日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

お彼岸です……ネ

2013年03月17日 | Weblog


 こんにちは……
 風が強い日が続きます。この風さえなければ「春」の陽気なのにと思いつつお彼岸の入りです。
 寒い冬がやっと終わりをつげようとしていますか……。
 多摩川の散歩でも姿は見えませんでしたがひばりが鳴いていました。そして、足もとではたんぽぽがやっと花を咲かせていました。「……寒さも彼岸まで」といいます。もう少しのしんぼうのようです。
 風は冷たくとも、野に咲く花が春をつげています。

 さて今週は、春闘で大手企業が一斉に回答を出した週でした。一年間の賃金を労資でどう整えていくのか、山場でもありました。
 春闘についてめずらしく、初めてでしょうか安倍政権みずから、賃金を引き上げを求めた…というサプライズもついて、大方が要求とおりの妥結となりました。(へんな話しですがこれは事実です)

 はっきりいって労働組合も、いまや政権の人気をとる組織の一つになっているのでしょうか。連合が強力なキャプテンシーをもってやった春闘ではないことだけは確かです。「つるの一声」できまりましたから。

 事実、自動車や電気の集中回答では、円安・株高の影響もあって一時金要求に満額回答が相次いだようです。(私の会社にはなんの影響もないけれど)
 春闘の前半戦は終わりました。後半戦は中小企業の春闘がはじまっています。大手の回答を受けてどうなることか。本当は中小企業が元気であってほしいものです。

 一方、安倍政権は「憲法96条」改正を目論む動きも活発になってきていた一週間でもありました。民主党・維新の会・みんなの党も相乗り状態で動き始めていました。最近の民主党はおかしい……、これをみていてお気づきの方も多いでしょう。野党じゃなくいようです。選挙までの期待もなくなりました。このいきおいだと「TPP」にもかならす民主党は相乗り状態をつくるでしょう。なんとも、無責任な政党になりさがってしまったのかと思います。

 とどめは、安倍首相が議長をつとめる産業競争力会議が「解雇自由」にする法改正をもとめようとしています。これは、原則解雇は経営者の自由にできるようにするもの……となっています。なんとも、恐ろしい法案をつくろうしているようです。

 やっぱり、円安・株価があがった……といっても私には関係のないことで、極々一部の資産家がボロ儲け状態だということなのでしょう。
 連合もそれは知っているはずで、「解雇自由」などに対して今後はどう対処していくのか注目していく必要があるようです。このままでは、組織率も全労働者の一割になるかもしれません。


 散歩をしている多摩川の土手に菜の花が咲き始めました。やっぱり、春だな―……。と思います。この季節は野には小さな花が咲き、カラーの世界をつくりはじめます。そんななかを歩いていると、心もカラフルになったようにうれしさがよみがえってきます。冬に忘れていたことを思い出します。
 私にとっては今年の季節ってこんな違うのか、と感動しています。昨年はまっくらでいしたか。そんな、色を今年はいっぱいできるといいと考えています。
 

 卒業
 ある人はモノを作って卒業とした
 またある人は証書をまらって卒業した
 そして、人は誰かと別れて卒業した
         ○
 人と人との出会いと別れがきっとくるだろうと……
 誰もが心のかたすみにじっとしまっておいた
 過ぎてゆくものはすべて卒業
 それはそれとて
 別れるのがつらい日でもありました
         ○
 「花にととえがあるように、さようならだけが人生だ」
 そんな言葉を残して去っていった詩人もいた 
 そしていつか思い出すだろう
 そこに私がいたことを 
 だれがいつかどこかで思いだすのかもしれない
     

 今年の春闘はあまりにも経営側は「気前がよすぎではないか」と思ったのはわたしだけではないのでしょう。
 ……と、思うときっと裏がある。浮かれているどころではあるまい。「アメとムチ」これが大原則の資本主義にあっては「何かある」と思った方がいい。

 「アベノミクス」は労働組合までも巻き込んでいるようなところもある。さらに連合=民主党までも抱き込んでいるようなにも思える。
……ろ、思えた。
 どうでしょうか。

 そうか考えると日本ではストライキという言葉も死語になりつつあるのだろうか。労働者の唯一の武器も忘れてしまいそうに長いあいだ聞いていない。
 いったいどうなったのかな。



 今週は、花粉症が猛烈な勢いである。
 私も今年は昨年以上にくしゃみの多い一日が続く……。くしゃみをすると体力も奪われていくように思える。
 いい大作はないものなのか……。
*読んでくださった方、ありがとうございました。