股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

靴職人と魔法のミシン

2015年12月15日 15時41分03秒 | 映画評論カ行
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年6月5日
監督:トム・マッカーシー
出演:アダム・サンドラー,ダスティン・ホフマン,スティーヴ・ブシェミ,エレン・バーキン
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ニューヨークの下町にある小さな靴修理店で働く中年男マックスは、老母と生活しながら特に何の変化もない毎日を送っていた。ある日、愛用のミシンが壊れてしまい先祖より代々伝わる旧式ミシンで直した靴を試し履きしたところ、何と靴の持ち主に変身する。魔法のミシンによって他人の人生を体験できる楽しさに夢中になった彼は親孝行を思い立つが、予期せぬトラブルが生じ…。
俳優としても活躍し、『扉をたたく人』などの監督を務めたトム・マッカーシーによるヒューマンコメディー。さえない靴職人が、他人に変身できる魔法のミシンを手に入れたことで人生の喜びを見いだしていく姿を、行方をくらました父親とのストーリーも盛り込んで描く。恋も冒険も諦めていた孤独な中年男の主人公を、人気コメディアンのアダム・サンドラーが好演。共演にはオスカー俳優ダスティン・ホフマン、『ゴーストワールド』などのスティーヴ・ブシェミらが顔をそろえる。

他人に変身できる魔法のミシンを手に入れた主人公が、様々な人になりきって人生の喜びを感じていくストーリー。コメディ映画と言えばやっぱりこの人、アダム・サンドラー。こんな魔法のミシンがあったら誰だって普段出来ないような贅沢や体験をしてみたくなるもの。でも少しだけ罪悪感もあったりする…。自分の母親のために、出て行った父親の姿になってデートしてあげるシーンは素敵でした♪結局、最後は“地道に自分の人生を生きていきなさい”という感じで終わります。面白そうな設定なのに結構地味でした。父親との再会もあっさりしていて「あっ、そうなんだ…」くらいの感動。もう少しマックスが暴れまくったら良かったのに…。ハッピーエンドのような終わり方にしているが、主人公は殺人を犯しているわけで、父親は死体隠蔽をしているわけで。お父さん金持ちならさっさと正体明かせばいいんじゃないの?これじゃあ死んだ母親が報われないだろ(笑)皆さん、修理を依頼した靴は取りに行きましょう!

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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