こんにちは。
はやいもので今月も今日で終わりですね…。
明日からは師走。それにしても、寒くなりました。落ち葉は土色になって地球の栄養になっていきます……。
今年は、多摩川の散歩では四季の色をたくさんみせてもらいました。
春は生き物が川を中心に息をふきかえしました。桜の花がとても美しい春……。夏は川風を受けた季節でした。秋は土手沿いの桜の紅葉が冬の近さを感じさせていました。いつでも、野球場やサッカー場では汗をかきながら老若男女の元気な人たちもみました。みんな、今しか体験できない大切な時間で会ったと思います。来年もこの習慣は続けていきたいです。
さて、今年の師走がやってきます。
仕事や集会・デモに忙しい日々が待っているようです。今年はとくに12月になって国会が解散し、中旬には選挙となりあわただしさが身近になっています。12月は、忙しく、まさに「ブタの生活」そのものなのに……、まいってしまいます。
今年は、安倍政権には振り回された年でもあります。事実、12月の解散総選挙も「大義なし解散」という名でした。
安倍政権はあくまでも「経済政策を問う」ということでの解散であったようです。経済…といわれても「消費税8%」も暮らしはいいとは思えません。さらには、原発再稼働などとに至っては、東京電力福島第一原発事故の被害や放射能汚染問題も解決にしていないなかでの「再稼働」には驚いています。また、外国に原発を売り込む外交には、その行動には疑念を持ちます。
日本の原発事故を受けてドイツでは、すべての原発の停止を是非をとうデモや集会のなかで「今の世代の利益のために後の世代にそのツケを回してはいけいない」ということが大勢をしめた国民の声であるように、日本でも同じだと思います。
憲法をないがしろにする「集団的自衛権行使」についても疑問が残ります。集会などでよくいわれた「憲法9条」では「武力行使」には否定しているにもかかわらず、他国の戦闘にまじって戦争をする法律が「閣議決定」で決まったからといってすぐに行使できるとは思いません。それが証拠に、弁護士などからも反対の声が多数でている状況です。「憲法をそのときの政権が勝手に変えることはできない」ことを強く強調しています。むしろ、憲法は政権をにぎっている権力者に対しての暴走を防ぐために法律であるともいっています。これが「立憲主義」の大原則であるにもかかわらず、「閣議決定」だけで進めてしまう、安倍政権に強く反発していることも事実です。
現実、この流れからいけば日本は「戦争ができる国」というレッテルを世界中からはられることになってしまいます。そうすれば、日本を敵視する国からの攻撃もうけるだろうし、四方を海に囲まれた島国、さらにはほとんどの原発が海近くにある。もし、潜水艦で原発を攻撃されたら放射能が散乱し、福島原発事故どころではないことはだれでもわかる。
それでも、集団的自衛権行使はするのだろうか。「積極的平和主義」という言葉の真意はこんなところだろうと思う。
沖縄では米軍の基地移設反対で県知事選挙が行われた。結果、「辺野古基地移設」反対の意見がとおりに翁長雄志氏が基地推進派を破り当選した。「沖縄基地移設問題は過去のことではない」ことを証明した選挙だったように思います。
これらは、今年すべて政権与党が強行しようとした結果、民意によってどうにか歯止めがかかったような状態であったのではないのでしょうか。
まだまだあります。
12月1日施行される「特定秘密保護法」です。この法律は「何が秘密」という疑問が残っています。法案を読んでみると、これからの問題はみんな秘密にされそうな内容です。法律違反は10年もの懲役もまっていることや罰金などもあります。国民の安全確保…というより、権力をもっている側の都合の悪いことは「秘密」にされる恐れが多々あるということもだれが読んでもわかります。これで、いちばん打撃をうけるのがジャーナリストだということもわかります。ジャーナリストが記事を書けなくなるということは、私たちにも伝わる情報もなくなるということです。
「特定秘密保護法」を制定するまでもなく、今まで軍事関係は秘密になっているのであらためて法律をつくる必要性はないのではないか、というなかでの
強硬採決の法案は、無理があるように思えます。それでも、採決して施行する問う意味はこれから、安倍政権がやることを秘密にする危険がますます増えてくるのではないかといえます。
………と、考えるとこれからが問題です。選挙で安倍政権が確実に過半数を獲得したときから、「秘密保護法」は世の中にはばをきかしてくるのではないかと思います。
今月の「今月の読書」は休みます。
一年間の「今月の読書」はほとんどが半端になってしまったように思います。一か月に読む本は数冊あっても、まとめていないことが多く、ブログでも更新が半端になってしまったことがありました。
読んでいるときは「楽しい、面白い」と思っていて、ぜひ読者になってごしいと思い紹介することが目的であったのです。
そして、年末にはベスト5を選んで再度紹介しようと思ってみたかったのですができませんでした。
自分にとってはちばん好きなことをやっているにもかかわらず、中途半端になってしまったことが悔やまれます。時間がないのか、自分の能力の限界を感じます。一冊ずつ、自分の趣味にあった本をできる限り、できる範囲で紹介したかった………。
これにめげずに、このコーナーは、来年も続けていこうと思います。
もうちょっと整理していこうと思います。
読者の皆様にはすこしは役だったのかな? と思うコーナーでした。
一年間、ありがとうございました。
一年間お疲れさまでした。
今年は7月以降、集会、学習会、デモと多い一年間でありました。
最初は、職場の人たちと行っていた集会でしたが結局、12月の集会にはとうとう一人になっていました。「こんなもんか…」というところでしょう。
それでも悲観はしてはいません。結局は、最初は一人から…ということが現実であるからです。また、機会をみつけては話をしてみんなで参加できるようにいくしかありません。
今はいちばん心配していることは、今月の選挙結果です。
新聞では「自民300議席を超す勢い」とありました。こんなことになったら、安倍政権はこれまで以上に「民意ですから」と暴走を続けるだろうと不安に思います。消費税10%もきっと社会保障にちょっと使って、大企業や軍事産業にたくさん使うでしょう。なぜなら、そうなるような法案が目白押しにあります。最大は「集団的自衛権行使」にお金をかかえるでしょう。いちばん、お金がかかるものです。憲法も改正して、まさに「戦争ができる国」にするでしょうねえ。原発再稼働をやるだろうし、企業が利益をあげえて経済はうるおいますが、派遣がますます増えて、貧富の差は拡大される。貧しい人間は、軍隊へという筋書きができているような時代になるのではないかと思います。
選挙名簿登録者数は104,249,182人はどこへ投票するのでしょうか。
「白紙委任」は危険でしょう。
大事な一票です。ぜひ参加してください。だれのためでもなく、自分の将来をつくる1票ですから。
私が生まれてきてこれほど危うい政治をした人間をしりません。それだけ、異常な事態が進行している気がします。
※新聞を読んでいたら朝日新聞「発言録」(朝日12月7日刊)におもしろい語録がありました。
「自民党圧勝か、という報道が出ているが、、まだ半分以上の方がどこに入れようか迷っている。集団的自衛権もどうそやってください、特定秘密保護法で国の秘密をどんどん隠してください、円安の物価高で生活を苦しくなるけど構わない、という人は棄権してください。なんとなく勝馬に乗って、安倍さんに入れちゃおうかな。それは、今後4年間で集団的自衛権がどんどん進んでかまいませんと。一票というのものはそういうことです」(民主党・枝野幹事長)
更新が大変おそくなりました。すいませんでした。
私のパソコンが古いため、今は、間借りをしている状態で更新をしている状態です。まいってしまいました。
年末にむかって時間がすぎていきます。忙しさは毎年のこととはいえ、今年はこれまで以上に大切な年末になるのではないかと思います。
誤字、脱字がけっこう多かったでしょう。
一年間ありがとうございました。おつかれさまでした。
12月は一か月休みます。
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