風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

被爆樹木パンフルート調律

2016-01-08 | 被爆樹木のパンフルート

被爆樹木カイヅカイブキの木のパンフルート12台の調律に入りました。

   

 冬場はミツロウが固いのでストーブの脇で温め柔らかくして使用いたします。

長めにとってあるパンフルート管の底にコルクと予備的ミツロウを詰めて、それぞれの管の音程に届かないところで

止めてある状態のものを鳴らして音程を確かめすぐ下までもって行きます。

新作第一回目の調律では曲が吹けるレベルにまで達する必要はなく、とりあえず一番強く吹き込んだ時にチュウナー

針がレベルを超えない程度で止めておきます。

この状態でしばらく置いてなじませた上、曲合わせで丁寧に調律して完成させます。

   

 

風の音パンフルート製作工房では自然とともに音作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。