山野草
■人はオオヤマ様!とまでいう■7/5
梅雨の頃山に人を呼び込む白い貴婦人のようなこの花「オオヤマレンゲ」を様をつけて呼ぶ人がいる。私はそれほどとは思わないけれど香りに曳かれるので一度は見ておきたい花雨に当たっても大丈夫なように厚く丈夫な花びらが特徴だろ。クチナシと同じく花後が茶色くなる。
少し、遅いきらいはあるが大木なので色々の表情を見ることが出来た。同行したぼちぼちさんは茶色くなったのが好きだと言って撮影していた。私は茶色を写していなかった・・・

葉の上にトンと座り込んで「さ~咲きましょうかねえ」

雨粒集めてうなだれているものの「私は元気です」と中に秘めた力が見える

咲きます!咲きます

私!タマゴだぞ

オオヤマレンゲ モクレン科の落葉低木
横向き又は下向きに壷状に咲く。名の由来は大峰山に咲く蓮華(ハスの花に似ている)から。
じっくり見ないとこの花のよさがみえてこないように思う。昨日のようにじっくりコジャンと(土佐弁)見られると「ふむふむよいな~」とそれほど好きでない私でも好きになりそう。
梅雨の頃見ておきたい花は他にもある。オオヤマレンゲより大好きなササユリもこの山には咲く。しかし・・蕾がまだ固いと思っていたらあった。

優しいピンク色をして香りが良く、その上葉が素晴らしい。葉の縁取りの白が際立ち美しさを添える。立ち姿の美しさにはいつも惚れ惚れする。これは何度でも見たい花。
フクリンササユリ(ユリ科)
東日本のヤマユリに対し西日本を代表するユリ。山地の草原に生える.葉が笹に似ているのでササユリ。
ユリは昔から好きな花なのでユリ科・ユリ属を総て見たいという気持ちを持ちつつ花散策をしています。高知県内に自生している5種はみていますので福島県などに自生するヒメサユリが憧れのユリとなります。

ついでに梅雨の時期に咲く白い花・・ヒメシャラ小さいので近くで見られることが少ないのですが丁度苔の上に落ちて姿を現してくれました。

はるか上で白い花がまだまだ開花中。