股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

なくもんか

2010年07月20日 22時08分37秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2009年
製作国 : 日本
2009年11月14日公開
監督 : 水田伸生
脚本 : 宮藤官九郎
出演 : 阿部サダヲ,瑛太,竹内結子,塚本高史,皆川猿時,片桐はいり,鈴木砂羽
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東京・下町。ハムカツで人気の「デリカの山ちゃん」の2代目店主・祐太は、誰の頼みも断らない究極のお人よし。彼は親に捨てられ、弟と生き別れた過去がある。そしてその弟こそ、人気お笑い芸人「金城ブラザーズ」の祐介だった。祐太は先代の娘・徹子と結婚、婚姻届を出すために手に入れた戸籍謄本で祐介が実の弟だと知る。早速祐介に会いに行く祐太。しかし偽の兄弟芸人として売り出していた祐介の態度はすげないものだった…。
『舞妓Haaaan!!!』の監督:水田伸生×脚本:宮藤官九郎のコンビが再び作り上げたのは、笑って泣けるホームドラマ。両親の離婚後父親に捨てられ、それでも笑顔を絶やさずに生きてきた兄・祐太。母親の死んだ後イジメられないよう、お笑いを頼りに生きてきた弟・祐介。そんな複雑な過去を持つ生き別れの兄弟の関係を軸に“家族”というものを真っ正面から描いていく。宮藤脚本らしいアクがあって活きのいいキャラクターを、主演の阿部サダヲはじめ、瑛太、竹内結子らがそれぞれ特徴ある演技で表現。それを水田監督のテンポのよい演出が支える。観た後に家族とハムカツが恋しくなる作品だ。

クドカン映画は個人的に面白くて好きです。しかし今回の作品は面白さより泣ける要素を前に出した作品で、ちょっと残念でした。兄弟の絆だとか家族の大切さだとか感動できたけど、その間でちょくちょく笑いが入ってて、笑いも感動も中途半端になってしまってたと思います。周りを明るくしようと頑張る裕太の姿はとても感動的でした。なんとなく共感できる部分もあります
最後は結局、弟と仲良く暮らせるようになったのかな?無理矢理オチに行ってしまった感じがして見終わったあとにモヤモヤが残りますね。キャストは豪華で皆さん演技上手いのに、勿体無い!やっぱりクドカンは笑い一筋で行ってほしい!!

この作品の評価・・・・67点
コメント
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