股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

マスカレード・ナイト

2021年09月27日 17時15分36秒 | 映画評論マ行

製作年:2021年
製作国:日本
日本公開:2021年9月17日
監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉,長澤まさみ,小日向文世,梶原善,泉澤祐希,石橋凌,渡部篤郎
映画『マスカレード・ナイト』公式サイト

ある日、警察に匿名の密告状が届く。それはホテル・コルテシア東京で大みそかに開催されるカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”に、数日前に起きた殺人事件の犯人が現れるというものだった。パーティー当日、捜査のため再びフロントクラークとしてホテルに潜入した刑事・新田浩介(木村拓哉)は、優秀なホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)の協力を得て任務に当たる。しかし、500人の招待客は全員仮装し顔を仮面で隠しており、二人は殺人犯の特定に苦戦する。
東野圭吾のミステリー小説シリーズを、木村拓哉と長澤まさみの共演で映画化した『マスカレード・ホテル』の続編。カウントダウン仮装パーティーが開催されるホテルを舞台に、招待客の中に紛れ込んだ殺人犯を逮捕すべく、破天荒な潜入捜査官と優秀なホテルマンが奮闘する。メガホンを取るのは前作に続き『HERO』シリーズなどの鈴木雅之。そのほか小日向文世、梶原善、石橋凌、渡部篤郎といった前作からのキャストをはじめ、中村アン、田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信らが新たに出演する。

東野圭吾のミステリー小説シリーズ『マスカレード・ホテル』の続編。今回も豪華な俳優陣が勢揃いで皆が怪しい!「お客さまを信じる」ホテルマンとしてプライドと、「お客さまを疑う」警察としてのプライドが対立する構図は観ていてとても面白くて感心しちゃいました。立場は違えど、それぞれに譲れない信念があって素敵。無理難題を押し付けてくるお客さまに対して「無理です」とは絶対に言わずに、要望に応えようとするホテルマンには尊敬しちゃう。こんなホテルあったら泊まりたい。田中みな実のために揚げた大量の風船だけど、あれってチェックアウトまで揚げてたのかな?と気になってしまった。
「あれ?この役にこの人使うってことは、この人が重要人物でしょ!」と犯人がバレバレだった前作とは違って、今回は最後まで犯人が分かりませんでした。しかし犯人の動機がいま一つ弱かったように感じました。犯人の生い立ちや、密告者側の描写も細かく描かれていないために感情移入しづらかった。まぁ楽しめたけど、もう少しハラハラドキドキ感も欲しかったところ。伏線が張り巡らせていて推理しながら観ると楽しめるでしょう。登場人物が多いせいか不倫だの色々あって人間関係の複雑。頭が弱い僕は途中で疲れてしまいました…。でもやっぱりキムタクはカッコいい。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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