一年のはじまりに…
早いものです。
もう、完全に正月気分もぬけて、生活が始まりました。
いまだに、ときおり起きている地震におののき、ふるえる生活が始まりました。さてさて、今年はどんな一年になるだろうか…と思いつつ、始まりました。昨年のような「大地震」がこないとは、だれもわからないし、ただただそうは言っても、始まった、始めなければ…前へ進まなくては…という気持ちが日々のハリのようになって、始まりました。
読者の皆さまどんな思いで一年を始めたのでしょうか。
最近、どんな災害であれ、そこで生きている人が、どんな形でもいいから責任をもって片付けていかなくてはいけないのだろう…と思うようになりました。それが、中途半端であろうと、できないだろうと、生きてやれるところまで進めていかなかれば、次が見えなくなってしまだろうと、思うえるようになってきました。
そして、どんな形で「記憶」に残していくことが人間だけができることだとすれば、それについて「できること」をやっていかないと前へ行かないだろうし、それが、きっと大事なことなではないのでしょうか…ね。
これは、昨年の大震災、原発事故から今年になって得た、わたしの小さい教訓でもあります。
最近、新聞を読んでいたら、膨大なデータを記録するサーバーがつくられいるそうです。それがデータセンターとなっているそうです。最近、自分の人生のすべてを「ライフログ」という形でデータ化し残す人が増えているそうです。それは、何を意味するのか、災害を目のあたりにして、自分の立つ位置を確認したいのではないのでしょうか。
全てをデータ化し、利用するのは人間です。
うまく利用でき、過去を今に残せるデータが大事なのではないのでしょうか…。そんな毎日がきているのだとつくずく思います。
記録をすることは、一方で忘れることへの安心を得る方法でもあります。やることをやって、記録して、忘れる、逃げることも大事な人間の行動だと思えます。
そんな逃げる場所、忘れる場所、それが自分にとっての「パワースポット」になるのだと思います。そんな、場所を見つけて一年を送っていきたいと考えています。それが、私の生きる場所になるはずでしょうから…。
◎私のスクラップベスト5(2011年度版)…
■私のベスト1
今でも小さいけれど地震はあります。そんな日々を送っていると、いまだに何もかわっていないように思えます。
そして、福島第一原発事故の終息も同様に変わっていません。野田首相がはやばやに「終息宣言」を読み上げたようですが、そこに住む人たちにとっては、100パーセント変わっていない状況です。
今年に入って「内閣改造」もありました。これも、政治生命を延命させるためで市民の立場にたったものだとは思えません。
さて、昨年暮からやりのこしている、「私の昨年のニュースベスト5」を考えてみました。
第一に上げられるのは「東日本大震災・福島第一原発爆発事故」
2011年3月11日。午後2時45分ごろ突然、東北、関東をおそった地震がありました。
その日、会社で仕事をやっていたが、何度もくる地震に建物の外に何度出たことか。
建物と壁にはひびがはいり、いつ倒れてもおかしくない…と思ったほどでした。
結局、帰宅の交通機関がすべて不通になり、「帰宅難民」となり、会社の泊ったでした。
道路は大渋滞。自動車は数珠つなぎでいっこうに進まない状態でした。結局、6~8時間かけて家に歩いて帰ったということもあとから聞きました。
その日、家族も上野にいて、バス、地下鉄、京王線が少しずつ動き出した深夜、夜中の2時過ぎに帰宅したという現実でした。
さらに、最悪だったのは、この地震の影響で福島第一原発が停電し、冷却装置が機能しなくなり、炉心が高温となり、水素爆発が起きた。そのとき、多くの放射能が野外に拡散し、次々に汚染されていったということでした。ここにきて原発の「安全神話」が崩壊。
原発事故が「レベル7」という最悪の状態が起きていました。東京葛飾区の水が放射能に汚染されたいうニュースにはびっくりしました。海にも汚染された放射能が垂れ流された…というニュースもあった。
今、日本の原発54基あるなかで、点検や危険性を考えて49基の原子炉が停止しているそうです(1月14日現在)。
40年以上経っている原子炉もあると、この事故がおきてから、さらに危険性が増して停止をしなければならなくなったものもあります。
そして、この原発によって故郷を追われた人(避難した人)たちは、いまだに避難生活が続いています。
なんともリスクの大きいものと暮していたのか…という現実をおそまきながら知ることが出来ました。さらには「賠償問題」。とうに東京電力での支払いは破綻していて、税金が投入されるのは現実的です。
今後どうなっていくのか。汚染された土地などの除洗が行われていますが、除洗した土をどこで保管するのかも、いまだに決まらず、被害は進行形のままです。「終息宣言」は信じられるものはないと思いました。
(この欄はつづきます)
昨年暮れに今までの入れ歯が具合がわるくなっていました。それでも、診療の初日に、歯医者さんにいろいろ削ったり、曲げたりと調整をしていただき、12月の忙しさの中でだまし、だまし使っていました。
それで「来年直そうと…」と思いつつ帰ってきました。
今年、とうとうがまんしきれずまたしても歯医者さんの門をたたき、再診しました。いろいろみて、やはり歯の具合も、入れ歯の具合もアンバランスになっていましたので作りなおすをことにしました。
まあ、仕方がないことだと思います。身からでたサビです。
これは遺伝なのでしょうかね…。
子どものころから歯医者にいかない年はないほどでした。小学生のころ、町の歯医者さんにバスに乗って行っていました。それも、夏が終わるころ。これから、自然の恵みをたっぷり味わえる季節の前に痛くなった事を思い出します。朝、バスに乗って、治療してその足で小学校へ通うこともありました。
なぜでしょうね…。
人並みに歯ブラシはしていました。
今では、ほっとんど毎年、必ず一度は定期検診のように行っています。家の周りに多くの歯医者さんがあるのは助かりますが…。
入れ歯になって悪い点は「話をすることや食事をするのも面倒になる…」ということ。これは、人が生きていくことで一番大切なことです。それが、面倒になるということは、楽しみをそぐわれているとういうことでしょう。
原因はきっと「タバコ」でしょう。自分でもわかっているのです。今年は「節煙」もしょうかな、と思っていますが。
いまさら、こんな歯が大事な役目を担っていたな、とうことに気づくなんておそいくらいですが。そう思えば、タバコより会話や食事の方が大事なのかもしれません。
それで最近、娘にいの口癖…。
「化粧より、歯をきれいにしておけ…」と。
会話も食事も、人生にとって大事なものを失っていくように思える、歯の悪化は防ぎなさいと思います。もちろん、仕事にも大事な歯です。
◎ことしこそは…の新企画◎紹介◎
今年、2012年からの新企画です。
これは、以前からやってみたいと思っていました。今年こそは…と考えていたのですがなかなか手付かずに終わっていました。
そして、今年こそはと決意してやってみることにしました。
わたしとっては「男はつらいよ」シリーズはほとんど映画館でみる機会がありませんでした。毎年、夏と冬の2回の映画館でみる「男はつらうよ」はよかったのでしょうね。
そして、映画館を出てきっと「これからも頑張ろう」と背中を押してくれる気がしたのではないかと思います。私自身、寅さんが映画のなかで数々の失敗を繰り返しても、それを見守る家族や友だちのすがたには感動します。きっと、今、それが一番、失われていくからそう思うのでしょうね。
毎回、寅さんが旅先で起こすエピソードにはホットさせられます。そこに登場するマドンナとの心の交流が、柴又の家族を巻き込んでいくのを見ていると「家族」のあたたかみを感じます。
また、日本全国での撮影地の景色が懐かしいと思います。古い映画では、すでに同じ場所であっても失われてしまった景色もあるでしょう。それも、楽しみの一つです。
さて、どんな感想が飛び出すか、自分でも楽しみです。
全作品48作品。どこまでやれるか。時間が許す限り続けたいと思います。しかし、がんらいの怠けものすので、約束はできませんが…。無理なく、焦らず、いばらずやっていきます。
できれば、2カ月に1回程度でやっていきたいと思います。ご期待ください。
一日、一日が少しずつですがのびていっているようです。
そんな明るさのなかで、どれだけの笑顔をみることができるのでしょうか。
今年が正念場の1年の始まりのようです。
そうはいっても健康であることが大事。節煙を目標に頑張っていこうと思います。
※読者のみなさま、今年一年よろしくお願いします。ときどき、怠けますが…
*読んでくださった方、ありがとうございました。