股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

21ブリッジ

2021年09月15日 18時30分25秒 | 映画評論タ行

製作年:2019年
製作国:中国/アメリカ
日本公開:2021年4月9日
監督:ブライアン・カーク
出演:チャドウィック・ボーズマン,シエナ・ミラー,ステファン・ジェームズ
公式サイト

マンハッタン島で、8人の警察官が殺害される事件が発生する。かつて警察官だった父親を殺害されたデイビス刑事(チャドウィック・ボーズマン)は、全面封鎖されたマンハッタンで調べを進めていくうちに、思いがけない事件の真実にぶち当たる。窮地に立たされた彼は、たった1人で事件の背後に隠されたニューヨークの闇と向き合うことになる。
完全封鎖されたニューヨークのマンハッタン島を舞台に描くクライムアクション。強盗殺人事件の犯人逮捕のため、刑事がその背後に隠された真相に迫る。『ブラックパンサー』などのチャドウィック・ボーズマンが刑事にふんし、『アベンジャーズ』シリーズなどのアンソニー・ルッソとジョー・ルッソ兄弟が製作を手掛け、『ファクトリー・ガール』などのシエナ・ミラーや『ジョン・カーター』などのテイラー・キッチュらが共演している。

チャドウィック・ボーズマンの最後の主演作。彼の演技をもう見れないと思うと寂しいです。癌の進行を隠しながら撮影に臨んだそうですが、病気とは思えないほどのアクションに魅了されました。
強盗殺人の犯人を追う刑事が、事件の背後に隠された真相に迫るクライムアクション。アクションの迫力もあり、スピード感もあり、緊張感もある展開はとても楽しめました。コカイン強盗から始まり、警察内部の汚職事件が徐々に明らかになっていく流れは少々ご都合主義の部分もあり、王道でありがちな部分もありますが、巨大な陰謀に巻き込まれながらも正義を貫こうとするデイビス刑事の姿はとても素敵でした。タイトルを“21本の橋”にしたけど、橋の封鎖がそこまで重要なものでもなかったような?日本の警察はレインボーブリッジ1本すら封鎖できないのに、アメリカは一瞬で21本もの橋を封鎖できちゃうんだから凄い!
完成度も高いし緊張感もあるし観終わったあとにスッキリする作品ではありました。いやっ、この際ストーリーはどうだっていい!チャドウィック・ボーズマンの最後勇姿を見れただけで満足です。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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