股間の解放記

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カイジ ファイナルゲーム

2020年01月13日 15時31分09秒 | 映画評論カ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2020年1月10日
監督:佐藤東弥
出演:藤原竜也,福士蒼汰,関水渚,新田真剣佑,吉田鋼太郎,天海祐希,伊武雅刀
映画『カイジ ファイナルゲーム』公式サイト

2020年。東京オリンピックを終えた日本は、不景気に陥っていた。1,000円に値上がりした缶ビールを買うのもちゅうちょするほど困窮しているカイジ(藤原竜也)は、帝愛グループの企業の一つを任されるまでになった大槻と再会する。カイジは、金を持て余した富豪の老人が主催するイベントで自分と組んで大金を得ようと持ち掛ける大槻の誘いに、一抹の不安を覚えながらも乗ることにする。
福本伸行のベストセラーコミックを原作にした劇場版シリーズの第3弾にして最終章。命懸けのゲームから何度もはい上がってきたカイジが、新たなゲームに挑む。前2作の監督を務めた佐藤東弥、カイジを演じた藤原竜也が続投し、『BLEACH』などの福士蒼汰、『町田くんの世界』の関水渚、『OVER DRIVE』などの新田真剣佑らが出演する。“バベルの塔”や“最後の審判”など、原作にはない過激でユーモラスなゲームが登場する。

カイジが再び命懸けのゲームに挑む劇場版シリーズの最終章となる本作。物語は東京オリンピックが終わった後の日本から始まります。日本社会が抱える借金は莫大になり、円の価値が下がって物価上昇。失業率は40パーセント以上となり、富裕層と貧困層の差が激しくなる。本作で登場するゲームは4つ。まず冒頭で登場するゲームは“バベルの塔”。人工の塔のてっぺんにあるカードを手に入れたら大金か極秘情報が手に入るというゲーム。カイジは長い鉄棒を使ってキャッチしようとしますが落下…いやっあの高さから落ちたら大怪我してるだろと思わずツッコミたくなります(笑)“ドリームジャンプ”は非常に単純なゲームですが、カイジらしい命懸けのゲームでしょうが、よくもまぁあんな高い位置から口や指の動きが見えたなと感心。“ゴールドジャンケン”はあっさり終わるし少々盛り上がりに欠けるのかなと。そして今回のメインゲームとなるのが“最後の審判~人間秤~”どれだけ自分の財産や、協力者、ファンの金を集められるのかが勝利のポイントとなるのですが、このゲームに時間をかけたわりにはドキドキ感が弱かったと思います。てか、コイン1枚であんなに天秤が動くの!?と、こちらもツッコミたくなりました(笑)カイジの勝利の目的が預金封鎖を阻止っていうのも、ワクワクしない。だって阻止したところで日本の経済は何も変わらないじゃん。東郷親子の絆なんて必要なくて、カイジと帝愛グループの戦いが見たいのよ!
演技派俳優たちの演技に最後までなんとか観続けられましたが、シリーズ最後なのに、スケールアップしたにもかかわらず見せ場が無かった。そしてあまりドキドキワクワクするゲームじゃなかったのが残念でした…

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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