製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2021年3月5日
監督:羽住英一郎
出演:藤原竜也,竹内涼真,ハン・ヒョジュ,ピョン・ヨハン,市原隼人,佐藤浩市
映画『太陽は動かない』公式サイト。 http://taiyomovie.jp
秘密組織に所属するエージェントの鷹野(藤原竜也)と相棒の田岡(竹内涼真)は、心臓に爆弾を埋め込まれてしまう。24時間ごとに死の危険が迫る中、人類の未来を左右する次世代エネルギーに関する極秘情報の争奪戦が始まる。各国のエージェントたちを相手にする二人に、次々と困難が降り掛かる。
吉田修一の小説「太陽は動かない」「森は知っている」を原作にしたサスペンスアクション。爆弾を埋め込まれた2人のエージェントが、極秘情報をめぐる頭脳戦に挑む。『暗殺教室』シリーズなどの羽住英一郎がメガホンを取り、『予告犯』シリーズなどの林民夫が脚本を担当。『カイジ』シリーズなどの藤原竜也、ドラマ「過保護のカホコ」などの竹内涼真らが出演する。
爆弾を埋め込まれた2人のエージェントが極秘情報の争奪戦に挑むアクション。ドラマ版は観ていません。海外で大規模な撮影をしたおかげで、アクションシーンの迫力はありました。しかしアクションシーンよりも大事なのは脚本。
色々と詰め込みすぎなのと、説明不足。企業の買収?エネルギー事業?世界的な危機でもないのに、なぜ胸に爆弾を埋めこまれて任務を遂行しなきゃいけないのかが謎。24時間ルールって効率悪くない?予告編では胸の爆弾のことを全面に推してたけど、本編では途中からオマケ要素になっていた気がします。AN通信って結局何者だったのかも分かりませんでした。よくバレずに敵の車に乗り込めたな!とか、よく海上にあるタンカーに乗り込めたな!と、ツッコミ要素も多かった。
観終わってから知りましたがドラマの流れを引き継いでいるので、映画版だけを観た人は置いてけぼりになるのは当然ですね。予備知識が必須。アクションシーンと、幼少期の回想シーンを交互に出す演出は緊張感が途絶えてしまってマイナス点です。幼少期の出来事が最後に大事な要素になるのは分かりましたが、それにしても回りくどい。もっとシンプルな観やすい展開にできないものだろうか。そう考えると「007」や「ミッション・イン・ポッシブル」はよく出来たスパイ映画なのだと再認識する。
藤原竜也も竹内涼真もカッコええなー
この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)