股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

プラチナデータ

2013年03月25日 11時52分09秒 | 映画評論ハ行
製作年:2013年
製作国:日本
2013年3月16日公開
監督:大友啓史
出演:二宮和也,鈴木保奈美,生瀬勝久,杏,水原希子,萩原聖人,豊川悦司
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政府が極秘に収集した国民の遺伝子情報“プラチナデータ”を基に犯罪捜査が行われ、検挙率は驚異の100パーセントで、冤罪は皆無となった近未来の日本。警察庁の科学捜査機関に所属する科学者の神楽龍平は、DNA捜査システム関係者の連続殺人事件を担当することに。しかし、同システムは神楽自身を容疑者として示し、思考を繰り広げた結果彼は逃亡するが…。
さまざまな作品が映画化されている東野圭吾の小説を、『ハゲタカ』『るろうに剣心』の大友啓史監督が映画化したサスペンス。DNAデータを基に犯罪捜査が行われる近未来を舞台に、自らが携わるDNA解析捜査で連続殺人事件の容疑者となってしまった科学者の逃亡劇を描く。天才科学者から逃亡者へと転落する主人公には、嵐の二宮和也。彼を執拗に追跡するベテラン刑事に豊川悦司がふんするほか、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏ら多彩なキャスト陣がそろった。

東野圭吾原作の実写化作品。原作は読みました。意外な展開があるのが東野圭吾作品の面白いところ!…のはずでしたが、今回はアクションシーンをメインに置いてて肝心な話の核となる部分が細かく描かれていませんでした。逃走劇を見たいわけじゃないのに似たようなシーンばかりでウンザリ。特にバイクシーンは長すぎます。二宮ファンのために、逃走シーンを増やしました感が否めない。これは納得できませんね!二重人格の描き方が雑だし、水上教授は女じゃないんだよ!!原作じゃ、あっさりと二重人格の事をポンポン話すような感じじゃないのにね。途中から、きっとコイツが真犯人だろうっていうのが予想つきました。

役者の演技が良かっただけに、なんとも期待外れの作品に仕上がっていました。原作自体あまり面白いとは思わないので、これを映画化した理由も理解できない。東野圭吾だからって実写化すれば何でも面白いとは限らない!「るろうに剣心」が面白かっただけに、本作の大友監督にはガッカリしました…。ほとんど全ての場所説明のシーンに、いちいち英語と日本語の字幕を出す必要性があるのか?鬱陶しかったです(笑)

この作品の評価・・・・59点
コメント
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