股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ウルルの森の物語

2011年09月03日 11時19分34秒 | 映画評論ア行
製作年:2009年
製作国:日本
2009年12月19日公開
監督:長沼誠
出演:船越英一郎,深田恭子,光石研,濱口優,桑代貴明
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昴としずくの兄妹は、東京で母親の夏子と暮らしていた。しかし夏子が入院することになり、5年前に離婚した父・大慈の暮らす北海道に行くことになる。大慈は野生動物救命所の獣医をしていた。慣れない父との生活に戸惑う兄妹だったが、美しい大自然や野生動物たちとの触れ合いを通じて、少しずつ寂しさを紛らせていく。また、大慈の妹で動物カメラマンの千恵や、牧場で働いている拓馬(濱口優)らも、兄妹を優しく見守っていた。ある日、しずくは1匹のオオカミに似た子犬と出会う。
北海道を舞台に、オオカミの子供を守ろうとする幼い兄妹の冒険と、家族の絆を描くヒューマンドラマ。美しい大自然と、愛くるしい野生動物たちがスクリーンを彩る。出演は、「マリと子犬の物語」の船越英一郎、「ヤッターマン」の深田恭子。監督は、ドラマ『東京大空襲』の長沼誠。音楽は、「崖の上のポニョ」の久石譲。

子供たちの冒険、動物、親子の絆…なんだか夏休みの親子向けの鉄板映画といったかんじ。一匹のオオカミによって成長していく子供たちと命の大切さを描いた本作は驚くほどハッピーエンドで終わらせました。ただし、いくら子供向けだとはいえ、ワザとらしい演出でハッピーエンドに持っていこうとするご都合主義は、どうかと思う…。子供の夢を壊すのは良くないけど、現実は厳しいんだってことを分からせてあげる事も時には大事だ。少しくらいは悲しい要素を盛り込んでも良かったんじゃないかな。お父さんが橋から落ちるシーンは失笑でした
ウルルは可愛かったけど結局感動は出来ませんでした。ファミリー向けなので子供が観るには丁度いいけどね…。

この作品の評価・・・・62点
コメント
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