日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

三連休のはざまで考えること……

2012年07月15日 | Weblog


 こんにちは……。
 3連休がはじまったと思ったら、もう最終日。つくづく、日々の速さのなかに驚いています。
 今週、まだ梅雨がつづくのか思っていたら連日の猛暑。この暑さに身をおいていると、老体にとってはキツイですね。
 散歩をしていると、トンボが飛び始めていました。夏も真っ盛でもありますが、一方、季節は秋に進んでいるように思います。
 
 さて、今週、九州地方で「バケツをひっくり返したような雨」が降り、大きな被害をまねきました。川が氾濫して家は流され、土砂崩れによって生命までも埋め尽くされ、多数の死傷者がでました。集中豪雨でこれほどの被害をまねく雨の降りようは異常です。26人が死亡したそうです。まだ、行方不明者もいるそうです。(……合掌)

 また、大津で起きた中学生の自殺事件。いじめはこれまであったが、これほど多くの人を巻き込んだいじめによる自殺事件はなかったのではないのだろうか。
 知れば知るほど、教育がこんなにも生きていこうとする人に無関心になっていることにあきれてしまった事件でした。

 これまでいじめは、学校で、会社でと組織になってしまった集団のなかでは多くあったように思う。事実、私の職場にもいじめは、表にでてきてはいないがある。
 人間が生きていくなかで、どうしてもいじめの矛先は弱者に向けられている。まるで、犯人のように烙印をおしつけていじめられるように思い。
 その烙印によって、自殺でもしようと思っている人もいることは事実だと思う。行き場がなくなり、がんじがらめになってしまっているように思える。

 今回の大津市の中学生自殺事件は、みんな相談相手が自分の保身になっているように思う。そこで、問題をたらいまわしにされ、解決の糸口が切れてしまっていたようだ。切れるというより、切られていったというほうが正解かもしれない。

 最近読んだ小説「晴天のクジラ」窪美澄著(新潮社)を思い出した。
 この小説のバックボーンは「生きる」というより「死ぬな!」というメッセージが流れている。失敗続きの仕事、他人とうまくいかない人間関係……などが書かれていた。そこに、登場人物は一度は「死」を考えている。
 しかし、人間の人をねたむ、裏切るなど葛藤のなかで悲しみばかりのなか、ちょっと横道にそれてみるのも大事だな……。

 その、横道が「死を忘れる」ものをつくっていることに気がつかされます。人生に疲れた3人が、漂流したクジラを見にいくことになる話しで終わります。
 読んで、考えたことは、それぞれ「死」を忘れさせてくれる何かを作る、時間を持つことの大切さでした。
 人間にできるなにかで蘇生しはじめる……。それを見つけることも大事な人間のやることなのではないかと思います。

 ひとりで考えてみても限界。なぜなら、人間社会はひとりで生きている社会ではない。となれば、自分を素直に表現する人間をさがすことから始まるのが大事な行為なのだろうと思う。
 そんな人いますか??

PHOTO:昼下がりの野球場で、少年たちが一生懸命野球の試合を楽しんでいました。そのすぐそぼに、お母さんたちが応援を繰り広げています。野球といえば、いま高校野球は地方大会の真っ最中です。近くの市営球状でも「西東京予選」が行われています。わが子の成長をスポーツで感じるお母さんでしょうか。スポーツはプロにならない限り、楽しむものだと思います。スポーツで苦しし少年がいないようにしてほしいと思います。まだ、この時期は負けても勝っても勉強です。笑って試合終了がいいのではないかと思います。勝手ながら、私はそう思いましたが…これから、いっぱい苦しむことはまっています。それは、生きている以上大事なものだと思います。それを乗り越える、スポーツもその一つの道具だと思います。





 手紙

お元気ですか
ごぶさたしています
やさいい手紙をかいているでしょうか

楽しく送っているか?
いま、大変なことはないか?
どこかへいってきましたか?
人生エンジョイしてるか?
あいつはどうしてる?
たくさいんの疑問を投げかける手紙もらっていますか……

何か楽しみはありますか……
「そうだな一日の終わりビールを飲んでうまい……
という日々をつくりたいです……」と
そんな手紙をもらいたい

地球の自転よりゆっくり、ゆっくりと
日々をむかえるような
人に手紙を書きたいことを思う
一日の終わりを
一杯のビールがうまい…でもいい




 この連休の一日をつかって、山歩きにいってきました。
 コースは、毎度おなじみな「陣場高原~高尾」の予定でいってきました。

 最近になく猛暑のなか、大汗をかきつつ歩きました。水分の補給は準備万端に、自分への思いやりを十分にして歩きました。
 当日は、前日の、雨の影響で、登山道がぬかんるんでいたのが最悪でした。歩いていくと、滑ったりして足をとられることが多い山歩きでした。
 ぬかるんだ山道での不自然な足の動きが悪かったのか、足にマメができて、痛くて往生した山歩きでした。




 私も山を歩きながら考えた。
 『山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
 智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。(「草枕」夏目漱石)』
とあるが、こんな世の中のいやなことを忘れるために、きっと山歩きをしているのだろうと。

 そこに、私自身の低山歩きの楽しみ方をみつけたような気がした。
 たとえば、頂上についたら、かならずコーヒーをいれてのんびりすごす。また、昼飯を食べたあとは、必ず1時間くらいは、山で昼寝をする……とか、とことんのんびり、歩いて楽しむ工夫をできるのが近所での山歩きのよさだろうと思った。

 地上でのうさを、ゆっくり歩きながら汗でながし、自分らしさを少しずつ取り返していく……。そんな山歩きがいいのだろうと考えた。

 事実、下山では登ってきたつらさは、すっかり忘れている。
 忘れていないのは、前回の山歩きでけが(およそ2か月かかった)をした下山道……でした。今回は無事通過できました。

 これからも、低山歩きの楽しみを探しつつ楽しみたいと思いました。




 大津市の中学生自殺事件を考えていたら、最近、横のつながりが希薄だな……と思った。

 社会はひとりじゃいきていけない……はわかるが、実際はみんな孤独なのか。
 「孤独死」という言葉も多くきくようになってつくずく、横のつながりがないなあ……と思った。

 人間って弱いものいじめが好きな動物だからね。
 強い人は、弱い人をこらしめ自分の地位をたもっているようなところがありますよねー。

 職場でも言葉にはでてこないが、こんなことがあるように思えます。最近、思うことがおおいのです。
 「大草原の小さな家」のような、おうらかな時代はなくなったのでしょうか。「古きよき時代」とおもう心はいつも持っていたいような日々がつくずく大事な時代になってきたのではないかと思う一週間でした。

「理不尽」が縦横無尽にかけまわっている職場、気にせずいきたい。

*おまけ******大阪の印刷会社で胆管がんが業務で発症という記事***
 大阪市内の印刷会社で従業員に胆管がんが多発した問題がおきている(毎日7月11日)の記事を読んで気になった。私のところも印刷会社だ……。
 担当の人に聞いたところ同じような薬品を機会を洗浄するとき使っているそうである。さて、労災認定まで騒がれ始めたこの問題。今後、労働組合と会社はどう話し合っていくのだろうか……と気になった。

 ただでさえ、印刷会社は高品質・安値競争できびしいなか、人の健康のことまで本当に考えていく余裕があるんだろうか、と思った。
 厚労省がなにかの援助なり、補助なり携わる企業にするなり、あるいは厳しい監視をつくるなりしないとなくならないのではと危惧している。



 3連休はいいですね。
 いろいろとのんびり考えることが大事だなと思うと、人間休まないとだめではないかと思います。
 やりたいこと?と、聞かれると答えに苦労しますが、とにかく休むことが大事だと思います。休めないとゆっくり考えにくい環境だからです。

 
 3連休……初めがあれば、終わりもある。
 楽しい、連休を送りましたか……ね。また、ボチボチとはじまります。
 
 暑さもこれからが本番、食欲や体調を崩しやすい日々が多いと思います。
 くれぐれも、気をつけて日々を楽しみつもりで頑張りましょう…や。

 最近、気のついたこと、私の住まいからスカイツリーのてっぺんが見えます。夜は、照明が点滅し、昼は鉄の鉛筆のようにみえます。大発見!
高いのですね。

 *読んでくださった方、ありがとうございました。

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