こんにちは…。
寒い日が続いています。毎朝、起きるのにもおっくうな気がする日々が続きます。
散歩道の多摩川はまだ雪が残っていました。ゆっくり眺めている分にはいい雪景色ですが、それが足元にかかわってくるといろいろ迷惑な雪だなと思えた日々でした。
さて、今週のはじめは、東京にも雪がふりました。朝、起きたら窓の外は雪…雪。列車の運行状況を見ると、あんのじょう、列車運行が遅れていました。それでも、どうにか動いているとのニュースの中の月曜の朝でした。そんななかではじまった一週間でした。
これにはまいってしまいました。
通勤しようといってみしたが、最寄りの駅では乗れませんでした。改札からホームにまで何列にもなった人の列。これではいつになったら、電車に乗れるのかとおもうほどの混雑ぶりでした。
この日のニュースでは、京王線の千歳烏山駅の様子が紹介(何キロにも続く人の列)されていましたが、状況は私の駅も同じようでした。
この日、私はは最寄りの駅はあきらめて次の駅に歩いていました。雪が降る中登山靴をはいて転ばないようにゆっくり歩いて行きました。「こんなところで滑って転んで骨折」というニュースが頭に浮かびつつ歩いた朝でした。当然の、私のほかにたくさんの通勤者の歩いた一本道の筋ができた朝でした。こんな日は、会社までの時間より、まずは身の安全。山を歩く時とおなじモードが大事なのだと思いました。
まあ、みんなまじめですわ…ね。
これは日本人の「美学」なのかと思うほどの「愛社精神」がこれおほどの人波をつくっているのかという気がしました。新聞を読んでいたらまさに「社畜」という言葉が載せていました。日本人は「忠誠心」を美徳するものが多いですよね。
師走の「忠臣蔵」や渋谷駅の「忠犬ハチ公」など。雪の日の行動をみていると身近に日本人の形があったのかなあ、と思えました。あまりの、忠誠心のために他人に迷惑をかけてまで通勤した人もいました。罵声を浴び掛け合う労働者などもいました。これは、困ったことですが。なんで、働きに行くのに通勤者同士が憎みあいあわなければならないか。疲れるだけだろうに。怒りの矛先をだれにむけたらいいのやら…、といった一日でした。
ちなみに、この日私が職場についたとき、10時ごろに着いたときは、まだ一人しかいませんでした。こんなものです。こんな日の歩き方は、マイペースが大事。天気に文句をいってもしようがありません。誰をうらんでもしようがありません。ましては、鉄道で働く人たちを恨むのはこれは逆恨みです。こんな雪の日、少しでも早く動くように一生懸命なのは、私たちよりずーと早く起きて、懸命に働いているのはことの人たちなのですから…。
そう思う中、故田中角栄元首相が郷土の道路を雪の日でも走れるように頑張った姿がありました。ある意味えらかったですよね。
今週も引き続き、スキーツアーバス事故や食糧廃棄処分横流しのニュースが流れていました。自民党の甘利経済再生相の金銭授受疑惑も騒がれていました。
よくとくみてみると、これは全部、自安倍民党の規制緩和政策の実態として、でてきたものでしょう。
そして、これがブラック企業のいきくつく最悪の事態だと思えました。
春闘がはじまった様子です。
春闘と言っても、注目されるのはごく大手の一部です。それを支えている中小の春闘は影になっているようなのには残念に思えます。派遣社員がふえる中、その人たちの春闘がほとんんど注目されることはないようです。
小さな会社には小さな春闘があるはずです。どんな内容でどんな要求をしているのかもっと新聞はとりあげてほしいと思います。なぜなら、手賃金で働く人たちの要求は私にとっても身近な気がしますし、実際同じだからです。それは、いまはなくなってしまった労働運動の原点だと思えます。
今週、所沢のコンビニ「バイト無賃労働について」高校3年生が経営者の団体交渉を申し込むという記事がありました。「18歳選挙権」の時代。まさに生きた一票になる経験だといえます。今の世の中で働くことはどういくことなのか、どうして経営者が身賃労働するのか、してしまうのか、質すなかで生きた春闘がだいじだなあとおもえます。それが、何よりも大事な春闘の原点なのでしょう。
雪がまだ残る散歩道。
遠く山を眺めれば、雪が積もっている様子です。低山雪山はいいのでしょうね。静かで、こんな時は高尾山でも人も少なくて、静かな山歩きができる時期でもあります。
梅の花が満開です。寒い、寒いといっても温暖化なのでしょうか。
最近、北海道、九州、関東と小さな地震が多いですね。不気味に思えます。
どこへ逃げるか、どうするか??。
原発は再稼働で本当に大丈夫なのか、など心配はつきません。それに、そんなことちっとも政治の課題に乗せようとしていないし、ね。
1月の大イベント「新年会」が終わりました。さあ、今年のはいまりです。
やっと、2月号の刊誌が終わった今週、落ち着きました。毎月のことですが、今頃は、この仕事が暮れても明けても日々追われる日々がおよそ一週間が続きます。憂鬱な週でもあります。
数人で担当しているのですが、全員が緊張する一週間でもあります。わたしがここへきてから、7冊目の雑誌終了の週でもありました。終わってしまうとポッと時間があいたような金曜日、近所の某中華飯店で行なわれた「新年会」にいってきました。
私は出向の身ですので、参加したのは他社の人たちの「新年会」でした。なぜか、自分が在籍するところより気が楽になる場所になりました。なぜでしょうか…ね。
いつもは、仕事のことばかりの会話やつきあいでしたがここでの「新年会」ではちょっと違う気がしました。
人を知るということは、ほんとうは大事なことで面白いことなのでしょう。まして、お酒がはいってのこと。ゆっくり、自分の思いや行動をを考え話すってことは、の飲み会の原点なのでしょう。なんであれ、自分がいちばんおもしろいということを話せる場所、人がいることがいまは大事なのでしょうね。
まあ、ことしも自分なりの形で、自分なりの力でこの人たちと付き合っていくしかないのでしょう。できれば、楽しくね。もう、根性で仕事する齢ではないのです。「仕事より自分の健康です。外聞などかまっているとことではありません」ねという会話も納得した「男子会」でもありました。
さてさて、今週はこのへんで失礼します。
また、来週から仕事一辺倒??の日々です。楽しみは一瞬ですか。
今回芥川賞に選ばれた滝口優悠生さんが面白そうです。読んでみたいです(きっと私はヘソマガリなのでしょうね)。「火花」又吉さんのは読んでいませんが、滝口さんが面白そうです。とはいっても、図書館から借りた本もありますし、読めるには限度がありますかね。
それと、火野正平さんの「こころ旅」が始まってほしいですね。
※大相撲で琴奨菊が日本人の10年ぶりに優勝したとのことです。長かったね。でも、今場所の白鵬の元気のなさが心配です。ちょっと休んだ方がいいのかもしれません。「今日やることは今日努力した結果…」なんていっていましたか。なんか、身につかされる言葉です。
読んでくれた人、ありがとうございました。