こんにちは。
季節は春らしきなってきました。世の中は「暑さ寒さも彼岸まで」とはよくいったものです。まさに、お彼岸が過ぎてからの日中の温かさは、春がきたことを静かに体感させてくれています。休日に散歩にでかける距離も少しずつながくできるようになってきたこともうれしい一つです。毎回歩く散歩道も、この時期ばかりは足元や頭の上の木々の色まで変わってきていいものです。きょうも、あさいちばん空高くツバメが飛んでいました。すこしずつ、冬のあいだいにはなかった日々の空や水の中にみることができる季節となってきたようです。
さて今週、明けても暮れても「新型コロナウイルス」のニュースでもちきりでした。いったいつになったら終息するのだろうか・・・と思うばかりです。そんななかで「東京五輪2020」にも暗い影を落とし始めました。すでに、WHOでは世界的な「パンデミック」状況にあることを伝えているようです。そんな中4年に一度のオリンピックを開催したい日本。世界中のコロナウイルス感染状況が報告されるたびに開催に「延期」の重しをつけられていく日々のようです。事実、フランス、米国の水泳連盟はIOCに「延期」の通告を提出しているほどです。いまいちばん困っているのは、選手たちでしょう。練習もできる環境もせばめられコンディションもつくれない状況なのでしょう。日本でも日本五輪理事のなかにも「選手ファースト」を考えれば「延期」もやむを得ないとしていました。
20日(金)東京五輪の聖火がギリシャから宮城県の航空自衛隊松島基地に運ばれた様子をテレビ放映していました。日本での五輪式典の始まりでした。それでも、新型コロナウイルス感染拡大で規模を縮小して強風の中、行なわれたそうです。おそらく、本当は「オッカナ、ビックリ」状態であるのでしょう。
「復興五輪」といわれる今回の式典はつながっていくのでしょうか。
こんな状況です。桜が身近に咲き始めたことを忘れてしまいます。それでも、静かに、日々着実に花を開かせていることに安堵することもできます。このまま増え続けるとなると、やはり「延期説」が強くなっていくのだと思います。大事なことは、いつまでも結論をのばしていることではなく、はっきりさせることで次にやることに頑張ることだと思います。これまでの状況からは「完全な形」などありません。
スポーツも音楽も、身近なイベントも中止・延期するなかでやるべきことは、まずは身近なスポーツの再会。当たり前の生活を取り戻すことだと思います。今回のコロナウイルス感染で多くの企業、とりわけ中小企業は疲弊しています。倒産も多くでている状況です。さらには、不況となって、真っ先に人件費をけずろうと「肩タタキ」が復活しはじめることも多くなってきました。こんなときこそ大企業は「内部留保」とやらを使ってみるとくんおではないのでしょうか。それを、出すようにする政治も必要になってくるのではと思います。学校も行けずにいる児童・・・。みんなこれまでの当たり前の生活を取り戻すことだと思います。
等など・・・こんなことばかりで何が「東京五輪」といところが正直なところです。
東京で暮らし始めておよそ半世紀ばかりたつ。その時間のながれの中でたくさんの、めずらしいと思えるところに建つものを見てきた。たかだか半世紀のなかで見てきた都市での建築物の特徴は予想もしないところに突然建ち並ぶ住居群だ。だれがこんなところに建てたのだろうと思いを多くもつようになった。100~200年前、ここいらはきっと海だったろうと思えるところに林立する住居には驚く日々である。もちろん建設する前にちゃんと地質調査もして、岩盤の強度も計算されつくしていたことだろう。それでも事実、沖縄県辺野古新基地の地盤の軟弱なこともあったことによって、沖縄県が工事を中止するよう求める裁判もあった。そんなことを思い返せば「本当に大丈夫だろうか」という疑問も起きている。国がこんないい加減な地質調査で工事がはじまっているのに、マンションやオフィスビルを見るたびに思うことが多い日々である。交通の利便性などはあるのだろう。まあ、一生住んでみたいとは思えない。おしなべて東京では見上げる建物が年々ふえていくように思う。
きっと景色はいいのだろう。それにしても毎日高い建物から眺めている景色をみてどんなことを思うのだろうか。それぞれの思惑の中に立並ぶ集合住宅の群れ。これからも建設されることだろうと思う。しかし、私は好きになれない・・・けれど。
昨年の台風被害の二子多摩川のタワーマンションを思い出すとなおさらです。
普通であれば、今頃は朝から夕方まで選抜高校野球をみているころだった。強くても弱くても一喜一憂していたころだろう。プロ野球、Jリーグもスポーツ満載の週末になっていたにちがいない。そして、大手企業の春闘が終り、中小企業の春闘もはじまる。集会にもいっていたかもしれない。
今年はどれも新型コロナウイルスによって中止になったり、延期になっている。サッカーのヨーロッパ選手権でも無観客試合だった。なにか物足らないです。
とはいえ、まだコロナは続きそうだ。それも世界中で拡散して終息は見えない状況になっているのが現実だ。人、カネ、モノが動かないなかでは株も上がるわけはないです。株どころではない。全てのものが動きが鈍いということは、企業は利益があがらないとなり、とうとう「希望退職」もでてきた。すこしも政治は機能していないも同じ状況でもある。だいたい、こうなってくると、経済は政治を信じなくなっていくのではないのだろうか。それが心配である。これまでの安倍政権が問われる時となるだろうか。
せっかくの3連休。どこへも行かず近所を散歩するくらいでした。それでも桜が咲いてくると楽しいものです。新緑も美しく見えます。
来週は少しは仕事もゆっくりできそうです。
ボチボチのんびり行きたいものです。
では、今週はこのへんで。
読んでくれた人、ありがとうございました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます