梅雨の晴れ間に早朝よりトレッキング
歩き出していきなりカモシカが枯草地から飛び出し肝を冷やした
熊に注意! の看板を見た後だったので、驚きも数倍
慌ててホイッスルを咥えていた自分に (笑)
こちらをじっと見ているカモシカにカメラを向ける余裕はなかった
携帯は圏外の地、一人歩きはリスクが高いのも確か
新緑がまぶしく、山間部にも初夏の訪れ
しばらくの登りを過ぎると現れる広場は、テニス位なら楽勝に出来るくらい何もなかった・・・
~というボーズからの長い帰り道
このままでは午前中に帰宅してしまうと、ふと閃いて立ち寄ったのは
仕事先の街にある、私と定休日が同じ休みの蕎麦屋さん
蕎麦好きには有名な店「梅庵」、観光シーズン中の週末には県内外からの客で行列ができるとか
会社から距離的には遠くないので、仕事中の昼休みにでも行ってみようか
と考えたこともあったが、「出てくるまで時間かかるよ~」
の経験者からの忠告で諦めてた蕎麦屋さんです
「梅庵」、決して安くはない蕎麦で 「殿様商売だ!」
と陰口も聞こえる時もありますが、「でも美味いんだよ」と同じ人から言われる
それなりのこだわりを持ち、見た目かなり ゴッツイ あんちゃん が打った蕎麦
注文したのは、 太打ち十割 「田舎蕎麦の大盛り」
各自に急須で供される、蕎麦茶で一息いれる
平日の昼前だったので、客は3人のみ
脅されていたほどは待たなく運ばれた蕎麦です
運んできた、若い兄ちゃんが説明してくれ
教え通りに塩から食べてみます、おっとその前に
そのままで一口、でも本当に 太い
5mm巾はあると思う蕎麦はかなりコシもある
思っていたほど香りは強くなかったが、これは時期もありそうだ
次は塩を軽く振りかけて~
山葵は汁に溶かず、直接 蕎麦にのせ~
素直な感想は
コシの強い太い蕎麦は、画像のような底の浅い椀(赤い椀)では食べにくく
上着を汚してしまいそうで、最後まで気になってしまった
蕎麦湯もやはり底の深い椀の方が飲みやすいかも
次回は 細打ち十割の もりそば にしてみるつもり
鴨汁も冬場だけでなくありそうで楽しみ
この「梅庵」西駒ヶ岳の登山道にも通じる山間部にある店
のどかな~、と評されることもあるが
景色を見慣れている地元民には、普段の田舎風景で
アルプスが綺麗に見渡せるわけでもなく、純粋に蕎麦を食らう屋方
ボーズの帰りにはチョイともったいない蕎麦屋でした(爆)