3月31日
3月は、お彼岸の後、好天の日が多かった。
ぐんと気温も上がって。
今日も一日中、お花見日和。
午後、河畔の桜並木を歩き、<うつわ>まで散歩するつもりで出かけたが、バスの中で気分が悪くなった。
車中が暑く、空気が澱んだ感じがして。
イオン前で下車。
店内を歩いていても気分がすぐれず、早々に外に出る。
<うつわ>行きは諦め、曙橋の上で深呼吸を繰り返した。
ひと時の不快は薄らいだので、下流の桜を眺めつつ歩き、<ヨシヤ>でひと休み。
部屋に戻って血圧を測ってみた。
やや低めながら、異常な数値ではなかった。
周辺のわずかな変化(車中の気温など)に、体が順応できないのも、老いによるものかもしれない。
次第に気分が落ち着き、
詩集『清岡卓行』(現代の詩人6)を読む。
清岡卓行の作品といえば、芥川賞受賞作
『アカシヤの大連』(1970年)を読んだだけで、詩集は持っていても、詩を読んだことはなかった。
(また後日、詩についての感想は書くことにしたい。)
大阪の妹から、体調の様子を知らせるメールが届いた。
退院後も左手指の恢復は思わしくないようだ。
帯状疱疹は、本当に厄介な病気だ。
私も79歳のときに患った。
それを境に、急に老いが深まった感じがしている。
生活に支障はないものの、しばしば左坐骨のあたりに不快を覚えるし、左足の神経がしばしば異常を訴える。
熊本の姪からは、LINEメールが届いた。
姪は一家で妹宅に帰っていて、妹夫婦や甥一家と住吉神社の花見に行ってきたと、写真も添えてあった。
考えてみると、今は春休みだ。
昔は楽しみだった<春休み>も<夏休み>も、私の生活からは消えてしまっている。
自身の老い、妹や身近な人の病など、気になることはたくさんあるけれど、なんとか無事に3月を生き抜くことができた。(早くも、2018年の4分の1が過ぎた。)
朝に夕に美しいお日さま、お月さまを眺めて。
朝日
夕陽
7時前の月(13夜)