パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

ジェニファーズ・ボディ★★.5

2016年03月11日 | DVD作品ーさ行
小悪魔のような女子高生に隠された衝撃の真実を描くサスペンス・ホラー。脚本・製作総指揮は「JUNO/ジュノ」でアカデミー賞脚本賞受賞のディアブロ・コディ。監督は「イーオン・フラックス」のカリン・クサマ。出演は、「トランスフォーマー」のミーガン・フォックス、「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド。
あらすじ:アメリカ中西部の田舎町、デヴィルズ・ケトルの高校に通う2人の少女、学校一の美女で自信家のジェニファー・チェック(ミーガン・フォックス)と内気で地味なアニータ・“ニーディ”・レスニキ(アマンダ・セイフライド)は幼馴染だった。ニーディはいつもわがままなジェニファーの言いなりだったが、チップ(ジョニー・シモンズ)という彼氏もいて、それなりに満たされた高校生活を送っていた。
ある夜、ジェニファーとニーディは、インディ・バンド“ローショルダー”のライヴを観に、地元のバーに出かける。会場に着くと、ジェニファーはお目当てのイケメンボーカル、ニコライ(アダム・ブロディ)にアプローチを始める。そんなジェニファーに呆れたニーディは態度を改めるようジェニファーを説得するが、軽くあしらわれる。
ローショルダーのパフォーマンス中、バーで火事が起こる。2人は何とか脱出するが、ジェニファーはショックで放心状態に陥る。同じく難を逃れたニコライがジェニファーを巧妙に誘い、バンドの車に乗せて行ってしまう。ニーディは慌てて家に帰り、チップに助けを求める。
そのころ車中では、男たちに乱暴されるのではないかと不安にさいなまれたジェニファーが、必死に抵抗していた。しかしニコライたちの目的は、それ以上のものだった。バーの火災以降、この町で、若い男の子が無残な死体となって発見される凄絶な事件が相次ぐようになる。それには、日に日に美しさに磨きがかかるジェニファーの秘密が関係していることを、ニーディは知っていた。そしてその魔の手がチップにも伸びていることに気づいたニーディは、町の人々を救うために立ち上がる。(作品資料より)

<感想>ミーガン・フォックスとアマンダ・セイフライドの美女2人が出ているので、WOWOWシネマで鑑賞。これって劇場公開作品です。こうして見比べるとミーガン・フォックスの方がセクシーで奇麗。アマンダはこの間みた「TIME/タイム」で凄く奇麗に洗練されていたけど、この作品ではちょっとメガネっ子でいもっぽい田舎のお姉ちゃんって感じですよね。

物語は、オカルト宗教のような黒魔術に、処女の女を生贄にする儀式で、ミーガンが狙われるのですが、それが処女でなかったがために彼女に悪魔が乗り移るというお話。

それが、ミーガンが悪魔というかドラキュラのようになって、妖艶な色気が漂って男を食いつくし、アマンダの彼氏チップにまで誘惑するということに。
監督が女性なので、どうしてもエロチックなシーンもおざなりだが、アマンダのダサいメガネっ子が初体験をして、次第に大人の女性として奇麗になっていく過程がいいですね。

後半でアマンダが恋人のチップをめぐって、プールの中で行われるジェニファーとニーディとのバトルは、オカルトホラーと古典的な怪奇映画を見ているようで、これは結構見れましたね。このバトルシーンだけでも充分見せ場のシーンになっており、初めは学園ものと思ってたのが、俄然ヴァンパイア映画になって行くのもいいですよね。
ラストは、ニーディが女戦士のようになって悪魔のバンドを地獄に突き落とすため、旅に出るという終わり方も気に入りました。
ラブコメと思って見たのに、悪魔のようなバンパイアになったミーガンに、まだ売れないころの女として磨きがかかってないアマンダの素顔が見れるので、ファンの方にはお薦めです。

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