股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ミステリと言う勿れ

2023年09月20日 16時59分12秒 | 映画評論マ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年9月15日
監督:松山博昭
出演:菅田将暉,松下洸平,町田啓太,原菜乃華,萩原利久,鈴木保奈美,柴咲コウ

映画『ミステリと言う勿れ』公式サイト

大ヒット上映中!再び、人の心も、事件の謎も解きほぐす。菅田将暉主演の大人気ドラマ『ミステリと言う勿れ』待望の続編が映画化決定!

 


美術展のために広島に来た大学生・久能整(菅田将暉)は、犬堂我路(永山瑛太)の知人だという女子高生・狩集汐路(原菜乃華)と出会い、ある相談を持ちかけられる。それは彼女の家系・狩集一族の遺産相続を巡るものだった。当主の孫にあたる汐路をはじめ4人の相続候補者たちは、遺産を手にするために遺言書に記された謎を解かなくてはならないが、狩集家では遺産相続のたびに死者が出ており、汐路の父親・弥(滝藤賢一)も8年前に交通事故で他界していた。
一人の大学生が難事件とともに人の心の闇を解き明かす、田村由美の漫画を原作にしたドラマ「ミステリと言う勿れ」を映画化。広島編と呼ばれる原作中のエピソードを基に、広島を訪れた主人公・久能整が、代々遺産を巡って死者が出る一族の謎に挑む。ドラマ版に続き、演出を担当した松山博昭が監督、相沢友子が脚本を担当。主演の菅田将暉をはじめ、伊藤沙莉、永山瑛太らが続投し、ドラマ「やんごとなき一族」などの松下洸平、『スキマスキ』などの町田啓太、『はらはらなのか。』などの原菜乃華のほか、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、柴咲コウらが出演する。

上映中、前方の席のおじいちゃんの携帯に着信が…。まさかのその場で電話に出て「いま映画館だから明るいところ出る~」と話し始める始末。お客さんたちは啞然。上映中は電話に出ること勿れ。

原作本は未読ですがドラマ版からのファンです。遺産を巡って死者が出る一族の謎に挑む久能整の活躍を描いた本作。ミステリー要素と人間ドラマが上手い具合に絡み合っていて、非常に見応えがある内容でした。犯人は予想がついてしまったが、それでも犯人の動機であったり、家族間の繋がりや裏切りなど、まさかの展開も多くて最後まで飽きることなく楽しめました。一族の闇が想像以上に深かった。人間の怖さを感じつつ、人間の弱さや脆さの部分もしっかり描かれていて考えさせられた。整くんの心に刺さる一つ一つの言葉に共感と感動させられっぱなし!セメントで例えるところ、特に素敵。女性の幸せについて語るところも良い。
気になったのは居眠り運転のシーン。汐路の父だけ睡眠薬を飲まされたはずだからウトウトしてたら他の3人の誰かと運転交代できた気がするが…。田舎はほとんど人が免許持っていそうだが他の人は免許持っていなかったのかな?
豪華すぎるほどの出演者。続編も期待したい!ベストタイミングで流れるKing Gnuの曲がまた良い。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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