股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

だいじょうぶ3組

2013年03月11日 01時12分06秒 | 映画評論タ行
製作年:2013年
製作国:日本
2013年3月23日公開
監督:廣木隆一
出演:国分太一,乙武洋匡,榮倉奈々,根岸季衣,田口トモロヲ,余貴美子
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4月の新学期を迎えた東京郊外の松浦西小学校。補助教員の白石優作と新任教師の赤尾慎之介が、受け持ちの5年3組の教室に現れると、生まれつき手足のない赤尾の姿を見た生徒たちの表情に驚きと戸惑いの色が広がった。普段の授業をはじめ、運動会や遠足などのイベントを経て、2人の先生と28人の生徒たちは信頼を深めていく。
「五体不満足」の著者、乙武洋匡が自らの教師体験を基に手掛けた小説を映画化したヒューマン・ドラマ。主人公の補助教員を『しゃべれども しゃべれども』などで俳優としても活動するTOKIOの国分太一が、新任教師を乙武自身が演じ、生徒たちと共に成長する2人の教師の姿を映し出す。共演にも、榮倉奈々、田口トモロヲ、余貴美子など魅力的なキャストが集結。国分、乙武の2人と生徒たちを本番で初めて対面させるなど独自の方法を取り入れ、リアリティーあふれる子どもたちの姿を活写した『軽蔑』『きいろいゾウ』の廣木隆一監督の手腕が光る。

「さわやか3組」…じゃなくて「だいじょうぶ3組」。今年初の試写会。乙武さんの実体験を基にした話だそうです。ドキュメンタリーっぽい作りなのは良いとして。まぁ乙武さんは俳優じゃないから置いといて、他の出演者や子供たちの演技が棒読み過ぎです。もうちょい演技が出来る子供を集めることは出来なかったの?それから運動会での100m走ですが、明らかに他の組の生徒が手を抜いてるなと分かりました。そもそも14レース中13レースで1位なんて、ちょっとヤラセ感が…。2時間の上映時間中、1時間半は退屈でした。榮倉奈々の役もこの映画に必要ないし、無駄なシーンが多すぎる。丁寧に描かれてはいるけど良い事や感動する事だけを並べて描いているという印象。

でも最後の30分は色々と考えさせられました。普通って何だろう?個性って何だろう?障害を持ってたら普通じゃないのか?手や足が無い事は普通じゃないのか?いやっ、みんな違ってみんな良いのだ。一方的に決めつけたり差別するのではなく、一緒に努力することが一番大切。「結果より○○」という言葉。自分なら何が入るだろうか…。こんなクラスで過ごしたら、きっと優しい大人になるだろうな

この作品の評価・・・・72点
コメント
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