ぶらぶら人生

心の呟き

三日見ぬ間の桜

2018-03-28 | 身辺雑記
3月28日

『三日見ぬ間の桜』
とは、よく言ったものだ。
25日、買い物に街へ出たときには、
桜の枝は、まだ寂しかった。

今日の午後、河口の部屋に戻るため、
戸外に出て驚いた。
小学校、中学校周辺を始め、
視界は、淡い桜色に染まっている。
花咲か爺さんが、
一夜に花を咲かせたのかしら?
開花のプロセスを楽しむ暇させなかった。

天候の異変が、全国的に、桜の開花時期を早めたらしい。
政治は変えられるはずだが、
四季の巡りは、自然の成り行きに任せるしか仕方ない。
人間の叡智をもってしても、どうにもならない。




アマリリスは、
朝一つ、昼前にもう一つ開花した。
白い花が咲くはずの鉢には、
やっと緑がのぞき始めたばかり。





庭に、ニラバナが咲き始めた。


河口の部屋に戻り、
また、規則正しい生活を始める。
高所の窓から春を眺めながら……。



夕食前、自室から夕月を眺める。



夕食後には、南廊下の窓から、落日を眺める。
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佐川氏の証人喚問

2018-03-27 | 身辺雑記
3月27日

午前と午後、
参議院と衆議院で、
森友問題に関する
佐川宣寿氏(財務省の前理財局長)の
証人喚問が行われた。

国民の多くが疑問や不信を抱く点に関し、
全く解明されなかった。

闇は深まるばかりである。
文書改竄は、何の目的でなされたのか。
一連の政治的ドラマは、老女にさえ想定できるのに、
証人喚問では、解明されないまま幕引きとなった。
モヤモヤは募るばかり。

いつの世も、こうであったか?
情けない時代を生きている感じがする。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

家の窓辺近くに置いたアマリリスが、
赤い大きな蕾をツンと伸ばしている。
開花間近。



庭に出てみると、落葉樹の新芽がのぞき始め、
土の上にも、植物の命が芽生えている。

春の到来にも、道筋がある。



高く伸びた杏子の枝に咲き残る花。
大方は散って、若葉が日に日に目立っている。



咲きそろった沈丁花。
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庭の春を惜しむ

2018-03-26 | 身辺雑記
3月26日

庭の春は、過ぎ去ろうとしている。
薹の立った蕗を切り取り、
カラス皿に載せて、
行く春を惜しむ。
他の花も添えて。



杏子は、花から葉へ移りつつある。
今なお咲き誇っているのは、
幣辛夷の花。




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菜の花畑

2018-03-25 | 身辺雑記
3月25日

買い物のため、バスで街に出る。
イオン前で下車。

予定外のことであったが、
散歩を兼ねて、
昨日開店したはずの『もち吉』に寄ってみた。
(以前から、『もち吉』のお菓子は気に入っている。)

お店は、お客さんで混み合っていた。
入り口で、<いなりあげもち>が振る舞われた。
小さな紙コップに入れて。
お餅好きには、くせになりそうなお味であった。
お餅の質はもちろん、いなりの味付けがよく吟味されており、
二つの取り合わせが、絶妙であった。

試食の<いなりあげもち>のほかに数品を求め、
開店のサービス品までいただいて、
イオンへ引き返した。

途中、「日替わり定食」の看板を見て、
初めての食事処に入ってみた。

二種類の中から選べるようになっていたので、
私は、いまだ食したことのないホッケ(𩸽)を選んだ。

(ホッケの定食)


焼き魚のホッケは、
癖のない、さっぱりしたお味であった。

お店の中は意外に広く、
利用客も多かった。
気取りのない定食は、
家庭的な味として喜ばれるのだろう。

食後のコーヒーをいただきながら、
広いテーブルの上で、
手紙を一通書き、イオン前のポストに投函した。

買い物を済ませて、タクシーで帰る。
街へ出るとき、車窓から眺めた菜の花を思い出し、
途中、車を止めてもらった。
農道を挟んで、両側の田圃が黄に染まっている。
下車して、休耕田に植えられた菜の花を眺めた。

今日は、黄砂のせいか、
空気は決して爽やかではなかったが、
ひととき、春らしい風景を楽しんむことができた。






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辛夷の花

2018-03-24 | 身辺雑記
3月23日

レストラン<とみ>に、昼食の予約電話をしたあと、
民生委員のTさん宅に電話した。

お家の庭に辛夷の木があることを、
昨年、伺った。
早速、行ってみたが、
探し当てることができず、
辛夷の大樹に会うことができなかった。

そもそもTさんのお家の場所を知らない。
今年は失敗しないように、
電話で、位置を確認することにしたのだ。

土地勘が鈍く、説明を受けたくらいではよく分からない。
<とみ>へ行く途中、灯台へ入る道のあたりで
電話して、訪問することにした。
(民生委員として、独居老人の相談役となってくださる方であり、
自宅の電話番号、携帯の番号など記したメモをいただいている。)

国道から近いお家であった。
電話をすると、すぐ出迎え、
<辛夷大樹>の元へ案内してくださった。

舗装された細道を上った台地に、
大樹は亭々と立っていた。
見事に花をつけている。

雉が鳴いていた。
久しぶりに聞く雉の声は、
妙にもの寂しかった。

(雉は、年中鳴くのだろうか?
と書いたのち、辞書と歳時記を調べた。
雉は春の季語。
<春は雄がケーンケーンと鳴いて
雌を呼ぶ恋の声を放つ>
と、記してあった。
雉は国鳥ということも知らなかった。)

鶯の声は、聞こえなかったが、
Tさんの話によると、
しばしば囀っているようだ。

国道を少し入っただけなのに、
のどかな里の趣である。

三好達治の詩句「こぶしの花は天上に」を口ずさみつつ、
枝を大きく広げた大樹に、
軽やかな風情で開花した、無数の花を眺める。










辛夷の花に会わないと、
春を迎えた気になれない。

過日、土筆を見に出かけた折、
花をつけ始めた小木は見た。
が、Tさん宅の辛夷の見事さには遠く及ばない。

山口市のパークロードや図書館脇には、
幾本もの辛夷のあることは知っている。
そして、山口線の三谷周辺の山々には、
山を白くして花をつける辛夷のあることも。
だが、花期にあわせて出かけるのは難しい。

今年は、Tさん宅の辛夷で大満足!
秋、赤いゴツゴツした実をつけるころ、
また、樹下に立たせてもらうことにしよう。
元気でいれば、の話であるけれど。

Tさんから、お土産に<新わかめ>をいただいた。
お世話になるのは私の方なのに、
手土産もなく出かけ、申し訳なく思う。

早速、夕食に、海の香りと共に、美味しくいただいた。
今日は、私の<好日>。
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木の花(木蓮・山茱萸・椿)

2018-03-24 | 身辺雑記
3月23日

木が好きである。
木の花も好きである。

人界にあっては、
人を傷つけたり、
傷つけられたり、
時に、もの悲しいことに遭遇する。

木も花も、私の心を傷つけたりしない。
私の愛にも、無関心であろう。
それでも、木が好き。
木の花が好き。
野草も好き。
野草の花も好き。

以下は、今日の散歩で出会った木々の花。

白木蓮






紫木蓮




山茱萸




椿







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姉妹椿

2018-03-24 | 身辺雑記
3月23日
<散歩帰りに、Kさん宅の跡地に咲く椿を眺めて>

Kさんが他界されてから、幾年が経つのだろう?
そして、Kさんのかつての住まいが解体されて、
幾年が過ぎたのだろう?

住居の跡は更地となり、
その奥には、今も椿の木が花を咲かせている。


その白い椿
(自然のままに繁っている)


私の家の白い椿
(毎年、庭師のOさんに、狭い庭にふさわしく剪定してもらっている)

上の二本の椿は姉妹のようなものだ。
というのは、私の家の裏庭にある椿は、
元はと言えば、Kさんが母に届けてくださったものである。

椿の花の、純白な美しさに惹かれ、
私は、花の終わった後、大きな鉢に枝をさしておいた。
それが見事に根付いたのであった。
植え替えは、庭師のOさんにしていただいた。

私が仕事を辞めたのは、平成元年の3月末。
母の死は、平成4年の夏だから、
Kさんが椿の花を持って、
母を見舞ってくださったのは、
平成の2年か3年の、今の時期なのであろう。

この椿が咲くと、必ずKさんを思い出す。
純白の椿の花のように美しい方であった。
終生おひとりで、歌やお茶を嗜んでおられた。

一度だけ、施設に入っておられるKさんに、
庭の椿を届けたことがある。
それから幾年が過ぎたのだろうか?

姉妹椿は、それぞれに健在である。
Kさん亡き後も、椿は咲いている。
私の残生も残り少ない。
椿は、伐採されない限り、
私がいなくなっても咲き続けるであろう。

姉妹椿は、互いに無縁の存在であるかのように、
同じ町内に生き続けることだろう……。
<以上は、姉妹椿の物語
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土筆

2018-03-23 | 身辺雑記
3月23日

家近くで土筆を探すのは、
今日が初めてであった。

近年、春先に土筆を探す場所として、
決めている一つは、中学校の土手である。
幾株も植えられたツツジの下に、
疎らではあるけれど、
見つけることができる。

今日、<とみ>に向かう途中、
ツツジの樹下をのぞくと、
ひっそりと、土筆はのぞいていた。









春になれば、どこにでも土筆が生えるわけではない。
生えても、「群がる土筆」と「疎らな土筆」とがある。

土壌に関係があるのだろうと思いつつ調べてみると、
土筆の好む場所は、湿気の多い酸性土壌とのこと。
漠然と探していても無駄なことだと分かる。
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テントウムシとハナニラ

2018-03-23 | 身辺雑記
3月23日

<とみ>からの帰途、
桜の蕾の膨らみ具合が気になり、
中学校の校門から入り、校庭の側を通った。

老木の梢は高く、蕾の仔細が分からない。
が、校庭周辺の桜は若木なので、
間近に蕾を観察できる。



まだ固いものが多いけれど、写真の蕾はすでに花色をのぞかせている。
この状態から開花まで、幾日を要するのだろう?
4、5日といったところだろうか?

国道に引き返さず、近道をした。
最近は、危険のある急坂を上り下りするのはやめていたのだが……。

自力を過信するのは怪我のもとと思いつつも、
どこかに、<まだ大丈夫>という気持ちがあって、坂道を上った。

そのおかげ(?)で、いち早く咲いたハナニラを見かけたし、
二匹のテントウムシに出会うことができた。

多くの人々には、どうでもいい眺めなのだろう。
が、私にとっては、みんな友だち。
会えて嬉しいのだ。






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<とみ>にて

2018-03-23 | 身辺雑記
3月23日

昨夜から、
今日のお昼は、<とみ>へ行って、
食事をしようと考えていた。

往復とも散歩し、
木々の花との出会いも
楽しんでこよう、と。

風のない穏やかな春日和であった。
ためらうことなく出かけることができた。

レストラン<とみ>では「刺身定食」をいただく。
食後のコーヒーも。





<とみ>からの眺め。


河口の部屋からは、
<とみ>の位置をたやすく確認できるのに、
逆に、施設の場所を<とみ>の窓から想像するのは、
いつものことながら難しい。

レストランとの往復に加え、辛夷を見にT家を訪問、
坂道を登ったり下ったりしたので、
6000歩近く歩くことになった。

(木々の花については、改めて書くことにする。)
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