日々徒然に

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年金強行採決に思う

2007年06月03日 | Weblog
 6月にはいりました。一年の半分にさしかかかりました。半年間いったい何をやってきたのだろうか、ということをふと考えることがあります。
 日々の仕事に加え、自分が大切にためてきたものがありましたか。その整理はすすんでいますか。
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 さて、今週はとうとう安倍首相のひきいる内閣のほころびが見えた一週間でした。「美しい国」がいっぺんして「残酷な国」にも見えた一週間でもありました。
 月曜日には、松岡農相が議員宿舎で首をつって自殺、翌日、緑資源公団の幹部がマンションから飛び降り自殺。6月1日未明には社会保険庁改革関連法案、年金時効停止特別措置法案が駆け足のなか、強硬な姿勢で強行採決されました。
 教育関連三法案の野党のいう十分な審議もないなか自民・公明の強行採決で押し通した。これまでの反省もないなかまたしても同じ蛮行を繰りかえしたわけだと思えました。
 年金法案のときは妻も市内の社会保険事務所にいって確認するほどでした。
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 日本は法治国家といいますが、成立する法律がこのありさまでは本当にいいの?と思ってしまいました。そして、この法律で問題が噴出したら結局、政治家は責任をとる前にわたしたち市民にそのつけを押し付けるのだろうと考える。
 それにしても、国会は審議するところから多数決だけとる場所になってしまったようです。国会中継を観る限り「文句は言わせない!」とばかりの強硬だった。
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 こんなありさまでは、ふと「私は年金を受けとるができるのか…」という不安がよぎってしまいます。なんせ、5000万人に未払い部分があるといいます。そのお金はいったいどこでどう運用されているのだろうかと思った。払えなくなったら、議員たちが勝手に法律をつくり、うるい市民の口をふさぐ、さらにはまた新しい法案までつくっていこうとみえます。
 今の内閣は市民に対して「やえうならやってみろ」とばかり挑戦的な印象です。
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 これが今の内閣の正体なのかもしれない。身内の政治のカネがうやむやにされるなか、大気汚染訴訟では被害者に医療助成制度というアメをばらまき、さらにはふるさと納税システムと働く人はまたも税金を勝手に使われていく…政治を実施しています。
 最近思い出すことは、自民党、社会党時代。いわゆる「55年体制」という言葉があったがある意味、その時代の政治は綱引き状態で均衡が保たれていたように思う。それをいまの民主党に本当にできるのか…と思うと少し不安が残ります。
 なぜなら、今回のありさまをみているとそう思えてしまう。国会討論はあるが全国組織での運動ができない、起こせない。
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 と、まあ勝手に書いてきましたが、7月の参議院選挙がこのピークにさしかかります。どんな方向にすすむのだろうか。
 次はこのありまさまで憲法を変えていってしまう手法の自民・公明の内閣はゴメンだ。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。

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