この度の世界中のワクチン普及運動について、ワクチンは効果もある一方で悪い作用もあると思う。
海外で、新型コロナの感染が莫大に広がり、死者も多数出ている国では、この新しくできたmRNAワクチンを接種することで多くの人が抗体を作り、それによって重症化や死を免れた人も多かったと思う。
感染拡大に歯止めがかからない状況では、ごくたまにワクチンの副反応で死んだり重症化したりする人が出ても、コロナにかかって死ぬ確率よりはずっと少ないのだから、ワクチンは救世主であると言える。
しかし、日本の場合はどうかといえば、元々欧米諸国よりも感染者も少なく死者も少なかったので、ワクチンの効果と副反応を差し引きしたものと、新型コロナ感染重症化死亡のリスクを天秤にかけたときに、ワクチンの必要性が海外ほど顕著ではなかったはずだ。
そこで、重症化するリスクのある高齢者にワクチンを打つということがまず始まった。
(この時点で、若者にまで接種を拡大させるという動きは強くなかったと思う。)
だが、この夏になって、デルタ株が感染拡大を引き起こしてからは、ワクチン未接種者に重症化や死亡者も増えており、医療崩壊も始まった。治療薬などによる対応は間に合っていない。
一方でワクチンを接種した高齢者は重症化が阻止されていることが確かなので、全世代がワクチンに頼らざるを得なくなってきた。
外出自粛などをして人の流れを止め続ければ経済がダメになってしまい、倒産などで生活ができない人が増えれば、逆に自殺者なども増えてしまうだろう。
ということで、ワクチン推進の加速度が強まった。
それから、もう一つは、よくわからない勢力であるが、、、おそらくワクチンを輸入するからには、製薬会社の目的通り、あるいは米国の方針と同様にして、全世代へのワクチン接種を進めることが条件なのではないか?あるいは、盲目的に米国と足並みをそろえることが、米国の属国である日本の当然の歩む道ということなのかもしれない。
ここで、感染状況も全く違う(米国は若者も重症化だが日本はそうではない)にもかかわらず、日本は米国同様に若者にまでワクチンを打たせようとしている。マスコミは若者も重症化するようになったと言って煽り立て、ごくまれに出る重症者や死者などを取り上げて放送している。
一方で、それ以上にワクチンの副反応で重症化したり死亡したりしている若者が多いにも関わらず、それらは関連性不明としてワクチンが原因とは認めない。
もし、ワクチンが原因と認めたとしても、多くのワクチン接種者がコロナから救われると考えれば、副反応による少数の死者の犠牲など、数の論理で関係ないと判断するのであろう。
だが、そもそもワクチンを打たなくても若者は重症化など滅多にしないのかもしれない。
だから、どうも国の方針もマスコミのあおりも胡散臭いばかりである。
また、ワクチンはウイルスの変異株には効力が半減するし、ワクチン接種から数か月もすれば抗体もどんどん減っていくので、ワクチンの効果などは長期間期待できるものではないことがわかってきた。
むしろ中途半端な抗体ができることによって、感染が増強されてしまうこともあるようだ。
こんな状況で、3度目のワクチン接種だとか、新しい変異株ができるたびに次々に新しい成分のワクチンを製造して打つことになれば、切りがないし、遺伝子ワクチンの未知の副反応が長期的に人体に悪影響を及ぼしかねない。
また、ワクチンを接種することによって、それをすり抜ける変異株が次々に発生するともいえる。
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こんなことがわかってきたにも関わらず、ワクチンポート制度を始めるだとか、デジタル化して国民を管理するとか、わけのわからないことを企んでいる政府である。
このようなものに従う国民が大多数であるわけもなく、必ず反対も起きるだろう。科学的にあまり意味のあることでもない。ワクチンを打っていても感染するし、重症化する人もいる。統計では、ワクチンを打っている人のほうが重症化しているなどという結果も出ている。
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日本よりワクチンを先に進めているアメリカでさえ現在国民の55%くらいで接種率が停滞しているそうだ。日本は現在45%くらいらしいが、10日間で10%くらい増えていくので、9月中旬にはアメリカと同程度の接種率に達する見込みらしい。
ここまでくれば、アメリカの現状以上に日本の接種率を高めろという圧力も弱まるのではないだろうか。
アメリカは自由な国なので、国民にワクチンを強制することはできないはずで、個人の判断にとどまるはずである。
日本もワクチン接種はあくまでも個人の判断によるものであり、強制ではない。
ワクチンを打たない者は立ち入り禁止などということを、その施設の所有者などが決めたのであればそれに従うしかなかろうが、もし電車に乗れないなどとなれば、電車に乗らない人ばかりになって鉄道会社がつぶれてしまうだろう。
多くの人が反対するようなルールが決定されるわけがないと私は信じている。
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私は、ワクチンは副反応が少なく、効果が高い高齢者は接種すべきであり、若者は不要だと思う。
特に20代以下の人たちは、副反応のほうが強く、高熱が出たりするのが普通だし、まれに命を失う恐れさえあるので要注意だ。
また、高齢者でも老衰している人や元々体調の悪い人が接種すると、身体への打撃が大きく、それにより寿命を縮めることにもなりかねないから、難しい判断だ。
60~80代で多少の副反応の打撃にも耐えられるくらいの健康状態の人ならば、ワクチンを打つ効果があると思う。中年の人は自分の状況を考えて、自己判断すればよい。
職業的に人と接することの多い人やエッセンシャルワーカー、医療従事者、学校の先生などは、ワクチンを打っておいたほうがよさそうだ。
また、住んでいる地域よっても違い、感染者が多い地域か少ない地域かでもワクチンの必要性が違うのは当然だ。
支離滅裂になってしまったが、わたしが思っていることはだいたいこんなところである。