ぶらぶら人生

心の呟き

草花舎(海田曲巷『こころうた展』)

2016-06-05 | 草花舎の四季
 草花舎で開催中の、<海田曲巷『こころうた展』>に出かけたのは、5月30日だった。
 作家の海田曲巷さんにも、お会いすることができた。
 作家の在廊は、28、29日と記してあったので、お会いできるとは思わなかった。

 「常に自然体で茶の湯を楽しむ茶杓師、海田曲巷さん」と、草花舎からの案内状に記されていた。
 初めてお会いする方であったが、昔からの知己であるかのような印象を受けた。

 私は、常識や形にとらわれることが嫌いで、自己流を貫いて生きてきた。
 作法や流儀が性に合わず、概して、<○道>と名のつくものを好まない。

 したがって、「茶杓展」というのも、初めてであった。
 が、今回の『こころうた展』では、茶杓の一つずつに、作家の感性の豊かさ、心眼の奥深さが感じられて、鑑賞を楽しむことができた。
 それは、他の作品にも、同じことがいえる。
 また、<書>の、飄飄乎とした味わいがいい。

        

        

        

        

        
            <今回は「恩送り」という茶杓ヲ削りました>
             と、ご本にからの案内状にあった作品

            「恩返し」ではなく「恩送り」という発想が面白い。
                その他の命名も、文学的。

        

  

  

        
            尺八で、自作の「ほたる」を演奏してくださった。
            その曲調は、少々もの哀しげであった。

            父が若いころ(私の子ども時代)、尺八を吹いていた。
            尺八で音を奏でるのは難しそうだ、と感じた記憶がある。
            
             

     

     



           草花舎の庭には、色とりどりの花が咲いていた。
                (以下は、その一部)
       

       

       

       

       

       
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