股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ダニエル

2021年08月24日 13時15分16秒 | 映画評論タ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2021年2月5日
監督:アダム・エジプト・モーティマー
出演:マイルズ・ロビンス,パトリック・シュワルツェネッガー,サッシャ・レイン
『ダニエル』公式サイト

内向的な少年・ルークは自分にしか見えないダニエルという空想上の親友がいるが、ある事件をきっかけにその存在を封じ込める。しかし時がたち、孤独と不安に押しつぶされそうになったルーク(マイルズ・ロビンス)が心の奥底にしまい込んだ親友を呼び覚ますと、堂々たる美青年となったダニエル(パトリック・シュワルツェネッガー)が姿を現す。彼のサポートによってルークの生活は見違えるように好転し、徐々にダニエルに頼らなくなっていくが、それを許さないダニエルはルークの精神を支配し始める。
自らが生み出した空想上の親友“ダニエル”に翻弄(ほんろう)される青年の運命を描いたスリラー。ダニエルに支配され自分を見失っていく主人公を、ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンス、彼を脅かすダニエルをアーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーが演じる。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどのイライジャ・ウッドが製作に名を連ね、『デッド・ガール』などのアダム・エジプト・モーティマーがメガホンを取った。

ポスターを見て、BL映画かなと勘違いしてました。空想上の親友に翻弄される青年の運命を描いた本作。主人公ルークを演じるのはティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子マイルズ・ロビンス、ルークを脅かすダニエルを演じるのはアーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガー。二世俳優の共演です!2人とも存在感もあって演技も上手くてイケメンで、今後に期待したいですね。
内向的な少年だったルークと、彼の空想上の友達ダニエル。最初は親友だった2人の関係は徐々に崩れ始め、次第にダニエルの存在がルークを脅かしていくのです。雰囲気としては楽しめましたし、ダニエルがどうやってルークを乗っ取っていくのかに期待していました。怖さもあり、気持ち悪さもあったけど、何かと説明不足。前半の雰囲気は良かったのに、後半になったら急にダークファンタジーになっていった。精神的な恐怖を描くのであれば、もっと細かい描写が欲しかった。悪魔?地獄?そこら辺の説明が弱くて、アート感で推し進めてしまったのが残念。ダニエルの正体が分かってきたら急にB級ホラーの流れになっちゃったな…
それと、彼女が強すぎて笑っちゃいました。ダニエルをボコボコにしてるじゃん(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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