日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

少しは働くものに温かい春になって欲しい

2009年03月15日 | Weblog
 3月もなかば…。
 ちまたではワールドクラシックベースボールや春の選抜高校野球の抽選会が行なわれいます。そして、大好きなJリーグも始まりました。それにしても地元のFC東京が2連敗とは悲しい限りですが…)
 やっと温かい春がめぐってくるような日々が近づきました。少しは動きやすくなってきたようです。
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 さて、いつのまにか低支持率の麻生政権がまたもソマリア海域に海軍を派遣していた。イラクへの派遣もお終わり、次に戦争のにおいのする鼻をちがうところにむけた派兵になったかもしれない。これで、その海賊とやらに海員が銃撃で撃たれたらいったいどうするのだろうか…?と思う。不安定政権がこれほど強硬するのには何か理由があるのだろう。
 それでは、その海賊とはいったい何者なのか?
 海賊、盗賊、悪党…とう公式で型にはめてしまっていて、派遣された自衛隊が正義の味方?にみえてしまっているのではないかと思う。マスコミは正義を実行するかのように報道しているが、本当はそうなのか疑問がいっぱいある。
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 以前東京新聞の「本音のコラム」のジャーナリストの堤未果さんがこの「海賊」について書いている。『UNEP(国連環境計画)の職員のニック・ナトール氏は…1990年代初めに欧米の大企業がソマリアの政治家・軍幹部と交わした廃棄物投棄協定について指摘する。内容はそれらの企業が今後ソマリア地域沿岸に産業廃棄物を投棄することを認めるとういうものだ。その後、放射性物質に汚染された地域住民数万人が発病。国連が調査した結果、有害化学物質によるものであるることが明らかになった。海域を汚染する外国企業に生活手段を奪われ、いくら訴えても動かない国連に見切りをゆけたソマリア漁民は自ら武器をとり、やがて「海賊」と呼ばれるようになったいう。…これが海賊の正体か
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 これを、読むと「海賊」の本当の目的は自らの生命を守るためのものであることに気がつく。「海賊」を追い払うには武器はいらないだろうと思う。その産廃棄物を捨てている国がそれぞれ自国で解決すればいなくなるとう簡単なことが方法としてでてくる。わざわざ、自衛対を派兵してまで産業廃棄物をばら撒いていく外国船を護衛することが「正義」だいわれたら日本の国は世界に廃棄物をばら撒いていて、環境破壊を推進している国だと思われても仕方がないと思う。
 今後の行方について報道は追求していって欲しいところである…。
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 今週、毎日通勤している最寄の駅前で国労の組合員が、毎朝ビラ配りをしていた。毎朝そのビラを受け取ってのいた通勤とでした。ビラの内容は、いまだに国鉄民営化でおこった国鉄労働者の問題が解決していないとうことだった。
 内容は22年前「国鉄民営化」にともなって7600人もの国鉄職員が精算事業団に入り、さらに1047人の国労組合んがJRに不採用になったという内容だった。国労側はこの不採用は組合員であるための差別だとう主張を訴えて裁判になった。中労委はこの内容をJR側の採用差別の不当労働行為として認め、速やかにJRに1047人の採用をするように命令した。しかし、JR側は拒否…。それがいまだに解決のみないままきているということだった。
 以前、私にも国労の友人もいたりして大変な時期だった。そしてこの時期、国鉄労働者の多くの自殺が出た時代でもあったことが思い出された。
 時の総理大臣、中曽根康弘は「国鉄民営化によって国鉄職員を路頭にまよわすことはないよう…云々」という記者会見もしたはずだったが、内容は路頭に迷いに迷って22年間…そして今があるということだ。
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 少しはいい春になってほしいものである。
 *読んでくださった方、ありがとうございました。