股間の解放記

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語

2020年06月13日 14時09分09秒 | 映画評論サ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年6月12日
監督:グレタ・ガーウィグ
出演:シアーシャ・ローナン,ティモシー・シャラメ,フローレンス・ピュー,エマ・ワトソン
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』 | オフィシャルサイト |

しっかり者の長女メグ(エマ・ワトソン)、アクティブな次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、ピアニストの三女ベス(エリザ・スカンレン)、人懐っこくて頑固な四女エイミー(フローレンス・ピュー)、愛情に満ちた母親(ローラ・ダーン)らマーチ一家の中で、ジョーは女性というだけで仕事や人生を自由に選べないことに疑問を抱く。ジョーは幼なじみのローリー(ティモシー・シャラメ)からの求婚を断って、作家を目指す。
ルイザ・メイ・オルコットの自伝的小説「若草物語」を実写化したドラマ。南北戦争下の姉妹の物語を、作家を夢見る次女の視点で描く。監督は『レディ・バード』などのグレタ・ガーウィグ。『レディ・バード』でガーウィグ監督と組んだシアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメ、『ファイティング・ファミリー』などのフローレンス・ピューのほか、エマ・ワトソン、メリル・ストリープらが出演する。

久しぶりの映画館での鑑賞再開1作目。恋や仕事に悩む4人姉妹のそれぞれの半生を描いた本作。控えめで美しい長女、信念を曲げない真っすぐな次女、病弱な三女、ちょっと嫉妬深い四女。性格が全く違う4人が歩むそれぞれの日々は、いつも明るく楽しいわけではない。人生って何でもかんでも上手くいくわけじゃないよねと、4人それぞれが抱える苦悩や葛藤を見ていて思いました。子供の時は責任や未来のことを深く考えなくても良かったけど、大人になるにつれて色んな制限や犠牲が出てくる…。時には自分の幸せを犠牲にしてまで誰かに道を譲らなければいけないことも。全てを手にいれることなんて出来ない。それでも女性として自分が信じた道を歩もうとする姿がとても素敵でした!自分次第で人生はどうにでもなるのかもしれない。女性は稼げないんだからお金持ちと結婚することが当たり前という時代に、何が幸せであり成功なのかを考えさせられる映画でもありました。家族の温かさを感じられる終わり方も良い。過去と現在がいったりきたりしますが混乱するほどではありませんでした。静かで温かい映画。ただ、ジョーがフレデリックのことをそんなに好きだったっけ?とちょっと疑問に感じました。
アカデミー賞で衣装デザイン賞を獲っただけあって、ドレスがとても綺麗でした。シアーシャ・ローナンも好きだが、やっぱりエマ・ワトソンって美しいな思いました。いやっそれよりもティモシー・シャラメの色気は何なんだ!?

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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