日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

新緑の季節ですね…

2015年04月12日 | Weblog

 こんにちは…。
 すこしずつ温かくなってきました。
 でも、寒い日もあったりして日々がすぎていきます。それでも、着実に地面は、太陽の陽ざしを受け大地に自然に恵みをつくる季節になってきました。
 桜の花も北上をはじめましたね。
 いままさに、「草が青む季節」(天声人語4月12日)でしょう。
 
 毎日が少しずつですが、新緑の季節になってきました。公園では若葉が明るく感じられます。
 久しぶりに多摩川の散歩に行ってきました。
足元をみれば小さい花が、空を見上げればツバメが飛ぶような季節になってきましたね。
 町には、新入社員と思われる若者が通勤電車を満員にしています。ちょっと前までは先輩顔でいた彼らも社会にでれば、まだまだヒヨコのように見えます。
 だれでも、いつかは通る道として新入社員という形をつくって働きはじめるのでしょう。そして「新社会人」などといわれながら、次にくるべき人を待っている状態なのでしょうか…。

 どんな仕事につくことができたのでしょうか。
 やっと入った仕事にも不安はつきものでしょうか…。いまは、自分の周りの様子を注意深くみて「自分ではこうする…」ということをつくるじきなのでしょうかね。

 夏目漱石の『坊ちゃん』
という小説があります。父親の死後、分けてもらった遺産をつかい自分の将来をみつめた結果、学校の先生になる話です。仕事は辞令によって、赴任先の四国での先生でした。そこでは、自分の周りにいる同僚たちとの思惑なかで奮闘する坊ちゃんがえがかれています。さらには、いたずら盛りの学生との大乱闘、とまさに大奮闘の日々でした。
 まさに、四国での学校での生活は社会のなかの人々の人間模様そのものです。

 坊ちゃんも四国の地で多くの人間模様をみることになります。いたずら盛りの生徒たちとのあいだにはさまっての奮闘です。
 しかし、とうとう坊ちゃんの無鉄砲な性格が出てしまって、四国での教師生活を辞めることになってしまいました。自分を育ててくれた清の思いも語り、最後は清の墓もつくってあげるという優しさも描きいい小説です。
 坊ちゃん自身は、教師を辞めて東京で、今でいう地下鉄の運転士の仕事に就いたということです。

 これから、新入社員のみなさんはきっといろいろなことが待っていることでしょう。それでも、「理不尽」を胸に仕事に趣味に、あるいは恋愛にとおもしろさやいやなことをたくさん経験していくのでしょう。
 これから多くの大失敗をかさねても、自分を見失わないようにという願いをこめておすすめです。
 ぼくからは、夏目漱石の『坊ちゃん』をおすすめします。無鉄砲でもいい…。最後さえ坊ちゃんのように、やさしい人になってほしいと思います。頑張ってください。
 いっぱい悩んで、他人の痛みをわかる人になってほしいと老婆心ながら思います。





 最近とくに考えること…。
 仕事は一人でできるもの、できないものがある。

 一人でしかできないものはおおよそ芸術関係の仕事だろう。または、その人の材料から始まる仕事などがある。
 たとえば、新聞。記事を書く人、調べる人、割り付け、組む人、校正する人、印刷する人とつながりあって新聞の紙面ができあがる。書く人は、一人でも最終的には何人かの人の仕事ンあってできあがる。
 そこでは各担当者は自分の仕事に自信をもって取り組むことだと思う。それぞれの担当が気分の仕事が他の担当者に迷惑がかからないように日々準備して期日に間に合うように過ごしている。

 それぞれの担当者の一人が欠けてもうまくいかないのが仕事である。なんらかの原因で一部欠けてしまっても、そこはその時だけうまく関係を維持するために都合をつける…。これが仕事だろうと思う。
 さて、こんな関係は永遠に続くものではない。これは誰でも暗黙の了解事項として知っていること。そこには「世代交代」という時代がいるかくることに了解しつつ仕事をしている日々ということ。

 最近とくに思うことは「世代交代」ということ…。
 人はいつかは仕事だけでは生きていけないのだろう、と思う。今はただ、生活するために給料を得るために働いているだけで、働くにあたってはできるだけいい条件で、いい人間関係でいきたいと思うからこそ「世代交代」のことを考えてほしいと思う。いつになっても、同じ仕事はないだろう。少ない人数でどうやっていくのか考えて、そこで新しい形や考えができてくるのだろう。いつまでたっても、同じことを繰り返すってどうなんだろうと思う。

 そのへんのことがどうも愚痴になってしまう。


 季節は、ぼくの愚痴などとは「どくふく風」です。
 今月をちょっとガマンすれば、5月の連休がはじまります。どんな休日にするか…、考えるだけでも楽しいものです。連休の前半戦は「メーデー」が代々木公園で予定されています。最近は労働者の祭典ということです。
 残念なことは、メーデーが5月1日ではにあということです。分裂メーデーになってもう何年になるのでしょうか。少なくとも都心でのメーデーは3会場でそれぞれの主張を原点に開催されるのだろうと思います。

 それにしても、今年は「残業時間についての法改正」をもくろむ政府に対して「反対」を主張するメーデーでもあるのだろうと思います。また、沖縄におきている辺野古へ基地移設問題などもあります。集団的自衛権の内容や今後の動きなど。さらには、いまだに福島原発の収集がの先が見えていない…ことなど。
 今までなかったなかったことが盛りだくさんあると思います。
 大事なのはメーデーは労働者のための集会です。少しでも労働者が安心して暮らせる環境をめざしていくことでしょう。

 等など…。
 今週はこのへんで失礼します。またしても、愚痴になりました。
 
 読んでくれた人、ありがとうございました。