パピとママ映画のblog

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ブラッドショット★★・5

2020年07月27日 | アクション映画ーハ行

               

「ワイルド・スピード」シリーズのビン・ディーゼル主演で、アメコミ「バリアント・コミックス」の人気キャラクター「ブラッドショット」を実写映画化したアクション。

あらすじ:アメリカ海兵隊員のレイ・ギャリソンは、何者かの襲撃を受けて妻ジーナとともに拉致され、襲撃の首謀者マーティン・アレックスの手によって妻を殺されてしまう。自身も撃たれて生死の境をさまよったレイだったが、とある組織のナノテクノロジーによって蘇生に成功。記憶を失ったものの、体中の血液が生物工学ロボット「ナナイト」に置き換わり、圧倒的なパワーと回復能力を持った超人へと生まれ変わる。やがて、あることがきっかけで妻を殺された記憶を取り戻したレイは、愛する妻を殺したマーティンを見つけ出し、復讐を果たすが……。

<感想>『ワイルド・スピード』のヴィン・ディーゼル主演による、生死を彷徨った兵士をハイテク義肢等で超人に蘇らせる、RST社の開発した血液内のナノマシン「ナナイト」で驚異的なパワーと、回復能力を持って蘇ったレイを演じている。まるで「ウルヴァリン」のような、血液中の生物工学ロボットが、人体の傷を瞬時に修復してしまうという、トンデモ設定は、いかにもアメコミ原作という感じがした。

だが、生半可な化学的な説明や、ワサワサと動く血中ナノロボットを、可視化させる欲張りな描写が作品世界のリアリティをぼかしてしまい、内輪もめに始終する物語の方も盛り上がりに欠けている。

もはや見どころはCGとアクションだけであり、、そちらはハリウッドのお家芸なので確かに凄いといわせるだけはあった。だが、全体的に、今までのアメコミ実写化よりは、新鮮さがなかった。

タイトルに恐ろし気な想像を掻き立てられが、いざ始まってみると、マッチョな主人公とその周辺人物のキャラクター設定は、美女がいて悪役のガイ・ピアーズがゲス過ぎる怪演をしていたのだ。しかしヒロインのタルラ・ライリー。もう一人は『アリータ: バトル・エンジェル』で、殺人サイボーグを演じていたエイザ・ゴンザレスと可愛い。

ヴィン・ディーゼルの魅力は満載であり、今回は復讐心を燃やす内相的な役で、あまり輝きが見られなかった。とはいえ、義体による身体機能拡張のギミックや、エレベーターシャフトでの重力を利用したソリッドな戦闘描写は、ビデオゲーム出身で視覚効果に関わってきた監督なので、力量が発揮されており、娯楽アクション映画としての見どころが最低限押さえていると思う。

ストーリーにも目新しいアイデアがなく、予想通りに展開して終わる。ただテクノロジーを駆使したヴァーチャルな映像世界を楽しむにはいいかも。その分、アクション映画に特有の俳優の肉体が発する熱は極めて低いのであり、ゲーム画面を見ているようだった。ところが、記憶を失っていたものの、そこで知り合った同情的な女性兵士KTと会話していく中のふとしたキッカケで、記憶に残る妻の仇の顔を思い出し制止を振り切ってぶっ殺しに行き成し遂げます。

ところがその記憶は、都合良くRST社社長ハーティング(ガイ・ピアース)が、レイに消させたいヤツの顔を記憶操作して実行させていただけで、実際の妻も生きており、5年前には自分が失踪しており妻は家庭を持っていましたとさ。

ストーリーはミステリーの構成で面白かったのだけど、別にそんなことしなくてもという印象が深い。それと、両手の機械をつけた敵が、4本の腕を活かしきれてない感じがした。2本の腕で主人公の腕をつかんで、残りの二本でボコボコにすればいいのに、そんな場面もちょっとあったけど、結局はロボット再生で生き返るという。

全体的にメカデザイン等非常に凝っていたし、肉体再生のシーンなどのCGやアクションもなかなか見応えがありましたね。設定面が攻殻機動隊やユニバーサルソルジャーといった、既視感あふれる感じなのが逆にアクションシーンを集中して見られたのかもしれません。最近の見る映画が少なかったので、仕方なく鑑賞した。

 

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