのに、そういう問い合わせ電話に対応しているはずの受付で、予約はしていないのか?と聞くのは矛盾していると思った。それともこの数か月の間に、完全予約制に変更されたのだろうか。

受付で手配が済むまで待合室で待つが、3人掛けの椅子には✖印などはなく、どこにでも座れるようになっているのが意外である。これでは、すぐ隣に人が座ってしまう。
しかし、病院というのは身体の不自由な人や具合の悪い人もいて介助の必要な人もいるので、一概に一人ずつ離れて座れば良いというものではないのかもしれない。

なるべく他の人間から離れたところに座っていたが、椅子の後ろから体に触れてくる人がいて驚いて振り返ると、ちょうどそこに自動受付の機械があって、それを操作する人がA子に触れていたのだった。又あわてて移動すると、その椅子が温かい。いまここに誰かが座っていて体温で温められているようである。家に帰ったら服を着替えよう。

数分待つと、受付の手配は済み、産婦人科病棟に移動する。
しかしいつもとは違う遠回りの通路が案内された。いつもの順路には、発熱した新型コロナ患者が歩いているからだとのことだ。
ちなみに健康診断を行った小規模病院でも新型コロナのクラスターが発生し、今日の中規模病院でも新型コロナのクラスターが発生している。クラスターの発生していない都内の総合病院など存在しないのではなかろうか。

A子が、産婦人科の待合室に行くと、以前よりも患者が少ない。子供を産む人が少なくなっているのだろうかと思う。ここは不妊治療を行っており、以前来たときは妊婦ではない夫婦連れの人も多かったが、今回は一組もいなかった。コロナの中で、妊活をする人もいないのか。
最初は、お腹の大きな人は、外国人夫婦一組だけで、意外にもA子と同じような50歳を過ぎたような婦人が2人もいた。後になって2人くらい妊婦さんが増えたようだ。

産婦人科の受付では「火曜日の午後に癌クリニックに通っていただく可能性がありますがよろしいですか?」と聞かれた。
これは少々ショックである。子宮頸がん検診で採取された細胞に異形成(正常細胞とはちょっと違う変な細胞)があるとはいえ、がん細胞ではなかったはずだ。がんの可能性が高いのだろうか?
健康診断で要再検査と言われてから半年もの月日が経過しているのだから、もし、がん化していたら大変なことだ。火曜日に仕事を休むことは可能だが、癌クリニックに通うような状況にはなりたくない。

それから、問診票に血圧・脈拍数・体重・身長・その他必要事項を記入した。体重はこの1年であまりに増えてしまったので2kgくらい軽く書いておいた。妊婦ではないのだから、あまり関係ないだろう。
血圧計で計測したとき、最高血圧と最低血圧しか暗記できなかったので、脈拍は適当に書いておいたら間違っていた。なぜか受付の人が正しい数値を知っていて訂正してくれた。機械に記録が残っていたらしい。体重計には乗っていないので、ウソはばれない。

それからほどなく診察室に呼ばれ、内診室で健康診断と同様に子宮頸部の組織を採取された。

以前にも同様の健康診断での異常があったが、そのときにはヒトパピローマウイルスは検出されなかった。このウイルスが存在すると癌化するリスクが高まる。

このウイルスは免疫の強さなどにより、出現したり消えたりもするのだそうだ。そのため、異形成細胞などが発見された折には、そのたびに検査をしなければならない。

医師の話によれば、今回も多分問題はなかろうとのこと。健康診断で引っかかる人は多いそうだが、この状況で実際に治療が必要になる人はほとんどいないそうである。

いずれにしても検査結果は2週間以上先に出るとのことで、次の予約を取って終了した。

再び総合受付のある待合室に戻り、会計を済ませる。
昔はここでものすごい時間がかかったものだが、今ではほとんど待ち時間もなく自動支払機で精算を済ませることができる。現金でも良いし、クレジットカードでもよい。便利になったものだ。

本日は紹介状があったので、2500円で済んだ。もし紹介状がないと、初診時選定療養費として5500円が必要となる。

次回は、自動受付機に診察券を入れて受付をすることができる。

 

 



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