日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

一雨ごと、秋深まる

2017年10月15日 | Weblog

 こんにちは。
 雨が降るごとに寒さも身にこたえるようになってきましたねえ…。
 休日の朝、雨などとなると少しずつ散歩もおっくになってくるのが正直なところです。寒さをがまんして外へ出れば、木々の葉が雨と風にうたれて落ち葉になっています。散歩道も枯葉を踏んであるくことがおおくなってきました。

 寒さをのりこ散歩にでれば枯葉を踏む音が冬の音のひとつなんだということがわかるような気がします。季節を感じる音はいくつくらいあるのでしょうかね。これからその音をさがしての散歩にもなるだろうと思います。


 選挙の「期日前に投票」に行って来ました。
 雨ということも少ないのかな、と思っていましたが混雑していました。外へだてら「出口調査」とやらをしているお兄さんに呼び止めれて答えていました。
■安倍政権ってなんだったのなあ…

 思えば今回の選挙は「どんな選挙なのだろう」と自分なりに考えてみました。
 安倍政権が誕生以来のちょうど節目の選挙であると思います。その安倍政権がやってきたことはといえば、2012年12月第2次安倍内閣が発足以来翌年の2013年の参院選で自公の圧勝でまず①特定秘密保護法が成立。さらに衆参両委員会で憲法解釈を変える閣議決定。2012年には消費税増税の先送りをして衆院解散した。ここでも衆院の3分の2を超える圧勝。自公政権の第3次安倍内閣。集団的自衛権を行使する(武器をつかうことを認める)②安全保障関連法が成立。2017年には②共謀罪法が成立…とやってきた。その間2017年には第4次安倍内閣が発足して、「働き方改革」の間最中に「森友・加計問題」が議論の真っ最中だった矢先の突然の解散だった。

 全体を通しての印象は、駆け足にそれも「問答無用」的な強行で進んできたように思う。とても印象的なのは「異論」を新聞記者や野党からいわれても、ほとんど無視するかのような菅義偉官房長官の記者会見にはあきれた。自分のいいようい解釈して、無視するように見えた。
 そこにきて、「一強多弱」で野党が抗議がなかなか通らない。今年にはいりますますその強行的な姿勢に拍車がかかるような安倍第4次内閣だった。

 どれをとっても、討論・審議より短い時間で圧倒的な議員の数で法律をつくってきたように思う。それも、ずべて軍医的な影をひそめながら、関連する法案が成立していったように思う。けっきょく、働く人たちのための「働き方改革」という国会は突然の解散になっていた。
 それも、権力を持つ側の都合のいいように政治はやられるのは仕方がないにしても、その内容はあまりにも偏りすぎていたように思う。このままいけば、本当に野党がいいように海外での自衛隊は戦争に巻き込まれてもなんら不思議ではないように思えた。戦争が他国の土地でやられている、という状況がつくられていくように思えたのだった。これは、昭和15~17年の日本の状況になっていくようだ。

 けっきょく安倍政権は、働く人のことを考えるふりをして企業優先(軍事的なことも含め)の政治をやってきた。それも、危険なのはこれまでの歴代の首相がやってきた戦争の犠牲者を踏みにじったような法案の強行突破の政治だったよだった。
 その間、「過労死や過労死自殺」をよく耳にしたり、新聞では報道されていたにもかかわらずすぎていった。まったなしの労働者の悲劇を見過ごして「森友・加計学園」では自分のお友だちを加護していた様子はなんとも身勝手な政治家だと思えるほどだった。驚きは、その問題が浮上し始めたと思ったら「解散」だ。ほんとうにご都合主義にはあきれた…。
 
 なんでこんなことになってしまった…、と思えば結局、彼等を選んだ有権者にも責任があるように思う。とはいえ、ここまで追い込んだ野党議員の人たちはがんばった。これ以上好き勝手にやられては、私たちの税金をどう使われ、どこへ連れていかれるか不安でもあった。
 それが証拠に、今年の都議会銀選挙での自民党の敗北があったように見えた。小池百合子都知事のやったことは評価されるべきだと思う。ただ、これが国政にも…という野望が「希望の党」をつくったものの、これが野党めざすものとはちがって来た政治は混乱をまねいている。なんとも、これも政治かと落胆した。だから、私は「希望の党」は自民党より最悪の党に見えてしまうのだ。なぜなら「しがらみのない政治」といっていますが、その「しがらみ」で都知事になれたのではないのでしょうか。ただその「しがらみ」が悪くなって今度は「リセット」となったのでしょう。しかし、そこから逃げていては決して、私たちの望む政治はできないと思いますが…ね。
■応援したい弱小野党…その名は社民党
 私が期日前投票をして思うことは、本当の野党が伸びいてほしいということだ。とくに、共産党や社民党が野党をリードすることを願っている。とくに弱小の社民党にはぜひぜひ、もう少し国会議員が増えてもいいと思う。これまで、小さいながら働く人とのために頑張ってきたように思うし、これからも働く人のことを大事に訴えてほしい。ながい歴史をもっている野党政党にがんばってほしいと思うのです。がんばって!


 わたしの個人的なえこひいき的な意見としては、日本の政治から弱小政党の意見が通らなくなったら日本はヤバイ!!…と思う。小さな意見をよい意見であればくみ上げていくのが民主主義の原点だろと思うとがんばってほしいと思うのだ。



 秋雨が空気を冷たくさせていきます。山もそろそろ紅葉が始まっているころだろうと想像します。ちょうど一週間前は、高尾山に山歩きにでかけいました。そのときは「紅葉はまだまだだな…」と思っていました。この雨で今年は早くなるのかもしれません。低い山とはいえ、とてもきれいに紅葉した山々の景色はいいものです。日々のいやなことを忘れさせてくれます。そう思うと山の紅葉は、心と体にとてもいい「薬」だとでしょうか。そんな「薬」ならわが家の常備薬にと思います。けれどもこれだけは、他人から買うこともできません。事実、自分の汗と苦労で現地にいってあじわうしかないものです。そしてゆくれないものなのでしょうか。
 私は、そんな薬をみつけるために山歩きをしているのかもしれません。
 それも、やみつきにならないようにある程度の距離をもちながら、つかず離れずに…。よりそっていくような気持の薬は誰もつくってはくれそうもありません。
 そんな気がします。みなさんはどんな常備薬を持っているのでしょうか。

 来週のいまごろは、大多数の国会議員が決まっていることでしょうか。当選、落選によって悲喜こもごもの感想があることでしょう。
 憲法や労働、社会保障(年金)、教育、医療などくらしにかかわる方向が少しずつ決まってくるのでしょうか。
 個人にとっては、良くも悪くても私たちの生活が少しでもいい向きになればいいのですが。まさに、来週の風がどこへいくのでしょう。





※ご無沙汰していた「私の好きな詩集」を今回は選んでみました。一つの時間や時期を思っています。今回は濱口國雄の詩集にしました。時代は次の時代のためにあるものです。愚策なこてで悲劇であっても時代はつながっていると思います。違うことは、前の時代よりもよくしようという人がたくさんいるように生きるという反省する人がいることだと思います。
 「くさいものはフタをするのではなく、きれいにする工夫と実行」がよりましなものをつくりますし、くさいものがなくなる方法です。

「便所掃除」 濱口國雄詩集(土曜美術社)1974.2.15より
扉をあけます
頭のしんまでくさくなります
まともに見ることが出来ません
神経までしぶれる悲しいよごしかたです
澄んだ夜明けの空気もくさくします
掃除がいっぺんにいやになります
むかつくようなババ糞がかけてあります

どうして落着いてしてくれないのでしょう
けつの穴でも曲がっているのでしょう
それともよっぽどあわてたのでしょう
おこったところで美しくなりません
美しくするのが獏たちの務めです
美しい世の中も こんな処から出発するのでしょう



くちびるを噛みしめ 戸のさんに足をかけます
静かに水を流します
ババ糞に おそるおそる箒をあてます
ポトン ポトン 便壺に落ちます
ガス弾が 鼻の頭で破裂したほど 苦しい空気が発散します
心臓 爪の先までくさくします
落とすたびに糞がはね上がって弱ります

かわいた糞はなかなかとれません
たわしに砂をつけます
汚水が顔にかかります
くちびるにもつきます
そんな事にかまっていられません
ゴリゴリ美しくするのが目的です
その手でエロ文 ぬりつけた糞も落とします
大きな性器も落とします

朝風が壺から顔をなぜ上げます
心も糞になれて来ます
水を流します
心に しみた臭みを流すほど 流します
雑巾でふきます
キンカクシのうちまで丁寧にふきます
社会悪をふきとる思いで力いっぱいふきます



も一度水をかけます
雑巾で仕上げをいたします
クレゾール液をまきます
白い乳液から新鮮な一瞬が流れます
静かな うれしい気持ちですわってみます
朝の光が便器に反射します
クレゾール液が 便壺の中から七色の光で照らします

便所を美しくする娘は
美しい子供を産む といった母を思い出します
僕は男です
美しい妻に会えるかも知れません




 今週はこのへんで失礼します。
 そろそろ、各保険の「確定申告」の「重要」な封書が舞いこんでくるころでしょうか。お金のかかることばかりで困ってしまう。少なくとも、年金生活もはじまりそうなのに…。まあ、むりせずボチボチ始めようとしますか。

 とはいえ、来週は仕事にひっかきまわされそうだ。雑誌の原稿が入稿が遅れているし…。いったいどうなることやら。)おらしらべーどー。
読んでくれた人、ありがとうございました。


◎おまけ
 最近、またはじまった「こころ旅」この番組はいいです。
こころ旅

 ちなみに、興味のある方は下記のホームページをみて下さい。
社会民主党

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