股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

佐々木、イン、マイマイン

2020年11月26日 02時08分57秒 | 映画評論サ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2020年11月27日
監督:内山拓也
出演:藤原季節,細川岳,萩原みのり,遊屋慎太郎,村上虹郎
映画『佐々木、イン、マイマイン』公式サイト

俳優になろうと上京したものの一向に芽の出ない石井悠二(藤原季節)は、すでに恋人としての関係が終わっているユキとの同居もなかなか解消できずにいる中、高校時代の同級生だった多田と再会したことを機に、校内のカリスマ的存在であった佐々木との日々を回想していく。やがて、ある舞台への出演が決まった悠二は、その稽古に参加するうちに舞台の内容が自身の過去と現在とつながっていくのを感じる。さらに停滞ぎみだった日常は徐々に変化し、数年ぶりに佐々木から着信が入る。
King Gnu や平井堅、Uruのミュージックビデオなどで知られる内山拓也が監督を務めた青春ドラマ。売れない俳優の青年が、稽古している舞台の内容を通じて自身の過去や現在と向き合っていく。『his』などの藤原季節、『歩けない僕らは』などの細川岳、『転がるビー玉』などの萩原みのりのほか、遊屋慎太郎、森優作、小西桜子、河合優実、井口理、鈴木卓爾、村上虹郎らが出演する。

オンライン試写会にて鑑賞。俳優を目指すも理想と現実に苦しむ青年が、過去と向き合いながら自分自身を見つめ直す物語。男子高校生たちの青春。バカ騒ぎしていたあの日々も、将来について語り合ったあの日々も、佐々木がいたあの日々も。色んな思い出が今の悠二を背中を押してくれている。高校生の頃って何でも出来そうな気がしたし、思い描いた夢は叶うものだと思ってしまう時期もあった。友達の家に集まってダラダラしたなぁと思い出して懐かしくなりました。「そういえば、あいつ今何してるんだろう?」と自分も考えてしまいました。まぁ佐々木のようなチ〇コ丸出しでバカ騒ぎするような奴はいなかったが(笑)大人になってから気付かされる現実の厳しさ。思い通りの人生を送れる人なんてほんの一握りなんだよなぁ。家庭環境の違いでその後の人生にかなり影響してくるのだと感じました。バカで明るく振舞っている奴ほど何かを抱えて生きている本当に優しい奴だったりするんだろう。
しかし佐々木たちのノリについていけない自分がいて、それが最後まで払拭できませんでした。佐々木の存在が悠二たちの人生に影響を与えているのは分かったけど、最後まで佐々木!佐々木!佐々木!と佐々木コールのノリについていけませんでした。佐々木が不幸過ぎるわりには盛り上がりに欠けた。良い奴ばかりだし良い話ではあるけど若さの勢いだけで最後まで突っ走ったってかんじ。好き嫌いが分かれそうな映画だと思います。
King Gnuの演技をもっと見たかったです(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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