こんには……。
季節がやっと春らしくなりました。
東京では、昨日からすでに桜が満開です。近所の公園でも老木の細い枝に咲く桜の花が重そうでした。夕方はまだちょっと寒いようですが、すっかり季節が変わっていました。
今年の桜は、また格別な花に思えました。
あと何回、こんなに美しい季節を象徴している花をみることができるのだろうか…とも思いました。一年間、日々ゆっくり待っていた桜の木の辛抱強さに脱帽でした。
さて、今週は週の間に一日(お彼岸)の祝日があったおかげでとても楽でした。こんな休みもあっていいです。
あいかわらず景気は上向きのようです。まあ、これはわれわれ庶民にはなんの関係もないところで利益をあげているような気がします。
そして安倍首相の人気……アイドルではないのですから……
日曜日の朝日新聞の原発の記事がでていました。いま、日本の原発は福井県の関電大飯の2基以外は停止状態なのですが、それでも維持・管理・修繕費がかかるということで電気料金が値上げを目論んでいるそうです。その額1兆2000億円と、とんでもない額です。ということは、福島の東電第一原発も廃炉にむけているにもかかわらず電気料金がかかるということです。
そのため、電気会社は電気料金の値上げをする……と。
政権が民主党から自民党にかけて、原発は推進に原発政策が変更になり、おおかた承認されるでしょう。これは、ある意味自民党に投票した市民の責任です。これで、また大地震でも起きて「メルトダウン」にでもなったらだれが責任をとってくれるのか……。莫大な補償が払えるのでしょうか。払える、払えなうという場合ではないほど被害は大きくなるということは誰でもわかることなのですが、ほんと、忘れっぽい政治は永遠です。
まったく、原発が動いていたときは「経費がかからずクリーンな原発」といっていたことは大嘘だった…と思います。
それにしても、この危険な電力を電力会社の組合はどう考えているのでしょうか。
また、原発の修理をする労働者の賃金がピンハネされていることも言われています。まさに、食い物されていることがわかります。
この時期、桜の写真をとっておきたいと思い、近所の公園などによくでかます。桜の花の下で元気に遊ぶ親子がなんともほほえましく思います。朝が早いとまだ、酒も入っていなくて静かな花見ができます。
でも、お酒をもってブルーシートを敷いて、みんなで歌あり、踊りあり…、さらにはカラオケありもいいものです。まして、屋外で太陽の光を浴びていいものです。
桜
きっと思いだすだろう
期待を胸にした日
この木の下で
明日をむかえられるだろう
原発事故が木を覆いつくし
土には草がなすがままに成長した
それでも
桜はゆっくりと
青い空に
温かい空気のなかで
静かに花開く
こうして
わたしたちは
だれの指示や命令ではなく
自然のなかの一つとして
咲いた桜の花の木の下に
立てたことにありがとうといっている
この時期、桜の花びらが人をウキウキさせてくれる。今までの苦しさや、悲しさを一瞬花びらの中に忘れさてくれるのも事実だろう。
わたしは、この時期いつも思い出すことがある。
子どもの頃遊んだ神社の老木の桜も今年も花を咲かせているのだろうかと……。
この時期、時間の経過とともに全国の桜が等しく、少しずつ花が開いていくのだろう。自然の流れのなかで生かされて今日から明日へと向かうことが大事な日々なのだと思う。明日のことは誰にもわからない、と思っていても期待をむねに始まるのだろうと……。
毎年毎年、マンネリと言われても愚痴ひとつ言わないで、その時期に誰にいうことなく自分のやれることをしっかりやって生きている、そんな力強さを桜は人間に感じとらせてくれる。そして、これまでの自分の自戒を含めて散るまで一生懸命がんばれ……といっているように思える。
単純な私はそんな思いをつくらせる桜の花です。
今週、研修があった。なにをいまさら……という気もあった。しかし、日々忘れていることを思い出させてくれる時間になった。会議などここのところ、仕事に追われ実施してことがなかったが強引にやったが、これもありか…という気持ちになった。私も、残り数年でこの会社は終わり。定年であがり、というわけでだ。それでも、働けるうちは、できることをやっておきたいと思うのだろう。
そして、別れと出会いのスタートの時でもあるのでしょうか。
読者のみんさんはどんな思いで眺めているのでしょうか。
今週、娘が再就職先で働くようになりました。終業時間午前8時30分から午後5時30分。残業はほんとんどなし……。
12時から1時と3時から15分の休憩。
賃金は安い……、とのこと。
賃金が高い、残業は多い……という変な日本の常識があるなか、あとは本人の生き方がで決めるしかないようです。
安くても働きながらどうにか人間関係を築いていってほしいと思います。
まあ、これからです。
まだ、来週あたりに、花見ができるしょうか……ね。
*読んでくださった方、ありがとうございました。