山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

嵐の中で

2008-04-09 00:02:01 | 未分類過去
今日は、ひどい天気だった。
帰りには少しはよくなっているかと思い、会社の窓から外を見下ろすと、まだ雨は降っているようだった。地面に落ちる雨粒の様子で、小雨ではないことは確かである。でも、傘をささないで歩いている人がいるところを見ると、天気はよくなっているのかもしれないと思った。

ところが、外に出てわかったことは、傘をささないで歩いている人が多いのは、雨があがってきたからではなく、風が強くてさせないからだということだ。
私も今にも傘が壊れそうになったので閉じてみたものの、ずぶ濡れになってしまうので、また広げて進み、ビル風地帯を大きく迂回し、その後住宅街に入ると、なるべく風のなさそうなこじんまりした道を通ってみたが、やはり風はすごかった。

一昨日、昨日と、団地の役員のことで夕飯を作るひまもなかったので、今日は途中の店でコロッケや玉葱などを買い、当座の腹ごしらえと卵どんぶりくらいはできるようにしておいた。
スーパーで買物をしている暇はない。4時に会社を出て、4時半に家に着き、5時までの間に、公営住宅の管理のほうに電話し、質問や手続きのことなどをし、その後も旧役員の人にわからないことを教えてもらっていると、早くも7時を過ぎてしまった。

でも、旧役員の人も、ここ3日間夕飯時にいろんなことを親切に教えてくれて、とてもありがたかった。また、一緒に役員をする人たちも気持ちよく協力してくれて、嬉しかった。
いろいろ大変なことに遭遇するが、それもいい経験である。

団地の中ではいろんな揉め事もあり、折り合いの悪い人もいるようだ。私もつい人の噂話などに加わってしまったりすることがあるが、人の悪口だけはけっして言わないようにしようと思った。どんな人にも長所と短所があるものだ。その長所に学ぶところは大きい。
人の悪口をいったところで、いい結果は生まれない。また、自分が人から何か批判的なことを言われたとしても、それを深刻に受け止めすぎたりせず、自分を卑下したり、自分が悪いなどと思うこともよくない。「自分ごときが主体になっているからうまく行かなくてごめんなさい」ではなく、「みなさんとやっているからお蔭様でうまくできる」と思うことである。そして、あっちであの人がこう言った、こっちではこの人がああ言ったなどと、細かいことをいちいち伝え歩いていたら、きりがない。人が言っていたことなどはいちいち事細かく別の人には伝えず、心の中に止めておくほうがいい場合も多い。特に否定的なことは言わないで、言うとすれば褒めていたなど、プラス面のことを言うべきである。これはあくまでもお世辞や社交辞令ではなく、本当のことを言うべきである。

そして、自治会なり何なりを運営していく側になった場合は、ある意味、政治家のような心意気が必要だと思う。「私たちに安心して任せてください」という肝っ玉というのだろうか。
「私たちは素人で何にもわかりません・・・どうしましょう・・・もともと適任者が1人もいなかったんです」などということではダメである。「わからなけどとにかく腹をくくってやってみます、失敗もあると思いますが、精一杯がんばりますからよろしくお願いします」という覚悟を決めることである。

だから、自治会のみんなの意見を聞くことは当然であるが、ご意見ばかり伺っているのではなく、みんなの幸福や生活の安定のためになるだろうと思う方向で一番よいと思う方針を立て、それを提示して、その可否を伺うということだと思う。

役員ばかりが勝手に突っ走ってもいけないけれど、やはり役員が先導する必要もある。それはことなかれ主義や条件反射的な一般の人たちよりも、役員の立場で考えて運営している人のほうが行く先を真剣に考えているからである。理解してもらえなければ、根気強く説明することも必要である。

人を尊重すること、協調性、リーダーシップ、いずれも大切なことだなあと思う。

外はまだかなりの強風が吹いているようだ。
明日は穏やかな日になるといいな。





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