股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ヒドゥン・フェイス

2013年03月09日 15時31分29秒 | 映画評論ハ行
製作年:2011年
製作国:コロンビア=スペイン
2012年9月8日公開
監督:アンドレ・バイズ
出演:マルチナ・ガルシア,キム・グティエレス,クララ・ラゴ

コロンビアの交響楽団に招かれ、恋人のベレンを連れて同国へとやって来たスペイン人指揮者のアドリアン。彼らは郊外にぽつんと建っている、ナチスの残党だったという人物が所有していた別荘を借りて住むことに。そんな折り、ベレンがアドリアンの浮気を疑ったことからけんかが始まってしまう。アドリアンが家に戻ると彼女は別れを告げるビデオを残し、姿を消してしまっていた。その痛手を癒やそうと出掛けたバーの店員ファビアナと惹かれ合い…。
コロンビア出身で美貌のマルティナ・ガルシア主演によるサスペンス・スリラー。ナチス・ドイツとの因縁がある別荘を借りた指揮者が、そこで体験する超常現象の数々とその果てに待ち受ける驚がくの真実を活写する。『マルティナの住む街』のキム・グティエレス、『キャロルの初恋』のクララ・ラゴなど、スペインの実力派俳優が共演して恐怖と驚きが入り乱れる物語を盛り上げていく。排水口から響いてくる声、不自然なまでに揺れる浴槽の水面、鏡をじっと見つめる犬など、観る者に不穏極まりない気持ちを抱かせる描写の巧みさにも注目。

コロンビアの映画って観るの初めて!?これは…久しぶりの良い掘り出し物♪B級っぽさはあるけど、意外な展開が多いので最後までドキドキしながら観れました。幽霊モノかと前半は「つまらなそう…」と思ってましたが、途中から急展開があり一気に物語に引き込まれました。まさかそういう展開になるとは…予想外です。浮気癖があるアドリアンの気持ちを確かめるためにベレンがとった行動は、正直言って自業自得としか言いようがないけど。でも途中からベレンが可愛そうに思えました。ファビアナも見て見ぬふりはダメ!!まぁここで色々書いちゃうとつまらないので詳細は書きません。主役のファビアナ役のマルティナ・ガルシアって女優さん、綺麗です(笑)けど観ていて思ったのは、男も女も裏がある生き物なんだってこと。信じる気持ちは大事だけど、それはいつか裏切られてしまうのか…。女の嫉妬って本当に恐ろしい。愛のためなら相手を殺すことだって出来るのか…。それと同じくらい男のいい加減さも腹が立ちますが(笑)

よく練られた脚本です面白かったです!


この作品の評価・・・・74点
コメント
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