股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

サヨナライツカ

2010年07月21日 12時27分59秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2009年
製作国 : 日本
2010年1月23日公開
監督 : イ・ジェハン
原作 : 辻仁成
出演 : 中山美穂,西島秀俊,石田ゆり子,加藤雅也,マギー
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1975年、タイ・バンコク。航空会社のエリート社員・豊は婚約者の光子を東京に残し、バンコク支社に赴任。そこで艶やかな女性・沓子と出会う。ホテルのスイートルームに住み、金にも愛にも困らない奔放な沓子。そんな彼女に豊は惹かれ、情事を重ねていく。だがそれも結局は、光子との結婚までの間のこと。結婚式を目前に控え、豊は沓子と別れようとするのだが……。
中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした濃密なラブストーリー。前途洋々な航空会社のエリート社員・豊と高級ホテルに居を構える謎の美女・沓子。そんな2人の愛の形を1975年とその25年後の2つの時間に分けて映し出していく。作品全体に横たわるのは「愛すること」という普遍的なテーマ。そして誰かを愛するために必要なものが、切なさや悲しさと共に明らかにされていく。主演の中山美穂は沓子を妖艶に演じ、観る者を虜に。徐々に深い悩みの中へと落ちていく豊を演じた西島秀俊の姿も印象的だ。監督は『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン。スケール感を出しつつもディテールにこだわった演出を見せ、情感を豊かに表現してみせた。

結ばれてはいけない男女の恋愛を描いた本作。2人の関係が正しいのかそうでないかは観る人によって変わってくるだろう。しかし豊と沓子が互いに惹かれあう理由がイマイチ伝わってこないいきなり部屋に入ってきて下着下ろされて「じゃあヤりましょうか」って、なんだろうコレ(笑)海外でハメ外しちゃった男としか思えませんね。沓子の正体もよく分からないし…。
2時間がとても長く感じました。25年後の部分はいらないんじゃないかな??まぁ無かったら無かったでスッキリはしないけど、反抗期の息子とかストーリーに全く関係ないと思うが…。西島さんと加藤雅也の老後メイクはコントみたいで笑えますね。結局誰も幸せになれない終わり方は切ないです。
「死ぬ時になって、愛されたことを思い出しますか?愛したことを思い出しますか?」んー自分ならどっちも思い出すけどなー

この作品の評価・・・・64点
コメント
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