日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
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  あしたを考える一日をつくりたいね……

選挙に思うこと

2007年07月15日 | Weblog
 台風4号の影響で関東地方も大雨です。せっかくの連休ですが雨音を聞いている毎日です。小雨になった時間を利用して近くの公園に散歩に出かけるくらいの連休です。
 ところで今週、残業の帰り道でセミの声を聞きました。今年はちょっと早いのでしょうか。
セミは地上に出てくるまで土の中で数年間いてこの時期をむかえたのでしょう。セミにとっては初めてみる都会の夜の明るさが昼間にように感じているのでしょうか…。照明灯の横の木で必死に鳴いているのを聞いていると生まれてくるものにとって場所は選べないものなアーと思いました。できれば太陽がさんさんと輝き、真っ青な空の下のイメージが子どものころから強いのでどうしてもそう思えるのかもしれません。
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 さて、今週いよいよ第21回参議院議員選挙の公示がありました。街のあちこちにも立候補者の広報写真のたて看板をみることができるようになってきました。
 ところで、今回の選挙は「いったい何を主権者に問いかける選挙?」なのか少し考えてみました。考えるうえで一番、印象に残っている言葉は安倍首相にいう「戦後レジームの脱却」という言葉でした。
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 「戦後レジーム(体制)の脱却」とは戦後からこれまでの体制をかえる…?ということでしょうか。
 一つに60年安保闘争による日米安保条約締結、さらには三池闘争による総資本対総労働の対決、勤務評定反対闘争などなどがありました。(詳細については、はずかしいのですがよくわかりませんが)これらからの脱却ということなのでしょうか…。
 昨年方今年にかけて安倍内閣与党が「教育3法案」の強行採決、イラク復興支援特別措置法改正、防衛庁設置法など野党の充分な審議なく矢継ぎ早に成立させてきました。疾走から暴走に変わらないかと思ってみていましたが、「政治家とカネ」の問題では松岡農水大臣のが自殺までだしてとうとう暴走が始まったように思えた国会でした。それでも、イラク復興支援特別措置法改正、日本年金機構法、国民年金法改正など矢継ぎばやに強行成立させました。
 これが「戦後レジームの脱却」だとしたら、憲法改正は数の論理でどうにでも変えられてしまうのではにかと心配しているところです。
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 その後にくるものは「戦争のできる国」という野党のフレーズがあるが本当にできるかもしれないと思えてくる国会運営をみることができました。こなままでは今まで「平和憲法」をもってきた日本が軍事力を増強するかもしれない。それで、さなる日米軍事同盟を強化したいのかもしれない。しかし、その一方で、増税がまっているのだろうと思う。
 それにしても、今回の選挙は、これまでの政治にのすす見方に対する国民の審判がどうくだるのかためされる選挙になるのだろうと思います。
 わたしは、参議院選挙の本質は年金問題よりも、教育から憲法へ法案を変えていく過程にすぎないように思えます。憲法のなかでも「憲法9条」をいかに変え、防衛庁の企画でさらには米軍といかに協力して、与党が思うところの「平和貢献」に力をいれたいのだろうと思います。9・11貿易センターテロに対する報復に日本がいかに力添えできるかとうことが試されている安倍政権だと思います。
 そう思うと、まずは「教育3法」の改正からという方法も理解できることだと思います。
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 今回だけはそう思えることが非常に思えた1週間でした。
心して投票しようと思います。
 台風4号も夕方には関東地方を通りぬけたようです。災害に遭われた方、おくやみ申しがあげます。
 毎週投稿していて今回は選挙のことが多いように気付きます。
 梅雨があけたら早速、山歩きにいってこようと思います。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。