股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

007 スペクター

2015年12月05日 02時43分44秒 | 映画評論タ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ/イギリス
日本公開:2015年12月4日
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ,クリストフ・ヴァルツ,レイフ・ファインズ,ベン・ウィショー
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ボンドは、少年時代の思い出が詰まった生家“スカイフォール”で焼け残った写真を受け取る。彼はMが止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れる。死んだ犯罪者の妻ルチアと滞在先で巡り合ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を確信する。
長い間人々をとりこにしてきた大ヒット作『007』シリーズで、ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンドを体当たりで演じたアクション大作。前作同様サム・メンデス監督がメガホンを取り、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描く。ボンドガールを『サイの季節』などのモニカ・ベルッチと、『アデル、ブルーは熱い色』などのレア・セドゥというイタリアとフランスを代表する美女が熱演。苦悩するボンドの葛藤はもとより、明らかになる彼の幼少期の秘密に期待。

世界的大ヒット作『007』シリーズの最新作。ダニエル・クレイグも本作で4作目の主演になります。やっぱりシワとか見ちゃうと歳取ったなぁと感じます。今回でボンド役も引退らしいと聞いたので、良いタイミングかもね。
今回も世界中でアクションを繰り広げます。メキシコ、ローマ、オーストリア、ロンドンなどなど。ドキドキワクワクするのは間違いないのだけど、どことなく落ち着いた印象の本作。なんでだろうなぁ、ダニエル・クレイグのボンドを見慣れてしまったせいなのか…。アクションも今までの作品と比べると少なめに感じる。冒頭のヘリコプターでのアクションシーンは楽しめたけど、カーチェイス、雪山、列車での格闘シーンなども敵がわざと負けてるんじゃないかと思うほど。敵ボスもあっけなく死んだかんじ。今までのボスキャラと比べると小物感がありました。ボンドとスペクターの組織との関係は意外にもあっさりでした。ボンドガールもあまり魅力的ではない。原点回帰と言われているので過去のオマージュ的な落ち着いた作品に仕上がっていますが、やはり物足りなさがありました。もっと華やかでカッコいい007を期待していただけに残念でした

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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