パピとママ映画のblog

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メン・イン・ブラック:インターナショナル★★★・5

2019年06月19日 | アクション映画ーマ行

ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが地球に生息するエイリアンの監視と取締りに当たる最高機密機関“メン・イン・ブラック(MIB)”の敏腕エージェントを演じて大ヒットしたSFアクション・シリーズのスピンオフとして、MIBのロンドン支部を舞台に贈るシリーズ第4弾。

主演は新たに「マイティ・ソー」のクリス・ヘムズワースと「クリード チャンプを継ぐ男」のテッサ・トンプソン。共演にリーアム・ニーソンと前作「メン・イン・ブラック3」に続いての登場となるエマ・トンプソン。監督は「ストレイト・アウタ・コンプトン」「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイ。

あらすじ:ニューヨークに本部を置く最高機密機関“メン・イン・ブラック(MIB)”の女性エリート新人、エージェントMは、ニューヨーク本部を率いるエージェントOに命じられ、危機に直面していたロンドン支部に派遣される。彼女はそこで、イケメンでチャラ男ながら、ロンドン支部でエースを張るエージェントHとコンビを組むことに。そんな2人はやがて、MIB内部に潜伏するスパイの陰謀に巻き込まれ、次第に追い詰められていくのだったが…。

<感想>地球は、ド派手に裏切られる。地球上に生息するエイリアンを取り締まる最高機密機関“MIB”の活躍を、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズ共演で描き、シリーズ三作品が制作された大ヒットSFアクション「メン・イン・ブラック」の7年ぶりの最新作。

今度はイケメン先輩エージェントと新人エリート女子というMIB初の男女チームが新たなミッションに挑んでいく。主人公の男女コンビに扮するのは「マイティ・ソー バトルロイヤル」でもタッグを組み、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に続く再共演が話題の、クリス・ヘムズワース&テッサ・トンプソン。

また、共演にリーアム・ニーソンと前作「メン・イン・ブラック3」に続いての登場となるエマ・トンプソン。監督は「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイ。

待望の最新作は、豪快さ、ユーモア、スペクタル、そして驚異のビジュアルという「MIB」のあらゆる魅力がアップデートされていた。地球上に暮らすエイリアンが多様化し、彼らを取り締まるMIBも戦力を増強。

ところがそのMIB内部にスパイが潜入するという、あってはならない事態が発生する。そんな危機に立ち向かうのは、優等生タイプの新人エージェントのMと、有能&経験豊富なようで、実は適当なイケメンの先輩エージェントのH。

どうみても息が合わない男女チームの活躍に、興奮と笑いは加速するばかり。お馴染みのガジェットは機能が進化し、エイリアンとのバトルもスケールが拡大。まさに新時代型のエンタメSFアクションがここに誕生。銀河系最大の戦いを繰り広げる快作を堪能せよ!!

新シリーズでも不変のトレードマークである、MIBと言えばブラックスーツとサングラス。本作でもそのスタイルで颯爽と街を駆け抜けるのだ。今回は、ポール・スミスがスーツのデザインを提供。シンプルなスーツをサラリと着こなすエージェントたちの姿はいつ観てもかっこいいのだ。特に際立っていたのが、クリス・ヘムズワースが痩せていて、スタイル抜群なのね、これじゃ、人間の女性だけでなく、エイリアンの女性にもモテモテなのが分かる。

二人が魅せる抜群のコンビネーション。優等生でまじめタイプのMと、腕は確かだがチャラい性格のHはまさに水と油。その場のノリで行動してしまうHに、Mはイライラしてしまう。事あるごとに言い合いになってしまうので、この凸凹コンビにMIBの命運を任せて本当に大丈夫なのか心配です。

思わず欲しくなるスタイリッシュなガジェットの数々。ピカっと光るエイリアンに遭遇した人間の記憶を消す“ニューラライザー”や、スタイリッシュに改良された車や、空を飛ぶ高速バイクなど。

ニューヨークのMIB本部とロンドン支部を繋ぐ地下鉄もMIB仕様であり、地球の国を周るのに、宇宙飛行船のような、ワープをして最短な速度で、見た目も宇宙新幹線みたいでカッコいい。

それにエイリアン戦闘銃“スペースガン”もたくさんあって、愛車ジャガーに隠されてるミラーや、パーツを組み合わせて作るスペースガンなどが、いたるところに隠してある。一つ欲しくなってしまう。青い光線を放ち、エイリアンを倒す新型の“スペースガン”など、かっこいいガジェットに興奮が止まらない。今回は砂漠も吹っ飛ばしてしまう超強力なウェポンが登場する!

特に、エージェントMが、エイリアンのヴァンガスに託される小さい紫色した花ビラの形をしている新兵器は、威力が物凄くて、ほんの少し押しただけでも、もの凄い砂埃と共に、デカイ穴が開きあっと言う間に敵を倒すことが出来るしろもの。

その新兵器を狙って、エイリアンの謎の美女(レベッカ・ファーガソン)。3本の腕を操るクレオパトラのような美女で、冷酷な兵器ディーラーでもある。それが、エージェントHの元恋人なのだ。要塞のような豪華なお城に住み、エイリアンの用心棒タランシアンを傍に置き、敵としてもっとも手強い相手である。その女が、Mからあの紫の花びらのような最大の武器を奪ってしまうのだ。

砂漠の国、そこへエイリアンのヴァンガスを助けにいく2人のエージェントだが、任務の極秘情報が漏れていたことで、MIB内部に裏切りものがいることが判明する。HとMは世界中を飛び回りながら独自捜査を進める。

地球を救った伝説の大物、ハイTのリーアム・ニーソンは聡明であり、歳は取っているが素晴らしい動きでアクションをこなす優れもの。パリのエフェル塔での、エイリアンとの戦いが見ものです。

そして、MIBニューヨーク本部を率いるOのエマ・トンプソン。ロンドン支局の不穏な空気に気づき、Mを送りこむのだが。そのエージェントの中にいるスパイが、意外な人物なので唖然としまうから。どうやら、凶悪なエイリアンに身体を乗っ取られてしまったらしい。

Mが子供のころに、エイリアンのタランシアンと遭遇して、両親はMIBの記憶消去を受けてしまう。しかし、彼女だけが、偶然にもその記憶消却を免れて、ずっと憧れていたMは念願が叶ってMIBの新米エージェントとしてロンドン支局に赴任する。

その時にまだ子供だったエイリアンのタランシアと、モロッコで大人になって強くなったエイリアンのタラアンシアが、謎の美女(レベッカ・ファーガソン)の用心棒になっていた。

だから、本当だったらMはとてもエイリアンとの戦いには勝てないのだが、そのエイリアンのタランシアや、小さいおもちゃみたいなエイリアンの、ポーニィに手助けしてもらい、強くなっていく。そして毎度おなじみタバコとコーヒーが大好物のお調子者エイリアン集団ニーブルたち。

それに、影の主役とも言えるエージェントFことパグ犬エイリアンのフランクが登場する。 可愛い見た目からは想像ができない、厚かましさと皮肉っぽさは今作でも健在ですよ。入り口にいましたね。

やはり「メン・イン・ブラック」というだけあってか、前作の男性2人組の方が魅力があって良かった。女性を入れて悪いというわけではないが、ちょっとイメージが合わないと思う。

地球に潜伏するエイリアンは多種多様。彼らはMIBの施設内だけでなく、人間社会にも変装して溶け込んでいるのだ。殆どは隠れて暮らすだけの無害な存在なのだが、中には人間に危害を及ぼす凶悪なやつらもいるのだ。あなたの近くにも、いるかもしれませんね。ご注意下さいな。

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