日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

ソチ冬季五輪…?今日は都知事選挙の日を忘れずに……

2014年02月09日 | Weblog


 こんにちは……
 気象庁が「くるぞ…くるぞ!」と自信をもって天気予報があたった。
 前回は、大雪注意報なるものを発表していたが、ふたをあけたらなんのことはなかった。小雨がふっただけだった。
 今回は、おお当たり!!。「ドヤ顔」の天気予報がうかんだ。
 今週は、大雪のなか休日が過ぎていったようだ。それでも休日とかさなった。さらにロシアのソチで冬季五輪の開会式の日。こんな雪の日には用事がなければどこへ出かけず、一日中、ソチ五輪の中継をみて終わったからよかった。

 さて、今週は耳を疑うできごと。
 有名な作曲家のゴーストライターは「私です」と騒いでいました。
 「耳の聞こえない作曲家」佐村河内守さんの曲が実はちがう人が作曲していた、と発表された。それも、非常勤講師の新垣という人だった……と。
 以前、ドキュメントでNHKが佐村河内守さんのことを放映した。ぼくもその番組をみて、「ベートーベンみたいじゃないか」と思った。身体の不自由さをたくさんの薬で治療して、暗い部屋で黙々と作曲をしていた様子が放映されるなか「すごい……」と感動していた。

 真実が発表されたとき、嘘で人々の心をうまく感動させたものだ、と思った。それでも、曲のイメージをつくったのは佐村河内守さんなのだから嘘ともいえないのかもしれないとも思った。
 初めから「二人三脚」で発表していればこんなことはなかったのだろう。けれでも、そこは欲望うずまく人間。利益はひとりじめにまではいかないまでもとっておきたい…とも考えたのだろうと思う。まそて、障害者である。この先、日本の福祉事情はたよりない……。そのための貯金をしておかないと、芸術家であっても生きている人間。不安は隠せない……とも考えたのではなかろうか。

 それにしてもこの事実は「知る人ぞ知る」暗黙の了解事項であったのではないかと思う。だから、「耳の聞こえない作曲家」で売っていたのだろう。聞く人は、やさしい心をいっぽうで利用され、詐欺にかかった状態。
 人の心を利用する人、利用される人……。これが世の中の常。
 ぼくからみたらこれは「詐欺」だろう。いくら作品はよくても、人ととしてはペテン師ということだろう。
 できれば、墓場までそのペテン師ぶりを持っていく覚悟があればよかった。とも思った。本当の意味でプロフェッショナルではないのだろう。
 プロフェッショナルならば、後は評論家がどういう解釈をつくるかである。
 あとは、「野となれ山となれ…」でよかったに……。

 嘘もほうべん。人を不幸に陥れるものでもなければユーモアになる。それも、感動さえ与えれているのではあれば、芸術だ。それを許す文化もあっていい。
 あとは歴史家にまかせておけばいい。



 そして今日は東京都知事選挙。
 新聞をみたら候補者が16人。こんなにいたんだ、といまさらのように思った。それでも、本命は4人となっていた。元日弁連会長、前回も猪瀬氏と都知事選をした宇都宮健児、元自衛官の幹部の田母神俊雄、元厚労省相の外添要一、元首相の細川護煕というところが本命だそうだ。

 いずれにせよ、ぼくの問題意識は、社会保障、医療保障、脱原発に……。さらにはいちばん大事な雇用について、それもブラック企業や派遣社員を少しでも正社員にするしくみをつくろうと候補者に限る……。
 おおよそ、ちゃんと働く場所があれば日々の暮らしはまもとにおくれるのにそれさえもできないことが問題だと思います。
 とくに、働くには働いたが賃金のうわまえをはねて支払わないブラック企業がなどはとんでもない。それを許す政治も悪い……。となってくると年金も教育費も出せないのはあたりまえにでしょう。だから、大学や高校にいってもバイトばかりの生徒が増える。それで人材確保もないでしょう。オカシイですよ。働いてちゃんと払うべき代償がない、などという企業(ブラック)を放置していることがおかしい。

 原発では、相変わらず再稼働をしようともくろむ政治家が電力会社との癒着しはじめている。これほど、放射能は人間にとってよくないといっても再稼働とは、どんな政治になっているのか疑問です。いくら、安全といっても安全というのは逃げられる人のいる範囲であって、当事者は危険いっぱいと不安は解決されていない、等などを投票の指標にしたいと思います。
 それだって都で大地震が起きたら、まず助からない確立が高いのであればその日まで送れる政治がもっと大事になってくるだろうし、そこからしか始まらないでしょう。





 雪が降ってよろこんでいるのは子どもと犬くらいでしょうか。
 ぼくも雪は好きな方です。なんといっても静かになるのがいいです。
 それでも仕事はあります。ふと、脇を走り抜けた赤いバイク。郵便やさんです。雪の日はとんでもなく大変だろうな、と思います。配達先までたどり着くのが大変そうです。バイクは雪にはばまれ、配達郵便は確実に届けなければ仕事のなりません。ほとんどが、温かいところで休んでいるころ荒野を走る赤いバイクの郵便やさん。

 最近はほとんどが企業の宣伝パンフ類のダイレクトメールでしょう。それでも商売ですから、届かなければなりません。
 それにしても、中曽根政権時代は国鉄が民営化になりJRとなり、小泉政権の時代は「郵政民営化」によって郵政もJPよなった。日本の労働運動も弱体化したように思えた。次々に民営化のなかでもうちょっと労働者の生活はいくなるかと思ったのだが、現実は労働組合の弱体化になったように思えた。
 昔は、土曜日は目にすることもなかったような気がする赤いバイクは今は当たり前のようになっている。これも民営化によってできたのだろうか。それぞれの、職場、仕事、守るところは守るということが一番問われているような時代になったように思えるよう気がする……。

 さて、安倍政権の時代は今度は学校教育が全部、民営化になったりしないとも限りません。

 季節は雪がふっても「立春」です。梅の花もけなげに咲いていました。はやく来い……春!!



 気象庁の天気予報が大当たりで8日(土曜)は大雪でした。
 「これで、通勤がちょっとつらいなあ。転ばないようにしよう」と思った。
 この日都心に20年ぶりに積雪22cmの雪が降った。都心では13年ぶりに23区に大雪警報をだしたそうだ。また、神奈川、千葉にも同様にでた。その影響で航空機が国内線だけでも多くの(日本航空304便・全日空274便)欠航がでた。さらにはJR、私鉄の輸送が運転見合わせが多くでて混乱した。電力では1都6県で停電4万世帯といなった。

 都心ではこんなことはめったにない経験である。たまたま土曜びでもあり会社も休みであったので、帰宅のことを心配せずソチ五輪の開会式をのんびりみていたが、これが、平日であったらどうなったろうか、と思うとぞっとする。ただでさえ、遠距離通勤、さらには人員が当日休みがあれば、その人の分まで消化しようとすれば嫌いな残業になっていただろう。

 ……となれば、おのずと仕事半分、帰宅交通網の心配を半分となっていく。飛行機が飛ばないなどというニュースも決して他人事でもなくなってくる。
 未経験の積雪に遭遇し都会は電車の混乱もさることながら、労働者の心も混乱するのではないかと思う。(考えすぎだろうか……)
 ソチ五輪で雪のなか頑張っている選手の応援ところではないだろう。(笑っちゃうが……)

 そんなことを思うといかに回避していくということもあるが、そんなときどう行動するか、考えてみてもいいと思った。とくに、地震の多い国(土曜日にも福島であった)。地震あり、大雪あり、停電、交通まひとかさなったらとんでもないところに住んでいるものだと思った。なにが「世界一安全な」だ。
 平日だってまともに帰宅時間がない働き方が問われているように思えた土曜日だった。

 子どもにとっては雪は、自然が与えてくれた、テレビゲーム以上のおもちゃであり、農家にとっては一年の作物の育つ目安になるのだ。
 藤沢周平の時代小説にはそのことが多くでている。庄内平野を舞台にする「海坂藩」。小説では雪は一年の生産をはかる大事な自然からのメッセージのように書いてあるフレーズを思い出させる。
 都会ではたんなる雪で、生活の不便をつくるものだが、土地によっては大事な自然からのめぐみなのかもしれないなあ……。
 選挙投票所の公園で子どもたちが雪合戦もやっていましたよ。ぼくの住むマンションでは、みんなが駐車場の雪かきをやっていました。


 明日になれば、ぼくの住む都の知事が決定していることだろう。
 ぼくは「誰がなっても同じ」とは思わないが、「長いものにはまかれろ」式な当選者のよって思うかもしれない。
 たまには昔風に「革新都政」ができあがってほしいと心から思っている。本当の野党がどこへいってしまったか、と思う時代。本当にそうなるといいなあと思う。大阪の市長の奇怪な行動もおかしいと思っている。結局、税金を勝手に使っているように思える。それが、権力のうまみとはいううが……。

 また、明日仕事にいって火曜日は休みです。
 とりあえず、明日は転ばないように生きたいですね。それに、車にちかずかないようにしよう……と。


さて、またがんばるかね。
春闘も本格的になってきました。まあ、期待はできないかもしれませんが、そんな時期ぐらいしか自分の職場のことを考えなくなってしまったことを深く反省するしかないようだ。
*読んでくださった方、ありがとうございました。