股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

告白 コンフェッション

2024年10月02日 15時11分48秒 | 映画評論カ行

製作年:2024年
製作国:日本
日本公開:2024年5月31日
監督:山下敦弘
出演:生田斗真,ヤン・イクチュン,奈緒

映画『告白 コンフェッション』公式サイト

原作「カイジ」福本伸行×「沈黙の戦艦」かわぐちかいじ 主演『土竜の唄』シリーズ 生田斗真×『あゝ、荒野』ヤン・イクチュン 黄金タッグが放つ絶体絶命密室エンタテインメ...

映画『告白 コンフェッション』公式サイト

 


大学の山岳部OBで親友同士の浅井啓介(生田斗真)とリュウ・ジヨン(ヤン・イクチュン)は、登山中に猛吹雪に見舞われ遭難する。大けがをして死を覚悟したジヨンは、かつて登山中に行方不明となり、事故死とされた同級生・西田さゆりは自分が殺害したのだと告白。長年抱えてきた罪の意識から解放されるジヨンだったが、その直後、事態は急転して二人は一命を取り留める。山小屋で救助隊が来るのを待つ間、二人の間には不穏な空気が流れ始める。
『カイジ』などの福本伸行と、『沈黙の艦隊』などのかわぐちかいじによるサスペンスコミックを実写映画化。雪山で遭難した親友同士が、一方の告白をきっかけに極限状態に追い込まれる。『苦役列車』などの山下敦弘が監督、ドラマ「神の手」などの幸修司と、山下監督作『オーバー・フェンス』などの高田亮が脚本を担当。親友の告白を聞いてしまった男を『渇水』などの生田斗真、自らの罪を打ち明けた男を『息もできない』などのヤン・イクチュンが演じる。

映画にしては珍しい上映時間74分。世にも奇妙な物語の傑作「雪山」を思い出させるような雰囲気。というか世にも奇妙な物語でありそうな話でした。
殺人を告白してしまった男と、告白を聞いてしまった男。極限状態で繰り広げられる密室サスペンス。ワンシュチュエーション・登場人物ほぼ2人。74分の中で上手くまとまっている印象。サスペンスだけどホラー要素が強め。逃げ場のない山小屋で、隠されていたことが徐々に明らかになっていく展開はハラハラドキドキでした。女性を含めて3人の関係性をもう少し描いてくれたらよかったけど上映時間74分ならば仕方ない。メインは啓介とジヨンの鬼ごっこバトルですから。二転三転する話も楽しめました。
極限状態だからといって、何でもかんでも告白するもんじゃないなと学びました。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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