股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

メタモルフォーゼの縁側

2023年01月07日 11時32分42秒 | 映画評論マ行

製作年:2022年
製作国:日本
日本公開:2022年6月17日
監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜,宮本信子,高橋恭平,古川琴音,汐谷友希,生田智子,光石研

映画『メタモルフォーゼの縁側』|大ヒット上映中

17歳の女子高生と、75歳の老婦人―二人をつないだのはボーイズ・ラブ。数々の漫画賞を受賞したあの傑作漫画が芦田愛菜と宮本信子で実写映画化!

映画『メタモルフォーゼの縁側』|大ヒット上映中

 


人付き合いが苦手な17歳の女子高生・佐山うらら(芦田愛菜)は、ボーイズラブ(BL)漫画を読むのが何よりの楽しみだった。一方、夫を亡くし一人で暮らす75歳の女性・市野井雪(宮本信子)は、うららがアルバイトする書店でBL漫画を手に取り、未知の世界に驚きつつも男子たちの恋物語に魅了される。あるときBLコーナーで出会った二人は、BLの話題で意気投合する。それ以降、二人は雪の家の縁側で一緒に漫画を読んでは意見を交わすようになり、年齢や立場を超えた友情を育んでいく。
「このマンガがすごい!2019」オンナ編第1位を受賞するなど数々の漫画賞に輝いた鶴谷香央理のコミックを実写映画化。17歳の女子高生と夫に先立たれた75歳の女性が、ボーイズラブ漫画を通じて交流を深めていく。監督を『青くて痛くて脆い』などの狩山俊輔、脚本を『阪急電車 片道15分の奇跡』などの岡田惠和が担当。58歳という年齢差を超えて友情を育む二人を、『星の子』などの芦田愛菜と『マルサの女』シリーズなどの宮本信子が演じる。

女子高生と75歳の女性がボーイズラブ漫画を通して交流を深めていく物語。大女優の宮本信子と、天才子役の芦田愛菜プロの共演。出会うことのない2人が、ふとしたキッカケで互いのボーイズラブへの愛、そして友情を育んでいきます。周囲の目や期待を気にするのではなく、好きなものは好きって堂々と言えることの素晴らしさ、大切さを感じる心温まる素敵な作品でした。好きなものに年齢や性別なんて関係ない!うららや雪さんのように、縁側でオタクトークが出来るような関係って素敵だし羨ましいなと思いました。BLネタですが内容としては軽め。10代の子たちにも観て欲しいし、人生に疲れた時に観ると、ホッと出来そうな作品かな。泣けるほどではありませんでした。
派手な映画ではないけど、ほのぼのした良い話。良い人しか出てこない。でも期待していたよりも大きな展開が無かったのが残念でした。75歳の雪さんが海外で娘さんと同居するようになるのは予想外でしたし、元カノと別れの場に行く幼なじみに“途中”までついていくっていう謎の行動が気になりました。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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