日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

短い盆休み……

2013年08月11日 | Weblog


 こんにちは……。
 いまごろは盆休みで故郷に帰っていることでしょうか。今年も8月がやってきて、どんな渋滞に巻き込まれていても、どんなに満員の電車でもじっとガマンを覚悟して故郷に帰っているころでしょうか。

 さて今週は仕事では残業の多い一週間でした。まあ、休み前で客もあわてて終わらせたいのだろうと思いつつ付き合っていくしなない週でもありました。
 そうやって、日本人は一年の暑い8月を送ってきたのでしょう。
 残業を終えて、薄暗くなった帰り道を歩いていたら、アスファルトに動く虫がいたので、よくみたらセミの幼虫が、まさにこれから羽化する自分の場所さがしている途中でした。ゆっくりと動いている姿は、まさにやっと「生」をうけた者が地球上に誕生したときのようなセミの姿でもありましたよ。短い一生ですが、ここでも一生懸命なんだな、と思えました。

 今週久しぶりに聞いた音がありました。あの、携帯に地震などの緊急をつげる音「キュー、キュー」って音がありました。それも、仕事をしていたとき一斉になりだしたのにはびっくりしました。また、はじまったのか余震が……と思っていました。予報では「奈良県と大阪府で震度6弱から7程度の地震が起きる」とありました。数分後、それが誤報だということがわかったときは「怒り」がこみあげてきました。まったく…気象庁の仕事がいいかげんだなと思えました。気象庁の発表もあまりあてにならないようにも思えました。どうしてなったのか、調査をして報道する責任があるのでしょうが、謝罪したところでどうにもなりません。

 それにしても、気象がおかしいです。東北地方では豪雨がふり死者がでるほどの被害をだしていました。
 

 休日には多摩川を散歩することが多いのですが、サッカー場では草サッカーの試合が行われていました。戦術はシンプルに相手のスペースを探してパスをして、シュートまでもっていくというゲームです。
 よくみていると、相手のスペースがなかなか空きません。スペースを作るにはボールを持つ人以外の動きが大切なのですが、なかなかむずかしいようです。強いチームはそれが組織的に意図的にできています。それがチームです。どれだけお互いのプレーを信じあって動けるか……ということなのでしょう。

 いままさに夏の甲子園では高校野球の試合が行われています。各県の地方大会を勝ち抜いてきたチームだけが甲子園での試合ができる大会でもあります。
 暑いので一日。テレビの前でボーとしてみていることが多い日もあります。みていると、やっぱり子どもですからプレーに成功も失敗もあります。それがチームの流れを大きくつくってしまうのがよくわかります。これが、「心技体」のチームづくりが大切なんだな、と思えます。
 勝負ごとですが、勝ち負けは必ず結果としてついてきます。まだまだ伸び盛り人間。これだけに終わってしまわないようがんばって欲しいと思います。


八月になれば

平和、平和とどれだけ
言葉をくりかえしても
わたしの前には平和はない

世界ではじめて原爆を落とされた国
そのあやまちを花に線香に火にたくして
ねむる人たちへのメッセージをこころに刻む夏

わたしの生活に原爆はない
戦争もない
あるのは、その結果今があるというリアル
日々に追いまくられ
仕事にうつつをぬかし
女にそそのかされ
私を忘れた今がある

ただ
自分を見失うことがないように
身をちじめる日々もある
私はだれでもないわたし……
と、わかりあえる家族がある
それがはじまりだと

いいんだよ…
それで、とやさしく語り合える
人もいることを忘れないよう
淡々として
今日をおえていくことで
八月は教えている



 はやいものだなあ……と思っている。
 今年も暑い夏がやってきた。
 私にとって今年も、どこへいくでもない盆休みが始まった。毎年行っていかみさんの両親の墓まいりもいかなくなった。今年は法事もあるそうだがきっといけないだろうと思う。

 私の故郷は近いが、夏らしいお祭りはない。
 かみさんの方は夏は「阿波踊り」があり、ほんとうに夏らしい、故人を町全体でむかえているような雰囲気がある夏でもある。最近も、それもご無沙汰である。
 鐘の音、三味線、太鼓…と夜空になり響き、さぞかしご先祖様も騒がしい盆をみているのだろう。でも、生きて思いっきり汗をかき「元気でやっているよ」という下界から天国にいる人たちにいっているような夏でもあるのだろうと思う。

 去年の夏の今ごろは妻のようたいが悪く、不安な日々を送っていた。
 近所の診療所へいったり、日赤にもいったりと妻の病気がこんなにも重いとは思っていなかった。暑いので「熱中症」にでもかかったのだろう……くらいにしか考えていなかった。それが、意外なことに整形外科に行ったとき、先生
「MRIを撮ってみてください」ということで、ちょっと遠いレントゲン専門の医院を紹介してくれた。そのレントゲンのフィルムを先生に見せたら、今度は市内の専門の医師を紹介してくれた。その名は脳神経内科という専門の都立専門医院だった。その日、即入院……。あわただしかった……。
 息をつくひまもないほどだった。病名がつけられ、さっそくその処理がはじまった。およそ1か月半の入院。少しずつ様態は薬と入院生活で、もとに戻っていった。

 それから一年。
 今年は暑さもさることながら、その病気がまた再発するのではないかと日々の生活を送っているのが現状だ。
 とはいえ、でもこれだけはわからない……と思っている。ただ、再発しないように薬と日々の生活に注意していくしかないことは、今年はわかっている。
 それでも、再発しない…という保障はない。

 思えば、誰にでもいつ、どこで、どんな病名がつけられ生きていくかわからない。それは「神のみぞ知る」世界であると思う。
 健康なつもりでジョギングしていた人が、心臓麻痺に遭ったり、タバコも酒もがまんしていたら、職場の上司のパワハラでストレスがたまりうつ病になってしまうかもしれない。
 きっと大事なことは、その日、その日を自分にとって悔いの残らないように送っていくしかない、ということなのだろうと思う。暑いときであれ、寒いときでもあれ、自分がその自然の体感をえながら、日々を送っていくしないのだろう思う。
 では、悔いの残らない日々をつくるとはどういうことなのか?
 ……と思うととりとめのない時間がすぎていくような気もする。それでも、そう考えて試行錯誤しながら送っていくしかないのは確かなことだ。それが、失敗したという結果であったにしろ、それしかないようだ。

 暑さがじゃやまをして、なにをやるにもめんどうに7なってしまいがち。
 無理のないよう、淡々とできる生活をしていくしないと思えた夏でした。
 


 今年も短い盆休みが終わろうとしている。
 なにもできず、ただただ暑さから逃げ回っているような日々だったようになってしまった。これが、私の夏でもある。
 ただよかったのは、朝のんびりできること、夜は家族で夕食ができる……ことくらいであろう。休みが終わると、また家族がバラバラの夕食がはじまるだろう。日本の家族はそれが当たり前になってしまったようだ。

 よくヨーロッパなどの旅するテレビ番組などを見ていると、ほとんどの家族は、なんらかの用事や約束がないかぎり、夕食は家にかえって家族と食べている様子が映される。
 そんな光景をみるたび、企業が夜遅くまで働かせ、ほんとうに人間同士の核となる家族がないがしろになっているんだな…と考えさせられる。それで、企業ができているってえことはこれも、今の気象とお同じで異常だな…、と思えてしまう。しかし、これが日々続いて、これが当たり前になってしまえば「異常」ではなくなるみたいなところがある……、これも現実だ。

 だからときどき体を休めて、本当はどうあるべきか考える時間が人間にはひつようなのだろうなあ、と思えた休みでもあった。

 今日は28年前、東京から大阪に向かった日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落した日でもある。この年、娘が生まれた年でもあったから覚えている。
 それにしても、この年、四国に帰るには私たちも満員の旅客機にのっていたと思うと、ひとごとではにように思えた。ちなみに、いまごろ(12~15日)は阿波踊りの真っ最中だろうなあ……。
 小学校の校庭のあちこちで、浴衣をきた子どもからばあちゃん、じいちゃんまで練習して、町にくりだすことだろう。行きたかった……ねえ。
 墜落で多くの人命を奪ってしまった便利さは、いまでも追及されるべきは企業の倫理と政治なのだろう思う。(合掌)



●おまけ●

 休みの最後の日に、これからの仕事のことを考えて、ヨドバシカメラ(吉祥寺店)でICレコーダーを購入してきた。会社での会議ではこれから、レコーダーを使って会議に出ようと考えている。人の言ったことを一つひとつ記録いたら、まとまめるのに困難になってしまった。その時間を聞くほうにするためにオリンパスのICレコーダーに記録して、あとで議事録でだすことに考えた結果であった。世の中には便利なものがでているものだとつくずく感心する。

 まあ、使いこなせるのか、使われてしまうのか「マニュアル」を読んでいたら、機能がたくさんあったが、さて使いこませるか、お楽しみである。
 けっこう、使い勝手がいいのではないかと思う。
 ただ、これを前に発言するひとはよほど緊張してしまうのでは……と心配はするが、了承してもらうしかない。
 もちろん「自腹」である。自分の生活をつくる道具だから……と思うしかない。仕事の基本は自分の生活を支えるものは「自腹」が原則だと思っている。あまりにも高価なものは、会社と相談して「稟議書」あげて……となる。今回は自分の趣味でも使うので「自腹」で買った。

 今年も何もしなかった。
一生懸命、ICレコーダーのマニュアルを読んでいました。
ぼくの短い盆休みが終わった。




 12日の夕方市内に大雨が降ってきました。空では、雷が何度もなっていました。こんな写真はめったにとれるものではないのに……めずらしいことです。
 日本列島は12日記録的な暑さがつづき、高知県四万十市の江川崎で41.0度の気温を記録したといいます。これは、国内歴代一位の高温だそうです。これまでの一位2007年8月熊谷市の40.9度を抜いたそうです。
 暑いわけです……。これは、いよいよ日本も砂漠化にむかっているかのようです。この暑さはお盆過ぎまで続きそうです。
 くれぐれも、無理のない生活をこころがけたいものです。

*読んでくださった方、ありがとうございました。