股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

毎日かあさん

2011年09月19日 16時45分11秒 | 映画評論マ行
製作年:2011年
製作国:日本
2011年2月5日公開
監督:小林聖太郎
出演:小泉今日子,永瀬正敏,矢部光祐,小西舞優,正司照枝
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締め切りに追われる人気漫画家のサイバラは休む暇もなく仕事だ。優秀なアシスタントと共に夜遅くまで働くのだった。だが仕事が終わると、次は子供たちを寝かせる時間だ。一日の終わりのひと時の楽しみは、子供たちは絵本、母は酒。サイバラが子供たちの布団の中でグラス片手に絵本を読み聞かせると、目まぐるしい一日も何とか無事に終わりを迎える。一方、元戦場カメラマンの夫カモシダは、アルコール依存症で病院に入院中。ところがある日、勝手に退院してきた彼は、作家になると宣言したものの原稿も書かずにまた酒に手を伸ばしてしまう。やがてカモシダの心は日に日に混乱し、妄想がひどくなり、とうとうサイバラは彼に離婚届けを渡す。
西原理恵子の実体験に基づく同名漫画を「マザーウォーター」の小泉今日子と「ゼラチンシルバーLOVE」の永瀬正敏の共演で映画化。漫画家の妻と元戦場カメラマンの夫、二人の子供たちとの日々を描く。監督は「かぞくのひけつ」の小林聖太郎。

前半は笑えて後半はウルっとくる作品でした。小泉今日子と永瀬正敏の夫婦役も面白かったけど、子供たちの自然な演技もとっても良かったです♪ドタバタした日常生活での家事や子供の世話、夫との喧嘩など、どこにでもありそうな光景なのに、見ていると笑ってしまいます。ノンフィクションと思うと余計に面白い!ミミズの鉄板焼きも実際やられたら怒るけど映画だから面白い(笑)
ただ笑わせるだけの展開ではなく、笑いの中にも家族愛や親子愛が伝わってきて、人間の強さや弱さが垣間見えました。日常の何気ない事にも幸せはあるんだなと思います。

「神様。私に子どもをありがとう。」という言葉が素敵でした。ラストは悲しい結末ですが、自分が家庭を持ったらもう一度観たくなる心温まる作品でした。

この作品の評価・・・・77点
コメント
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